“事前”報告書(に、なるはずだったもの)

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これねぇ、サンドボックスⅡじゃないと動かないんですよねぇ、リンクの都合上。

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生体反応を検知しました。

警告: これ以降、収容プロトコルに規定される時点までこの報告書の閲覧を中断することはできません。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 当報告書の不要な閲覧は禁止されています。この報告書を閲覧する際は関連付けられている記録を最低1つ同時に閲覧して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは閲覧した職員に「異常性を持っている」と認識される報告書です。SCP-XXX-JPの作成に関与した職員の当該報告書、及びそれに記述されるオブジェクトに関する記憶はSCP-XXX-JPの作成完了から最短で6時間以内に失われます。また、当該文書を編集した記録が職員の端末から見つかった事例は存在しません。

SCP-XXX-JPについて記述した報告書はSCP-XXX-JPの新たな個体として機能します。この報告書はSCP-XXX-JPの全ての異常性を引き継ぐことが確認されており、現在確認されているSCP-XXX-JPの個体は連鎖的に発生したもので突発的でないものとされています。

SCP-XXX-JPに接触した職員は漠然とその異常性を主張し、異常物品としての報告書を作成します。これらの報告書とそれを作成した職員の全てに共通して閲覧したSCP-XXX-JPの内容と記述されたオブジェクトについて、存在が確認されないことを理由に軽視する、あるいは無視する傾向にあることが挙げられます。複数のSCP-XXX-JPが存在したにも関わらずそれらの関連性に関する研究が積極的に行われなかったことの原因として、曝露した職員のこの傾向が指摘されています。これはSCP-XXX-JPが連鎖的に発生した一因であると考えられています。

現在の収容プロトコルは実験的に明らかとなった上記の異常性への対抗策をもとに制定されています。異常性を持った一連の報告書をそれぞれの関係を明示された状況で閲覧することで曝露者への精神影響を概ね無力化可能であることが確認されており、これをミーム対抗措置と制定します。

以降参照されるSCP-XXX-JPに割り当てられたオブジェクトナンバーは現在その全てが失効し、既に他のオブジェクトに割り当てられています。混乱を避けるため、編集された文書を記録しています。

対ミーム措置に基づいてSCP-XXX-JP全文を閲覧

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