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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは2m×2m×2mの、防音が施された不透明な強化ガラスの水槽に収容して下さい。水槽は海水で満たし、一週間に一度海水を交換して下さい。またその水槽は、2.2m×2.2m×2.2mの空の水槽の内部に収納して下さい。オブジェクト周辺にて言葉を発してはいけません。SCP-XXX-JPは常にカメラで監視し、その組成に変化が起こった場合は██博士に報告して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは、体長30cmのアノマロカリスの形をしたオレンジ色のガラス細工です。食料、呼吸を必要とせず、現在考えられているアノマロカリスの動き方で常に海水中を泳ぎます。
SCP-XXX-JPの材質はガラスですが、オブジェクトは全身を自在に動かすことが可能です。計測したところ、最速で時速4kmを記録しました。また、オブジェクトの温度は周囲の海水の温度に依存しますが、体内部の粘度は700度の切子ガラスと同様であることが確認されています。オブジェクトは体内の柔らかいガラスを動かして外部の固いガラスを動かし、それによって泳いでいると考えられます。
SCP-XXX-JPの異常性は、オブジェクトにカラス、グリス、照らす等の二文字目がラ行かつスで終わる三文字の言葉三文字目がスで終わる三文字の言葉を画像と共に教えた際に発現します。オブジェクトはその教えられた言葉の現物の姿を獲得し、望むときに変化を行うことが可能になります。また、アノマロカリスとしての姿に他の姿の概念を掛け合わせることも確認されています。
SCP-XXX-JPが変化を行う際にはオブジェクトの周囲の海水が減少します。変化した後のオブジェクトに本来持ち合わせていなかった元素が使われていることから、オブジェクトは海水から元素を回収していると思われます。
補遺4: SCP-XXX-JPは██県に存在した日本生類総研研究所に財団エージェントが突入した際に発見されました。担当研究者と考えられる者は既に逃亡していました。オブジェクトの水槽には次のメモが貼られていました。
研究途中 あらゆる環境に適応するアノマロカリス
水圧、水流、電流、加熱等の変化を加えても適応する様子なし。カンブリア紀の再現はまだ遠い。
補遺5: オブジェクトの異常性は、日本生類総研研究所からオブジェクトを移送する際に明らかになりました。オブジェクトの水槽の前にカラス(Corvus)が飛来した時、エージェント・██がこれはカラスか、と呟いた瞬間にオブジェクトは水上にてカラスに変化、飛翔しました。このことから、オブジェクトの異常性が発覚しました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4252265 (15 Jun 2018 17:48)
ベンチャーコンテスト出品作『怒りの日、あるいは歓喜の歌』が低評価により削除されたので記事を新しくして再エントリーします
拝見いたしました。
まず始めに、このSCPオブジェクトには危険性が全く感じられないためEuclidやSafeとするのはやや力不足かと思います。少し特異性のある生物として一般の研究所で調べていてもおかしくありませんし、わざわざSCP財団が研究するまでもないと思います。 自分の考察力が足りず誤ったことを指摘してしまいました、申し訳ありません。
以下気になった点
"体長5cmほどのSCP-XXX-JP-1を3体産み出しました。" とするのはどうでしょうか?
「動き回るガラス」だけならまだしも、「様々な物体への変異」があればオブジェクト指定を受けるには十分でしょう。危険性も認められなくはないですし、異常性としても民間に存在しても良い領域は超えています。
最初からEuclidでいいはずです。生き物、それもガラスという壊れやすい材質、自己変異能力を持ち合わせます。収容手順はそれなりに複雑で、研究対象としての価値があります。
さて、説明一文目での「ガラス製アノマロカリス」という説明は科学的であるとは言えませんね。実際にはアノマロカリスではないのでそれを模したと思われるガラス細工、またガラスであるなら普通は身体を動かすと割れてしまいますからその辺りへの説明も必要です。
わざわざオブジェクトを出す必要性、上二桁のみの検閲の意味が不明瞭です。
初見のオブジェクトの異常性ですから、予想して避けろというのも無茶な話だと思います。
批評ありがとうございます
お二人の意見を参考にして改訂を加えました