SCP-XXX-JP 永遠に覚めぬ夢
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設定練り直し、全範囲書き直し案件入り

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aとされている書物は全て発見次第、焼却してください。また、自然発生したSCP-XXX-JP-Aを発見するため、定期的に職員が全国の書店へ赴きます。
 SCP-XXX-JP-Bと思われる人が緊急搬送された場合、付近の財団施設に運び、その関係者全員にクラスB記憶処理を行ってください。基本的にSCP-XXX-JP-Bが目を覚ますことは無いとされていますが万が一目を覚ました時のために、処理した記憶はSCP-XXX-JP-Bが何らかの理由で死亡するまでアーカイブとして保管しておいて下さい。SCP-XXX-JP-Bには生命活動に必要なものを投与しますが、目を覚まさずに1年が経った場合、薬物で死亡させて下さい。

説明: SCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JP-AとSCP-XXX-JP-B、SCP-XXX-JP-Cからなるオブジェクト群です。SCP-XXX-JP-Aは20██年█月██日に███によって出版された、「正しい安眠法」という本です。この本は全192ページで、本を開いた人はSCP-XXX-JP-Bとなります。この本は既に販売が終了していますが、日本全国の書店で不定期にSCP-XXX-JP-Aがランダムに自然発生するため、被害は現在進行形で増え続けています。
 SCP-XXX-JP-Bとなった人は、次に眠った際にとある夢(以下SCP-XXX-JP-C)を見ます(インタビューログ参照)。SCP-XXX-JP-Cの中で、さらに眠ってしまうと夢からの脱出が不可能になることが確認されています。財団が確認しているもののみで、SCP-XXX-JP-Bとなった人の数は████人、この中で夢からの脱出に成功した例は██人となっています。

補遺1: 元SCP-XXX-JP-B-██へのインタビューログです。SCP-XXX-JP-Cの記録史上初の脱出者とされています。

対象: [データ削除済1]
インタビュアー: ██博士

<ログ開始>

[データ削除済]: 何だ、いきなりこんな良く分からん所に呼び出しやがって。お陰で今日行く予定だった[編集済]のライブに行けなくなったじゃねぇか。

██博士: まあそんなに怒らないで下さい。今日は貴方が見た夢の被害者を減らす為の大切なインタビューなのですから。それに協力して下さったら報酬も渡すと言ったでしょう。

[データ削除済]: チッ、仕方ねぇな。

██博士: では、始めますね。まず1つ目、貴方はいつ、どこであの本を買ったのですか?

[データ削除済]: そんなの覚えてねえよ。ただ、いきなり目に入ってきて一目惚れだったのは覚えてる。今考えると、あれが俺を夢に誘ってたんだろうなぁ。

██博士: ありがとうございます。では2つ目、貴方はどのような夢を見ていたのですか?覚えている範囲内で良いのでお願いします。

[データ削除済]: そうだな…まぁまず気付いた時は白くて濃い霧の中に居た。このころはまだこれが夢だと気付いていたから違和感は感じなかった。ただ、一歩も動けなかったのは驚いたよ。

██博士: なるほど、続きを。

[データ削除済]: 数十分程して霧が消えてきた。霧が完全に消えた後、何て言うか…天国と地獄を混ぜた良く分からんものが見えてきたんだ。

██博士: もう少し詳しく説明できますか?

[データ削除済]: 上手く説明はできねぇが、遠く向こうに大都市が見えるようにそれがあったな。んで、絵に描いたような天国と地獄がそこにはあった。それがくっきり真ん中で境界を引くように2つあった。これで良いか?

██博士: ありがとうございます。その後どうしました?

[データ削除済]: とりあえずそれに向かって行った。そうしたら、田舎にあるような小さい駅が現れた。いや、本当に虚空からポンっと現れるように見えたんだ。

██博士: 慌てなくて良いですよ。

[データ削除済]: うん、そうだな…[深呼吸]じゃあ続きだ、その後駅に入ったんだ。駅名は…確か南境森駅2だったはずだ。

██博士:前後の駅名は覚えていますか?

[データ削除済]: えーと…天ヶ原駅獄ノ坂駅3だったはずだ。それでだ、獄ノ坂駅側から2両編成の電車が来た。それに引き付けられるように乗っちまった。

██博士: それは比喩表現ですか?それとも…

[データ削除済]: なんかな、自分の本能がこれに乗れと叫ぶんだ。てかこれ関係あんの?

██博士: 聞けることは全て聞いておきたいのですみません。では、続きを話して下さい。

[データ削除済]: それで何分か経った後、いきなりアナウンスが入った。「本日は、天地連絡線4に御乗車頂きありがとうございます。次は、天ヶ原、天ヶ原です。」さらにその後、電車が止まった。ちゃんと天ヶ原駅だったよ。んで、また引き付けられるように電車を降りた。駅を出た後、目の前にあったのはなんだったと思う?自分の家だ。思わず中に入るところだったよ。

██博士: その家はいつ頃の家でした?

[データ削除済]: いつ頃も何も、今も住んでる家だったぞ。まあ続けるが、その家の誘惑を振り切ると、今度はまた駅に引き付けられた。あとはこの繰り返しだ。電車に乗って、また家に誘われて、それを振り切ればまた駅に引き付けられて…5、6駅程耐えきって、もう心が限界という時に、また森へと帰ってきた。もちろん、電車でな。

██博士: その駅名は?

[データ削除済]: 北境森駅5だ。別にこの時は誘惑されなかったが、完全に自分の興味で降りちまった。それで目の前にあったのは、家ではなく最初の森に似た森だった。その時には、もう日が暮れていたよ。最初は朝だったのにな。その後白い霧に包まれて、気が付いたらここに居た。

██博士: 1日で脱出したのですか?1ヵ月の間目を覚まさないという話でしたが…

[データ削除済]: そうなんだよ。ビックリだろ?

██博士: とりあえず、今回のインタビューは終わりです。ありがとうございました。

このインタビューによって分かったことも多いが、疑問点も浮上した。これから実験を行い、疑問点を解決していきたい。
-██博士

補遺2: インタビューの後、いくつかの実験を実施しました。これらはその報告です。

実験XXX-JP-1
対象: D-8101
実験方法: D-8101にSCP-XXX-JP-Aを見せ、開かないように伝える。
実験結果: D-8101は開かなかったが、開きたいという欲求を伝えた。

実験XXX-JP-2
対象: D-8102、D-8103、D-8104
実験方法: それぞれのDクラス職員に適当、かつ別々のページを開かせる。その後自然に眠らせ、1ヵ月間観察する。なお、SCP-XXX-JP-Cからの脱出方法は伝えない。
実験結果 全員が別々のページを開いた。その後、問題無く全員が眠り、1ヵ月間目を覚まさなかった為、薬によって終了させた。

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