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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-1と-2は、それぞれ個別の低危険物収容コンテナ内に収容されます。実験を行う場合、セキュリティクリアランスレベル3以上の研究員三名に許可を取ってください。また、Dクラス職員以外はSCP-XXXX-JPに接触しないでください。 SCP-XXXX-JPは無力化されました。詳しくは事案記録XXXX-JPログを参照してください。現在はサイト-8181の食堂の角に設置され、全職員が演奏することができます。
説明: SCP-XXXX-JPはベーゼンドルファーの88鍵盤のグランドピアノであるSCP-XXXX-JP-1と、ピアノチェアであるSCP-XXXX-JP-2で構成されます。その組成は非接触式検査により、ともに一般のものと同一であることを示しています。
SCP-XXXX-JPは、3段階に分かれた異常性が存在します。異常性はSCP-XXXX-JP-1に接触することで第1段階に移行し、活性化します。SCP-XXXX-JP-1に接触した人物(以後演奏者と表記)は、演奏衝動に駆られます。この衝動は記憶処理または5分以上の隔離により除去が可能です。演奏者が第1段階に移行した状態でSCP-XXXX-JP-2に着席することで異常性は第2段階に移行します。SCP-XXXX-JP-2がその場にない場合、異常性はそこで非活性化します。第2段階に移行した時点でSCP-XXXX-JPと演奏者への物理接触は不可能になります。第1段階に移行していない状態でSCP-XXXX-JP-2に着席しても、異常性は発揮しません。
第2段階に移行すると、譜面台に様々なピアノ独奏曲の楽譜がランダムに出現します。この際、演奏者のピアノの連度によって難易度が増減する傾向が見られます。練度が低い、またはそもそもピアノをやっていない場合、簡易な曲1となり、逆に練度が高い場合、非常に複雑で演奏困難な曲2になります。曲の難易度が上昇するほど、フランツ・リストの曲が選曲される傾向にあります。演奏者は楽譜を手に取り、全ページを読み終えると、演奏に移ります。この手順は演奏者すべてが例外なく行います。演奏が上手くできなかった場合、異常性は第3段階に移行します。演奏が成功した場合は、楽譜が拍手をするような動作をした後に消失し、新たな楽譜が出現、演奏者が疲弊して演奏が不可能になるまで繰り返されます。
第3段階に移行すると、SCP-XXXX-JP-1の屋根と前框、側板に鋭い「歯」が出現し、構造上不可能な湾曲をして演奏者を捕食します。捕食された部位は消滅し、GPS等も反応しなくなります。演奏者が完全に捕食されることでSCP-XXXX-JP-1の「歯」と楽譜が消失し、異常性は非活性化します。
SCP-XXXX-JPは、20██年のフランツ・リスト国際ピアノコンクールにて、「演奏者がピアノに食べられた」という通報から存在が発覚、警察に潜入していたエージェントによりその場に居合わせた審査員や観客等にはクラスB記憶処理が施され、カバーストーリー「不慮の交通事故」が適応され、メディアには箝口令が敷かれました。その後、回収に訪れたエージェント・██がSCP-XXXX-JP-1に接触したことにより異常性に発露、SCP-XXXX-JP-1に捕食されたことにより異常性が発覚、収容に至りました。
補遺: SCP-XXXX-JPは、20██年██月█日に発生した事案XXXX-JP以降、無力化されました。詳しくは事案記録XXXX-JPログを参照してください。
事案記録XXXX-JP以降行われた調査により、Neutralizedに再分類されました。なお、なぜ異常性を喪失したのかについては不明なままです。しかし、調査中に以下のメッセージが書かれた異常性のない紙がSCP-XXXX-JP-1内に出現していました。
Wir erkennen Sie als transzendentalen Pianisten an und geben unsere Zugehörigkeit und unser Eigentum an Bosendorfer zu. _Transcendence Art Union verantwortlich für Klavier Franz Liszt
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6717718 (07 Nov 2020 15:59)
このまま投稿されたらNVかDVします。
要素が浮いており、上手く活かせていない
この記事は強いコンセプトを基に作成されていないため、結果的に浮いた要素が生まれています。
この記事のコンセプトを考えてみましょう。
大別するとこの6つです。
この中で、「触ると弾きたくなる」ことは「演奏が失敗するまで弾かせ続ける」ことや「ピアノ」であることと結びついているため、強いコンセプトであると言えます。
逆に、「稀にワープする」ことは何にも結びついていません。1そのため、これは弱いコンセプトです。
強いコンセプトを強化し、弱いコンセプトを排除することで記事は纏りを得ます。一度、全てのコンセプトの強さを考えてみましょう。
コンセプトの強さを考え終わりましたか?次にあなたがするべきことは観念化:些細なものからよいアイデアを作り出すためのガイドに載っています。このエッセイは途中から読むことを想定されていないためです。最初から読むことをお勧めします。
言葉遣いに違和感がある
正しい言葉遣いを完全に解説しているページがあります。SCP-040-JPの作者である
Ikr_4185氏によるエッセイ、SCP記事の文体とはです。必ず読んでください。
いくつか違和感があったところをお伝えします。私がチェックするだけでは漏れがあるので、必ずご自分でもエッセイと照らし合わせながら推敲してください。
・どの職員が何の情報を必要としているのか考える
職員が必要としている情報はSCP-XXX-JP-1から離れるとどんなことが起きるかです。これを伝えるためにDクラスの言葉を引用する必要はありません。
・主観的な表現を使わない
“滅茶苦茶”という表現はかなり主観的です。演奏は正確に行われず、などはどうでしょうか。
・どの職員が何の情報を必要としているのか考える
ここで、この記述を読んでいる人から感想は求められていません。何か、一見しただけでは分からない穿った見解などか、何もつけない方が良いと思います。
構成
まず、異常性の進行の段階を表現したパラグラフについてです。
ここはかなり視認性が悪いです。全ての段階が一つのパラグラフに纏まっているからです。段階ごとにパラグラフ分けした方が良いです。
そして、実験記録についてです。
私はここは丸々削除した方がいいと思います。現状の実験記録は異常性が確認された経緯を残すために存在しています。しかし、純粋に面白くありません。ただ、確かめられた手段が淡々と書かれているだけです。何か実験記録に面白くなりそうな要素を追加するか、スパッと削除するべきだと思います。この状態のままにすることだけは避ける必要があります。
修正いたしました。