ネバーエンド・ドリーム

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「おい、何をやっているんだ!」

憂鬱だ。ヤツの怒号が耳に入る。そしてその怒りの矛先は、大抵俺に向けられているのである。

「まだこの書類には手を加えるなと言っただろう!」

数分前、こんな書類さっさと完成させろなどとのたまったのはどこのどいつだろうか。

つかつかと足音を立てながら、ヤツはこちらへ向かってきた。ヤツが日向に入り、その艶のある禿頭に光が反射して俺の目を突き刺す。

思わず目を細めてしまいそうになったが、これ以上の面倒ごとはゴメンなのでなんとかこらえた。


家に帰って布団に入ったが、今日はなぜかあまり寝付けなかった。

思えば、俺の人生こんなことばかりだ。俺の両親は避妊もせず好き放題セックスして俺を生んでおきながら、俺が小学校に上がったぐらいにドロン。

その後、俺は親戚に引き取られることになった。あいつらも最初は辛かっただろう、今度こそ幸せにしてあげるからねなんて綺麗事を言ったが、数ヶ月経てば俺に暴力を振るうようになった。

もし死んでもいいのなら、今すぐにでも死んでやりたい。でも、俺の理性が、いや本能だろうか?とにかく、俺の脳がそれを許さない。

もし俺が死ねば、他人に迷惑をかける。俺の知り合いなんて会社の同僚たちと、クソッタレ親戚共ぐらいなもんだが。人知れず、誰にも迷惑をかけずに死ねたらどんなにいいだろう。

そんなことを考えているうちに、俺は眠ってしまっていた。終わらない悪夢から逃れられる、ほんの一瞬のひと時。


目がさめるとそこは、重力を無視した島々の浮かぶ、奇妙な空間だった。
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夢のなかで死ねない(生き返ってしまう)ことがわかる。
死ぬことに淡い希望を抱いた自分が笑える。涙も出る。
「『わかったよ、やってやろうじゃないか!』俺は宛名のない言葉を、オリオン座の輝く夜空に向かって叫んだ。そんな夜空のように、俺の心もまた暗く、それでいて淡い光を灯していた。」

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  1. portal:3457389 ( 04 Jun 2018 12:59 )
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