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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは一般的な低危険度物品収容ケースに保管し、収容室には1名以上の警備員を配置してください。SCP-XXX-JPを使用した実験はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員2名以上の許可を得て行ってください。また、異なる対象から得られたSCP-XXX-JP-1は100mlずつサンプルとして保管し、余剰分は規定に従って廃棄してください。
説明: SCP-XXX-JPは一般的なシャンプーボトルに用いられるものと同形のプッシュ型ポンプディスペンサーです。ノズル部分は未知の合金と思われる物質で構成され、「Carmilla1」という文字列が刻印されており、チューブ部分は物理的実体を持ちません。
SCP-XXX-JPは女性の頭部にSCP-XXX-JPのチューブ部分を挿入することで異常性を発現します。SCP-XXX-JPを頭部に刺し込まれた対象は全身の骨格筋が収縮して硬直し、自発的に身体を動かすことが不可能になります。SCP-XXX-JPを取り除くことでこの硬直を解くことが可能ですが、SCP-XXX-JPが挿入されていた部分には皮膚色の限局性異常2が見受けられます。
対象に挿入された状態のSCP-XXX-JPのノズルを押し込むと、一般的なシャンプーボトルのノズルと同様に一定量の洗髪剤(以下、SCP-XXX-JP-1と呼称)が3ml~5ml程度供給されます。女性がSCP-XXX-JP-1を使用して頭部の洗滌を行った場合、急激な細胞及び代謝の活性化による抗老化作用が使用者に現れます。SCP-XXX-JP-1の習慣的使用を継続した場合、抗老化作用による身体の若年化が見受けられますが、使用者は徐々に虚弱体質の傾向を見せるようになり、犬歯が異常に発達します。また、SCP-XXX-JP-1の習慣的使用に伴い、使用者は同性への性的志向が強まります。その傾向はSCP-XXX-JPを刺し込まれた女性に対して特に強く見られます。SCP-XXX-JP-1による抗老化作用に持続性は無く、SCP-XXX-JP-1を習慣的に使用しない場合SCP-XXX-JP-1による抗老化作用は平均して48時間程度しか持続しません。
SCP-XXX-JPから供給されるSCP-XXX-JP-1の量にはSCP-XXX-JPが挿入された対象により個人差が見られますが、対象の女性が若く美しいと評価される者であるほどSCP-XXX-JP-1の総量は多い傾向にあります。成分調査の結果、SCP-XXX-JP-1には水の代わりに生理食塩水が用いられていることが判明しました。また、SCP-XXX-JP-1を供給し続けた対象は最終的に出血性ショックにより死亡します。
補遺1: SCP-XXX-JPは██県██市内に位置する███山奥地の廃屋にて発見されました。SCP-XXX-JP発見当時、妙齢の女性の失踪事件が██県を中心に多発しており、当時捜査に当たっていた██県警の捜査チームに潜入していた財団エージェントが偶然SCP-XXX-JPを発見したことで収容に至りました。SCP-XXX-JPが発見された廃屋には、出血性ショックにより死亡したと思われる18歳の日本人女性の遺体と身元の確認が困難なほど風化した遺体が寄り添うように壁にもたれ掛かっており、風化した遺体の手元にはSCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-1が入れられていたと思われる1本の空のボトルが残されていました。財団によるゲノム解析の結果、風化した遺体はドイツ系の女性であることが判明しました。
補遺2: 財団による事後調査の結果、SCP-XXX-JPが発見された廃屋から、500ml程度のSCP-XXX-JP-1が封入されたボトルが52本新たに発見されました。また、SCP-XXX-JPとともに発見された空のボトルにはドイツ語で「ようやく見つけた私のローラ」と記されていました。このボトルに異常性は確認されませんでしたが、██博士の判断でSCP-XXX-JPに関連する参考資料としてSCP-XXX-JPとは隔離した状態で保管されています。
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- portal:4671083 (14 Oct 2019 12:11)
拝見しました
まず吸血鬼カーミラとエリザベート・バートリーの伝説が背景にあるわけですが、それを知らない読者はこの記事を読んでも、「何が何やらさっぱり」になる危険性があります。またそれを把握した上で記事を通して読んでみても、いわゆるマジックアイテム類型に当てはまってしまっていてあまりおもしろく感じられません。
この記事上に流れるストーリーラインとオチは①こんなアイテムがあります②実験しました③研究員のメモというものですが、これでは読者の感情を揺さぶるのは難しいと言わざるを得ません。今の状態では、ほぼなにもない部屋の中にこのオブジェクトがぽつんと置いてあるだけで、少なくとも私には「そうかそういう物があるのか」という感想しかありません。
この記事をこうしたところから脱却させるためには、ジャンプする必要があります。それも、2回転半宙返りをキメさせるくらいのジャンプです。まず、このアイテムをどう動かしたときに面白い展開、ストーリーが生まれるかを考えてみましょう。そのままカーミラ然とした美少女に持たせたうえ、数人このオブジェクトで殺害させてから、失恋させて無残に老いさらばえたところを財団が確保。インタビューでその悲恋を語らせる(あるいは確保の状況だけ描写して読者に想像させる)とかも容易に思いつく手です。あるいは更にひねってレズ専門の援交美少女に持たせて、いろいろなところを渡り歩きながら客から少しずつSCP-XXX-JP-1を奪いつつ生きていたものの、あえなく財団に御用となり、SCP-XXX-JP-1を与えずに放置してみれば哀れ老婆に、よくよく調べてみたら70歳代の大年増……みたいな俗悪なオチも悪くないでしょう。
ともかくも、読者が読みたいのはおはなし(それも読んで心が動く)であると言うのを念頭に入れつつ、改稿してみるのをおすすめします。
ukit様
批評していただきありがとうございました。
ご指摘を受けて、記事のオチを変更してこのSCPのバックストーリを記述しました。
>取り除くことでこの硬直を解くことが可能ですが、
除去とした方がいいかもしれません
「この」はいらないかもしれません
>風化した遺体が寄り添うように壁にもたれ掛かっており、
すこし主観的な記載のようにおもわれました
執筆お疲れ様です。
以前の内容と比べてバックストーリーが分かりやすくなったと思います。しかしマジックアイテム感がまだ拭えきれてないのも否めません。
最後の補遺にてSCiP発見の際に遺体が発見されたことが記述されていますが、日本人女性がローラ役、風化した遺体がカーミラ役として意識しているのかなと思いましたが、それだと少しありきたりな展開かなと感じました。このSCPではローラとカーミラは捕食者と犠牲者と言う関係よりは恋人関係のものに近いと感じました。いっそのことこのSCiPは「カーミラが長生きするために使用していたシャンプーディスペンサー」ではなく「カーミラが将来出会うであろうローラと生涯を添い遂げるために使用したSCiP」などにしてはどうでしょうか。この場合最後に見つかった遺体はSCiP犠牲者とシャンプーが切れたことによって老化し亡くなったローラ、といった展開になります。
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