廻る。きっとそれは永遠に。

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 某エージェントの考察

 財団はSCP-1302-JPへの対応を間違えた。そしてその事を理解することなくまた同じ事を繰り返すのだろう。

 19■■年 4月 ■日
 どうやら私には普通の人以上にミーム耐性があるらしい。その能力を買われてかは分からないが、SCP-1302-JPの担当へと変わることになった。どうやらそのSCPはミーム災害を引き起こしている可能性があるらしい。オブジェクトクラスはsafeらしいが…それよりもミーム汚染が起きているかもしれないSCPをsafeに位置付けているのには疑念がある。もしかするともう既に報告書や担当官は汚染されているのか。

 19■■年 5月 ■日
 引き継ぎの報告書や特別収容プロトコルを見ていると自分の中で疑念だったものが確信に変わった。もう既にこのSCPに関わった者は手遅れのようだ。行方不明者の調査で発見されたSCPであるにも関わらず、行方不明者とこのSCPを繋げて考える人が居ない。これはどう考えてもゴンドラに乗っている人々は行方不明者だろう。しかし、このゴンドラ番号8に乗っている人は何故上から吊るされているんだ。自ら首を吊っているのなら分かるが。

 19■■年 6月 ■日
 どう考えても可笑しい。文字通りに笑える程だ。いや、それは不謹慎か。あんなに長い時間足をつかずに呼吸はできない。そんなの分かりきったことだろうに。つまりゴンドラの中は極端にヒューム値が低い、もしくは同じ時間を繰り返している…いや、ゴンドラ番号12に[削除済]でも痙攣が見られる女性がいるという事は。死ぬ事はできないのか。

 19■■年 7月 ■日
 ほぼ1ヶ月毎にこのSCPに関する考察を続けてきたが…こんなに不思議なことだらけのSCPをsafeにしておいていいのだろうか。O-5に進言しておこう。あと実験のために必要なDクラスも数人。

 19■■年 8月 ■日
 ちくしょう。既にO-5までもが汚染されているとは。でもO-5が汚染されていることによって新しい事実も発見された。O-5はSCPの現物なんて滅多に見ることが無い。つまりSCP-1302-JPはその写真を見るだけでも相手を曝露させることができるんだ。そうでもなけりゃこの報告書に疑問を抱かずには居られないからな。とりあえず後数ヶ月後にゴンドラを開ける実験をするからその準備だな。

 19■■年 9月 ■日
 正確な日程が出た。次のゴンドラが昇降口に辿り着くまでの日程が。後3ヶ月後だ。[以降判読不能]

 19■■年 10月 ■日
 [判読不能]

 19■■年 11月 ■日
 [判読不能]

 19■■年 12月 ■日
 [判読不能]…なんで前3ヶ月分の記録が読めなくなっているんだ。このSCPのミーム汚染の仮説を立てていたのに。明日の実験で何が起こるとも分からないから後続のために書き記しておいた記録なのに。まさかSCP-1302-JPは[判読不能]ができるとでも言うのか。それなら[以降判読不能]

 ■■■■年 ■月 ■日
 あの実験はすべきではなかった。ゴンドラに不容易に近づくべきではなかった。その結果俺もこの中に入る羽目になってしまった。きっと誰も俺が誰なのかなんて分からないだろう。きっとあの記録も不思議な事は書いてない、これまでと変わらないSCP-1302-JPの記録になっているだろう。
 怒りの日、その日はダビデとシビラの予言の通り世界が灰燼に帰す日です。審判者があらわれて全てが厳しく裁かれる時その恐ろしさはどれ程でしょうか。[以降判読不能]


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