放し飼い

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト81██にある100メートル四方を囲う高さ5メートルの柵の中に収容し、入口は必ず二重扉にして両方を同時に開放しないでください。1日に2回SCP-XXXX-JPに必ず餌をやり、毎日清掃しなければなりません。また、餌やりの時間に柵が破壊されていないかどうかを確認してください。破壊されている、もしくは破壊する可能性が高い場合、即急に柵の修繕を必要とします。SCP-XXXX-JPが収容違反を起こした場合、SCP-XXXX-JPに付けられたGPSを頼りに速やかに捕獲してください。

説明: SCP-XXXX-JPは赤い首輪をつけた茶色の毛のゴールデンレトリーバーに似た雑種犬(C. familiaris)であり、下記の特異性以外は他の飼い犬と比較しても異なる部分はありません。SCP-XXXX-JPは閉じ込められることで特異性を発揮し、SCP-XXXX-JPを中心とした周囲のランダムな場所にテレポートします。また、特異性によるテレポート先の範囲は閉じ込められた場所の狭さに反比例するようにして広くなっていきます。それ以外にテレポート先に関する関連性はないと推定されています。

SCP-XXXX-JPはテレポートする際、テレポート範囲内にいる1体の人間及び生物知能を持ったもの(以下SCP-XXXX-JP-Aとする)に対して物理的/概念的に関われない事象から放たれたいと思うように思考を改変します。思考改変はSCP-XXXX-JPのテレポートから4時間から20時間ほど経ってから発動し、SCP-XXXX-JP-Aは放たれたいと思う事象から回避行動をとるようになります。また、この際SCP-XXXX-JP-Aは回避するためであれば通常時の約2倍ほどの身体能力を発揮し、またそれを止めようとした人物に対して暴力的な行動をとることが予測できます。この現象はSCP-XXXX-JP-Aが事象から放たれる、Bクラス以上の記憶処理を受ける、またはSCP-XXXX-JP-A自身が死亡するまで続きます。

SCP-XXXX-JPは20██/11/15 ██県██市にある██交番に「██公園に迷い犬がいる」という通報により発見されました。当初、警察によって保護されたSCP-XXXX-JPは幅60センチメートル.奥行き90センチメートルのケージに入れられましたが、一瞬目を離した際にケージの中から消えており、警察による再捜索が行われました。SCP-XXXX-JPは5キロメートルほど離れた住宅街にて発見されましたが、当時██交番にいた█ ██氏(SCP-XXXX-JP-A-1)が自ら持っていた銃を自身の頭に放ち、亡くなっているところを発見されました。(事案1)

SCP-XXXX-JPは再びケージに入れられましたがまたしても消え、その後警察に潜入していた財団職員に捕獲されました。

事案2 - 日付20██/11/28

SCP-XXXX-JPはサイト-8123における低危険性物体保管ユニットにて保護されていました。以下は同サイトに収容されていたSCP-███-JPがSCP-XXXX-JP-A-3になった事案(事案2)です。
SCP-XXXX-JPは当時収容されていた低危険性物体保管ユニットから2キロメートルほどの場所へとテレポートしました。SCP-XXXX-JP自体はGPSを辿ることによって捕獲に成功しましたが、その事件から14時間後にSCP-███-JPが異常行動を起こしていることが発覚、SCP-XXXX-JP-Aに人以外も思考改変されたことが明らかとなりました。
異常行動を起こしたSCP-███-JP及びSCP-XXXX-JPはその後隔離、収容することによって問題を解決しました。

インタビューXXXX-01

対象: SCP-XXXX-JP-A-5(元D-87401)

インタビュアー: 犬養博士

付記: SCP-XXXX-JP-A-5は房から脱走しようとしていたところを捕らえられた。5時間前にSCP-XXXX-JPの脱走が起こったことから関連性を調べるためにインタビューを行う。
インタビュー前に鎮静剤を注入。SCP-XXXX-JP-A-5は多少の抵抗をみせたもののすぐに落ち着いた。

<録音開始>

犬養博士: それではSCP-XXXX-JP-A-5、君はさっき何をしようとしていたのですか?

SCP-XXXX-JP-A-5: ……もうこんな場所にいたくはありません。早く外に出て自由になりたい、しがらみを捨てて自由になりたい。

犬養博士: それは不可能です。私は、君が何をしようとしていたのかを聞いています。それを話してくれるまでは出すこともできません。

SCP-XXXX-JP-A-5: 話せば出してくれるんですか?(5秒間の沈黙)分かりました。俺は、この場所から脱出しようと房の扉をこじ開けた。幸いにも扉がこじ開けられたからこの建物から逃げようとした。

犬養博士: 脱走しようとすれば止められることは目に見えていたはずです。それでも決行しようとしたのはなぜですか?

SCP-XXXX-JP-A-5: どうなってしまうかなんてどうでもよかった。ただ、その時は無性に檻から解き放たれたいと思った。それだけだったんだ。

犬養博士: それは衝動的にですか?

SCP-XXXX-JP-A-5: そうだ。その瞬間、心の底から解き放されたいと願ってしまったんだ。

犬養博士: そうですか、分かりました。インタビューを終了します。

<録音終了>

終了報告書: SCP-XXXX-JP-A-5にレベルBの記憶処理を行ったところ、異常行動はなくなりました。それにしても、解き放たれたいというのはどの程度までのことを指すのでしょうか? - 犬養博士

補遺: 現在の収容エリアに収容される以前は50メートル四方の柵に囲まれた収容エリアに保護されていました。15█日の間収容されていましたが、収容エリアから350メートルほど離れた場所からGPSを用いて発見されました。このことから、100メートル四方の柵で囲えばテレポートしたとしても柵の中にテレポートするという結論に至りました。また、収容エリアが広いほど長い期間において異常性を発揮しないのではないかと推測されており、現在調査中です。


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