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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██にある専用の鉄製キャビネットに収容されており、キャビネットの半径30mへの接近は制限されています。
SCP-XXX-JPへの接近が必要な場合にはクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。また、SCP-XXX-JPに対する実験はBクラス職員2名以上の許可が必要です。現在SCP-XXX-JPに対する接近・実験は如何なる理由があっても許可されません。
説明: SCP-XXX-JPは縦15.2cm、横10.2cm、表面が高透過ガラスで構成された木製の写真立て(以下SCP-XXX-JP-1)と頭部が黒く塗りつぶされたコーカソイド系人種の成人女性1名と成人男性1名、小児1名の計3名の写った写真(以下SCP-XXX-JP-2)により構成されており、普段はSCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1の中に収納されています。
SCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2の販売元や製造元、加工元は判明していません。
SCP-XXX-JP-2の構成物質は標準的なフォト光沢紙とインクですが、非常に高い耐久性を保持し、収容当時からSCP-XXX-JP-2の劣化は確認されていません。また、SCP-XXX-JP-1には耐火・耐刃性能などはみられませんが高い修復能力が確認されています。
SCP-XXX-JP-2に写った3名の身元は未だ不明ですが実験の結果、この3名は家族関係にあった事が推測されています。
SCP-XXX-JPの半径30m以内に接近した被験者の手元には瞬時にSCP-XXX-JP-2が出現します。また半径30m以内に複数の人間がいた場合ランダムで選出されます。この時SCP-XXX-JP-1からはSCP-XXX-JP-2が消滅しています。
被験者の手元に出現したSCP-XXX-JP-2は中央に写る小児が幼年期の被験者と酷似した少年、または少女へと変化しています。この変化は、被験者の手元への出現後12時間の間は保持されています。
この時被験者は両隣の成人2名の頭部に誰かの顔写真を張りコラージュ写真を作成したい欲求にかられますが、非常に弱く被験者本人の意思でも欲求を抑えることが可能です。
また、詳細は実験記録-01から-04を参照してください。
実験記録-01 - 日付1███/██/██
対象: 被験者D-XXXX1
実施方法: 被験者をSCP-XXX-JPの半径30mに接近させSCP-XXX-JP-2の出現を確認した後に成人した男女それぞれの顔写真と市販の異常性のない液体のりを与えコラージュ写真を作るよう促す。
結果: SCP-XXX-JP-2に張り付けた顔写真が消滅し、黒塗りにされていた頭部に顔写真と酷似した男女の頭部が現れており、被験者はSCP-XXX-JP-2を自らの家族旅行の時の写真だと主張。元の家族の記憶は抹消されており、SCP-XXX-JP-2に写っている自らがコラージュした人物を両親だと認識している。また、SCP-XXX-JP-2に写っている家族との思い出について質問したが回答することはできなかった。(この質問の詳細はインタビュー01に記載)
分析: SCP-XXX-JPは認識災害型のオブジェクトであると推測。また顔を無機物にしコラージュ写真を作成する実験も行ったが同様の結果に終わった。
実験記録-02 - 日付1███/██/██
対象: 被験者D-XXXX2
実施方法: D-XXXX2(以下被験者02)をSCP-XXX-JPに接近させSCP-XXX-JP-2の出現後被験者02を欲求を抑えるよう指示したのちに12時間待機させる。
結果: 12時間後に被験者02の頭部が突如消滅。被験者02の死亡が確認された。
分析: SCP-XXX-JPが認識災害型ではなく現実改変型のオブジェクトと推測。
補遺: 実験記録-02ののちに被験者の両親の捜索が開始。実験記録-01の被験者の親族にあたる人物の記録はすべて抹消されており消息不明、実験記録-02の被験者02の両親は[データ編集済]の状態で自宅で発見された。
実験記録-03 - 日付1███/██/██
対象: 被験者D-XXXX3(以下被験者03)
実施方法: 被験者親族が全て死亡しているのを確認したのち、実験記録-01と同じ方法で実験。
結果: 被験者03へSCP-XXX-JP-2が出現してから12時間後に突如被験者03の前顔部が変化し、顔部の感覚器官が消滅、感覚器官部分が皮膚へと置き換わったのちに窒息による死亡が確認された。また調査の結果、被験者の両親と思われる人物が発生(以下SCP-XXX-JP-3)し被験者03と同じいわゆる[データ編集済]の状態で遺体が発見された。
分析: 被験者に両親または親族がいない場合SCP-XXX-JP-3が実験後に被験者の自宅にて発生し被験者と同じ状態になり死亡すると推測。
補遺: SCP-XXX-JP-3から未知のDNAが検出されたため更なる研究を必要としたがSCP-XXX-JPの実験終了とともに研究は凍結した。
実験記録-04 - 日付1███/██/██
対象: 実験記録-01と同一人物の被験者
実施方法: 再度実験記録-01と同じ手順で実験し反応を調査する
結果: 結果は実験記録-03と同様の結果となった。
分析: 反応は基本被験者の親族の有無で決定され、2度目以降の実験による結果の変化は望めないと推測。
補遺: この実験の結果からこれ以上の実験は無意味と判断され以降の実験は禁止となった。
補遺: 実験記録-02ののちにオブジェクトクラスがSafeからEuclidへと再分類されました。
- portal:5825443 ( 03 Nov 2019 10:33 )

>接近、実験は如何なる理由があっても
>耐火、耐刃性能
>
「、」ではなく「・」のほうがいいかもしれません
>縦15.2cm横10.2cmの表面が高透過ガラスで構成された
縦15.2cm、横10.2cm、表面が高透過ガラスで構成された としたほうがいいかもしれません
>SCP-XXX-JP-2に写った3名の身元は未だ不明ではありますが
不明ですが としたほうがいいかもしれません
>予想されています。
推測としたほうがいいかもしれません
>SCP-XXX-JPの半径30m以内に近づいた被験者
接近としたほうがいいかもしれません
>また、詳細は実験記録-01から-03を参照
ですます調になっていないようです
文末に「。」
>結果 分析
>補遺
:のあとは半角スペース
>██博士: わかりました。では…
文末に「。」
ご指摘ありがとうございます。
指摘点は直させていただきました。
「欲求を抑えられるなら安全そうだな」と油断していました。家族写真で家族が消えるっておっかないですね。
幾つか表現が気になりましたので。
・説明項目中で使われている「また、SCP-XXX-JP-2の飾られているSCP-XXX-JP-1には」以外の「また」は不要だと思います。
・「SCP-XXX-JP-2の飾られているSCP-XXX-JP-1には」→「SCP-XXX-JP-1には」だけでいいと思います。
・「耐火、耐刃性能」→「耐火・耐刃性能」としたほうがいいようです。(私のものを含め幾つかの下書きで指摘されています)
・「SCP-XXX-JP-2が手元に出現した被験者にはSCP-XXX-JP-2の中央に写る小児が~」→「被験者の手元に出現したSCP-XXX-JP-2は中央に写る小児が~」としたほうが自然です。
・「家族の思い出について質問したが回答はすべてわからないだった」→「家族の思い出について質問したがすべて「わからない」と回答した」もしくは「家族の思い出について質問したが回答することはできなかった」などとしたほうが報告書らしいかと。
・「実験記録-03の結果と重なり」→「実験記録-03と同様の結果となり」のほうがこちらも報告書らしく感じます。
以上です。長々と失礼しました。
指摘点直させていただきました。
ありがとうございます。
「家族の思い出について質問したが回答することはできなかった」を「家族との思い出について質問したが回答することはできなかった」にしたんですがおかしくないですかね?
「家族との」のほうがよさそうですね。おかしくないと思います。
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