黒塗りの旧友

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81-███の小型オブジェクト用ロッカーにて保管してください。1週間に一度セキュリティクリアランスレベル2以上の職員の監視のもと、ロッカーから出したSCP-XXX-JPに年齢が20歳に近いDクラス職員に幼少期の思い出話をSCP-XXX-JPに聞かせてください。10分経過した時点でSCP-XXX-JPを元のロッカーに収容し、関わった職員に知能指数の計測を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは黒い塗料が付着している縦横10cmの一枚の写真です。この塗料は非常に粘着性の強い、まだ解明されていない物質で出来ており、写真から取り除く試みはSCP-XXX-JPの損傷につながる恐れがあるため実行されていません。塗料は写真の8割を覆い尽くしていますが、見える箇所から人物が写っていたと考えられています。裏側にはボールペンで「あなたの友達███」と記されています。
SCP-XXX-JPは200█年6月█日に財団が保護するまでは██県██市で活動していた新興宗教団体[削除済み]に在籍しており、目と口に当たる部分が白い以外全身が黒い人型オブジェクトでした。潜入捜査をしていた財団職員[編集済み]がSCP-XXX-JPの異常性に気づき回収、保護に至りました。宗教団体メンバーにはレベル1記憶処置を施し、その後解散させました。
人型の状態のSCP-XXX-JP(以後SCP-XXX-JP-1とする)は日本語による対話が可能です。対話内容は主に会話対象者の幼少期の頃の物で、本人すら忘れていたようなことも過去で一緒に見てきたかのように話します。この時の会話対象者は以後SCP-XXX-JP-2と明記します。
SCP-XXX-JP-2は対話するにつれ、徐々に自分の過去の知人にSCP-XXX-JP-1がいたと思い込み始めます。加えてSCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1との対話により精神年齢が徐々に退化して行きます。
この現象はSCP-XXX-JP-1と会話した時間とSCP-XXX-JP-2の年齢に関係しており、どんな人物でも約██分後に精神年齢が10歳前後まで下がることが確認されています。この現象による記憶の欠如などは見られませんが、SCP-XXX-JP-2は短気になったり、短絡的な思考になります。現在、この変化後から元に戻す方法は見つかっていません
SCP-XXX-JP-1は基本的に静かで、特異性以外には休眠しか行動を取りません。しかし、長期間人との会話が発生しない場合、会話を介さずに精神退化させる能力を周囲に発します。これは時間経過により距離が広がっていき、現在までに最大でSCP-XXX-JPを中心に半径█8mまで広がることが確認されています。会話時は友好的ですが、SCP-XXX-JPとしての話はあまりしようとはしません。


事案XXX-01:実験記録XXX-02の後、SCP-XXX-JPは約██日、人との会話が無かったため能力の受容範囲を拡大させていき、他部署職員が異常に気づくまでサイト-81███の職員ほぼ全員がSCP-XXXJP-1の能力に晒されました。他のSCPオブジェクトに対する影響は確認できませんでしたが、職員の半数の精神年齢が10代まで落ちてしまった為職員の補充を行い、このSCPに対するオブジェクトクラスの見直しがなされました。
インタビュー記録XXX-02 - 日付200█/11/25/

対象: SCP-XXX-JP-1

インタビュアー: 雨宮研究員(35歳男性)

付記: SCP-XXX-JP-1が初めてSCP-XXX-JPになった時の記録です。

<録音開始, 20██/█/1>
ーー架空の人物の思い出話の為割愛ーー

雨宮研究員: 聞いてもいいかい?旧友としてでなく君個人として。

SCP-XXX-JP: …(沈黙)

雨宮研究員:沈黙は了承と取るよ。君は自分の異じょ…特異性についてどれくらい知って…

SCP-XXX-JP:全部。

SCP-XXX-JP:…知ってる、全部。

雨宮研究員:こいつは……驚いた。いや本当に驚いた。君には自我があったのか。

SCP-XXX-JP:うん、そう、ある。自我ある。

雨宮研究員:ち、ちょっと待ってくれ。(録音が正常にされているか確認)よ、よしオッケー。異常性について全部知ってると言ったね。それはなぜ発生してるのかとかそこから分かるのかい?

SCP-XXX-JP:わからない、それは。生まれつき。

雨宮研究員:なるほど、では次だ。能力を受けた者を元に戻すことは出来るかい?

SCP-XXX-JP:…(沈黙)

雨宮研究員:…SCP-XXX-JP?

SCP-XXX-JP:…だった。やっぱり、嘘。

SCP-XXX-JP:……だけだったのに…私は…友達に…(徐々に体が小さくなっていく)

雨宮研究員:えっ、SCP-XXX-JP!
<録音終了, >

終了報告書:このインタビューのあと、SCP-XXX-JP-1は実体がSCP-XXX-JPに変化しました。消えた体はどこに行ったのか、これがSCP-XXX-JPの正体なのかどうかは未だ解明されていません。

SCP-XXX-JPへの変化により、こちらからのSCP-XXX-JP-1への接触はほぼ完璧に閉ざされました。雨宮研究員には減給処分、部署異動が検討されています。この記録の3日後、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-01に形状が変化しました。以前の収容プロトコル通りに対応すると、再びSCP-XXX-JPに変化するようになりました。このことより、SCP-XXX-JPは現在の収容方法が確定しました。
補遺:<20██/8/25>SCP-XXX-JPは収容方法が確立している事などを理由にオブジェクトクラスをsafeに戻すべきと言う意見がありますが、「能力が発揮されると判断能力が欠如し、指揮や統率に支障をきたす」「SCP-XXX-JP-1の状態だと自我と自主的に動くことが出来る」事などを理由に申請は取り消されています。


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