SCP下書き「ついてこないで」

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPとSCP-XXXX-JP-Aはサイト-81██の標準人型実体収容室に各々収容されています。SCP-XXXX-JPの収容室は監視カメラにより常に監視され、直接視認する事を避けてください。SCP-XXXX-JPを用いた実験は現在再開検討中です。また収容室へ鏡等の自身の顔や体を映し出せる物を持ち込む事、配置する事も禁止されています。SCP-XXXX-JP-Aも同様に監視カメラによる監視を行ってください、SCP-XXXX-JP-Aに身体的異常が見られた場合は直ちに記録し、担当職員へ報告してください。

説明: SCP-XXXX-JPは概ね青年に見える裸体の人型実体です。SCP-XXXX-JPは両耳、鼻がくり抜かれている状態に加え、頭髪やその他の体毛を有していませんでしたが、実験を行った結果として上記一部の器官が付与されています(詳細は実験記録を参照)。肛門は細い糸で左右から粗雑に縫い付けられ塞がれている事が確認されています。また、SCP-XXXX-JPは呼吸、食事や排泄等を必要としません。SCP-XXXX-JPと意思疎通をする試みは全て無視され、現在まで成功していません。

SCP-XXXX-JPの異常性は人間がSCP-XXXX-JPを視認した際発現し、精神的な影響を与えます(以下、SCP-XXXX-JPの影響を受けた人間をSCP-XXXX-JP-Aと呼称)。この異常性は曝露したSCP-XXXX-JP-Aが異常性から脱さない限り再び発現する事はありません。人間が異常性に曝露するとSCP-XXXX-JPを非常に魅力的だと感じるようになり、日を重ねる毎にその感情は増していきます。最終的にはSCP-XXXX-JPを”完成”させようとします。SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JPが同じ空間に存在している時に限りSCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JPを抱え、”家”へ連れ戻そうとします。この影響は記憶処理によって解消する試みは失敗に終わっています。

更にSCP-XXXX-JPは自身に最も距離が近い人間(SCP-XXXX-JP-Aを除きます)に接近し、体内に侵入しようと試みます。この行為は壁等の障害物やSCP-XXXX-JP-Aによって容易に阻止されます。侵入された人間(以下、被験者と呼称)はその場で動かなくなり、1~2分経た後に被験者の背部を裂くようにしてSCP-XXXX-JPが出現します。その際、SCP-XXXX-JPは被験者から顔の部位を両耳、鼻の順に付与されると考えられています(付与された部位は被験者から消失します)。被験者は背部の大きな損傷による大量出血で死亡します。

以下はSCP-XXXX-JPについての実験記録の抜粋です。

実験記録XXXX-JP-1 - 日付20██/█/█

対象: D-20943
実施方法: D-20943をSCP-XXXX-JPに接触させる。
結果: SCP-XXXX-JPがD-20943へ接近し、体内へ侵入、1分25秒後D-20943の背部からSCP-XXXX-JPが出現し、SCP-XXXX-JPには粗雑に縫い付けられた両耳が付与されていました。D-20943は背部の損傷による大量出血で終了しました。D-20943から両耳はくり抜かれたような形で消失していました。

実験記録XXXX-JP-2 - 日付20██/█/█

対象: D-20956
実施方法: D-20956がSCP-XXXX-JPとの会話を試みると共に次に付与される部位の記録をする。
結果: D-20956の問いかけには一切反応を示さず、SCP-XXXX-JPがD-20956へ接近し、体内へ侵入、2分後D-20956の背部からSCP-XXXX-JPが出現しSCP-XXXX-JPには粗雑に縫い付けられた鼻が付与されていました。D-20956は背部の損傷による大量出血で終了しました。D-20956から鼻はくり抜かれたような形で消失していました。

発見経緯: SCP-XXXX-JPは20██年█月█日早朝5時頃に█████市█区の住民から警察署に「顔のパーツがない裸の人を抱えている男がいた」という内容の通報が入り発見に至りました。潜入エージェントに両名は確保され、男性は抱えている青年と思われる人物への異常なほどの執着心、その青年は呼吸等の生命活動を行っている様子が見受けられないにも拘らず、常時エージェントへ接触しようと運動している様子が見られた為、異常性の疑いがあるとして財団へ報告し、両名を財団管理下へ移行しました。その後男性にはインタビューを行い、青年は隔離し検証や事故の結果から異常性が発覚した為その青年をSCP-XXXX-JPに指定しました。

以下が男性に行われたインタビュー記録です。

インタビュー記録XXXX-JP - 日付20██/█/██

対象: 男性

インタビュアー: 冥野博士

付記: 対象の男性から名前を聞き出す事が出来ていない為男性と表記している。

<記録開始>

冥野博士: 本日は宜しくお願いします。

男性: [勢い良く立ち上がる]あの子を何処にやったんだ、早く返してくれ。

冥野博士: 落ち着いてください。今はこちらでお預かりしていますがいくつか質問した後にお返しします。

男性: あの子はまだ未完成なんだ!返してくれ!

冥野博士: 落ち着いてお座りください。質問にお答えいただければお返しします。宜しいですか?

(約3分間繰り返し同じようなやり取りが続けられる)

男性: 家に戻り完成させなければならないんだ!!

冥野博士: [10秒間の沈黙]インタビューを終了します。

<記録終了>

補遺1:男性に行われたインタビューからは有益な情報を得ることができず異常性の詳細が明らかになっていないため、経過観察を行う目的で一時的に基本設備が整った収容室へ収容されました。男性の観察を行っていた所、突如男性の胴体から大量出血が起こり死亡しました。検死の結果、胴体には10箇所の刺し傷があることが確認されました。男性死亡時から数分後SCP-XXXX-JP収容室にてSCP-XXXX-JPによる自殺行為が発生しました。その後武装警備員がSCP-XXXX-JPの異常性に曝露、武装警備員とインタビューを行った男性の行動や証言が一致していた事から何らかの認識災害を受けているものと推測されます。また武装警備員を隔離し経過観察を行っていますが、依然として武装警備員が死亡する様子は確認されていません。

補遺2: 実験の再開が提案されていますが実験にかかるコストが高いとの意見があがり、現在検討中です。

20██年██月█日追記: 潜入エージェントから報告がありました。█████市█区の住民から警察署に「隣人の家から異臭がする」と通報が入り潜入エージェント含む警察官数名により調査を行った所、その家屋からは少年少女の遺体、SCP-XXXX-JPと容姿が酷似している青年の遺体、白衣姿の男性の遺体が発見されました。また少年少女の遺体は何れも鼻や耳をくり抜かれている状態、青年も同様の状態に加え頭部を何度も何かに打ち付けた痕が残っていました。男性の遺体には10箇所の刺し傷がある事が分かっています。事件の詳細については現在も調査中です。


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