鬼に非ず
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは一般的家庭環境における問題発生時の常識的な認識によってぼ収容状態にありますが、極めて限定的な状況下では問題が起こりうる事に留意し、各種教育機関、特に幼年期教育機関に潜伏するエージェントはSCP-XXXX-JPによる問題の発生をすばやく検知するべく努めてください。

問題発生の割合が増加するようであれば、新たに幼年期教育機関における読み聞かせに用いる話の制限などを行い、SCP-XXXX-JPへの暴露を徹底して防ぐことが検討されます。

SCP-XXXX-JPによる問題発生時には関係者へAクラス記憶処理を行い、カバーストーリー"両親の喧嘩"を流布して対応してください。

説明: SCP-XXXX-JPは、日本で一般的に「桃太郎」として知られる昔話です。

SCP-XXXX-JPが肉声で語られると、それを耳にした人間のごく一部は不明な作用により視覚情報を歪められ、自身の周辺に存在する人間の一部が頭部に角を有する人型実体であると認識するようになります。その際対象の常識も歪められることが判明しており、対象者は周囲の人間がそのように見えるようになった事に一切の違和感を覚えず、元からそのように認識していた物として行動します。その為、SCP-XXXX-JPの影響を受けたかどうかは主に対象が何らかの形で周囲の人間を絵に書くなどした場合に判明する事になります。

SCP-XXXX-JPにより視覚情報と常識を歪められる対象は、次の3つの条件に全て当てはまる者に限られることが、後の実験から判明しています。

  • 「桃太郎」を未知である者1
  • 心的ストレス要因を抱えている者
  • 「桃太郎」を聞きながら眠ってしまった者

以上の条件に当てはまらない者がSCP-XXXX-JPに暴露する事はありません。
また、SCP-XXXX-JPによって歪められた視覚情報によって、角を有した人型実体であると認識される対象は、14歳以上の日本人の一部に限られます。この一部がどのような基準で選別されているのかは現在調査中ですが、極めて限られた条件であるだろう事は、実験時にそのように認識された対象の少なさから明らかになっています。

SCP-XXXX-JPは、196█年██月██日、財団の地域特別託児所に娘を預けていた職員██が行った「娘が突然私の事を鬼のように描くようになった」という報告に興味を覚えた財団が、事の経緯を調査した結果発見されました。

当初、██はその伴侶と離婚協議の真っ最中であった事もあり、そういった状況を察した娘が両親への恐怖や不安を比喩的に表現した物ではないかと思われていましたが、その後類似事例が財団職員を中心に多数発見された為、各種実験とインタビューを行い特異性を確定、オブジェクトとして認定されました。実験とインタビューの詳細は文書EXT-334を参照してください。

補遺1: 暴露条件が限定された物である事もあり、自然暴露はかなり稀です。また仮に暴露した場合もそのような認識の変化を暴露条件である心的ストレス要因による物であると周囲が解釈することが多く、SCP-XXXX-JPの存在が一般に認知された事はこれまでありません。

また、人間が生来所有している認識修正能力により、幼年期に暴露したSCP-XXXX-JPによって発生した認識の変化は第二次性徴を迎える頃にはほぼ矯正される事が判明しています。

以上の事から、プロトコルは極めて限定的な状況下で発生した問題へ対処する事を主眼として制定されました。幼年教育機関における読み聞かせなどで「桃太郎」を用いらせないという処置は、「桃太郎」の知名度などから各種処理にかかる費用が膨大になるなどの理由により、問題発生の多発などを受けての対応措置として用意されるにとどまります。

補遺2: 現在、SCP-XXXX-JPと同様の特異性を有する童話の存在は調査中です。「浦島太郎」「かぐや姫」などの日本国内産の童話、及び「赤ずきん」「三匹の子ぶた」などの海外産の童話を用いた実験が進行中です。
「桃太郎」以外に特異性を持つ童話は確認されませんでした。

補遺3: SCP-XXXX-JPの構成要素である童話「桃太郎」の成立年代は室町時代周辺であるとされ、現在の形にまとめられたのは1894年であるとされていますが、1945年まで日本のアノマリーを管理していた蒐集院の記録には「桃太郎」に由来する超常現象は一切記録されていません。過去の記録において、SCP-XXXX-JPによる認識の変化と考えられる事象が確認される最も古い例は、蒐集院から財団が1946年にアノマリーの確保・収容・保護を受け継いだ直後の物であり、当時の状況にSCP-XXXX-JPの特異性が発言する切っ掛けがあったのではないかと考えられ、現在調査が行われています。

以下は補足情報です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
  

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
  
 
 
 
 
 
 


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  1. portal:myomyo ( 08 Jun 2018 04:34 )
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