█████帝国

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アイテム番号: XXXX-JP
レベル4
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
ekhi
リスククラス:
danger
評価: 0+x

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP内へはクラス4以上の職員からの許可を受けた上でDクラス職員の立ち入りが許可されており、立ち入る場合は北側の港または航空機などを利用して立ち入ってください。SCP-XXXX-JP-1との接触は完全に遮断し、SCP-XXXX-JP-1の異常性が発現したら直ちにSCP-XXXX-JPから脱出してください。もし、SCP-XXXX-JP内でDクラス職員が異常性を発現した場合、機動部隊または他クラスD職員で暴露したDクラス職員を帰還させ、Aクラス記憶処理を施してください。SCP-XXXX-JP内での探索は2時間以内とし、調査終了後はAクラス記憶処理を施してください。また、常時SCP-XXXX-JPの情報は完全に衛星写真や地図などから削除し、SCP-XXXX-JPの周囲に有刺鉄線及び監視カメラと監視塔、巡視艇を配備し、SCP-XXXX-JP-1を監視し続けてください。SCP-XXXX-JPが攻撃的な行動を開始したら直ちにSCP-XXXX-JP-1からの攻撃を迎撃し、SCP-XXXX-JP-1を無力化してください。こちらからのSCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JPへの攻撃は避けてください。迎撃の際は巡視艇及び航空部隊で迎撃をしてください。いかなる場合でも市街地への被害は防いでください。加えて、核兵器の使用及び焼夷弾またはそれに類するものは使用しないでください。

説明: SCP-XXXX-JPは太平洋上に存在する島とその島に存在する軍隊(以下SCP-XXXX-JP-1と呼称)です。 SCP-XXXX-JPの面積は推定約████平方kmで、SCP-XXXX-JP内には推定2,500体ほどのSCP-XXXX-JP-1が存在しています。SCP-XXXX-JP内部は未知の植物で覆われており、SCP-XXXX-JP内は薬莢や砲弾、使用済み火薬、爆破痕、血痕があり、非常に荒々しいです。
島民は████教(以下、SCP-XXXX-JP-2と呼称)を信仰しており、かなり過激な思想(他の人間などへの暴力や危害を加えることは正しいなどの思想、戦闘の正当化などの思想)を持っています。████教の教えを伝える書物「████」には、洗脳を促すような内容が記述されていると見られ、実際にその書物を読み教えを行動したDクラス職員は、SCP-XXXX-JP-1に酷似した外見及び精神状態に変わっていました。また、SCP-XXXX-JP内には、「国営放送」と書かれた電波塔とスピーカーがあり、そこから発する音及び電磁波には、立ち入った人間をSCP-XXXX-JP生息区域内へ誘導する働き及び████教を教えるなどの放送が流れていると思われます。
この島の歴史は古く、およそ1800年代ほどから存在していることが地質調査で確認されています。SCP-XXXX-JP付近では昔戦闘があったと見られ、SCP-XXXX-JP内に残されていた写真には、この戦闘で敗北した軍のトップと見られる写真と、この島と思われる風景が写っていました。SCP-XXXX-JP-2の教えの中の思想は、島民以外の人間への攻撃などを正当だとするものであり、この思想に基づいて全ての法律、及び軍隊等全ての国営システムが作られていることが観察及び歴史調査で確認されています。
SCP-XXXX-JP-1内に約一時間以上滞在すると、立ち入った人間はSCP-XXXX-JP-1たちの集団及びSCP-XXXX-JP-2に深い興味を示し始めます。その後、SCP-XXXX-JP-2の思想に深く関心を示し、SCP-XXXX-JP-1へと変化します。変化したSCP-XXXX-JP-1は、島内から積極的に外を観察し、付近の人間を島民全員で攻撃するようになります。その後の戦闘に勝利したら、SCP-XXXX-JP-1は「勝利宣言」をし、SCP-XXXX-JPに帰りますが、異常性は継続して存在します。その後の戦闘に敗北した場合、SCP-XXXX-JP内に一定数残ったSCP-XXXX-JP-1は次世代を残し、「作戦会議」を行います。その後3ヶ月間はSCP-XXXX-JP-1の異常性は弱まります。その後15日後、SCP-XXXX-JP-1の異常性は復活します。SCP-XXXX-JP-1は頻繁に兵器の製造、軍事演習を行っていると見られ、島内には兵器工場も存在しています。

補遺001: SCP-XXXX-JP内の兵器などのデータを推定しました。

[削除済]

実験記録001

対象: D-114744
実施方法: SCP-XXXX-JP内に立ち入り、映像と音声を調査させる。

結果: 映像からはSCP-XXXX-JP内に未知の植物が生えており、薬莢や使用済み砲弾などが落ちていた。また、立ち入ったD-114744はSCP-XXXX-JP-2への関心などが多く見られた。

分析:SCP-XXXX-JP内で昔戦闘があったと見られる。また、SCP-XXXX-JP内は、人に影響を与える不明な電磁波や放送が存在すると見られる。

調査記録001

対象: D-114744

インタビュアー: ██博士

<録音開始>

██博士: えー、D-114744、D-284661。こちらの声が聞こえるか?

D-114744: ああ。聞こえるぞ。

D-284661: こっちもだ。

██博士: よし。それでは、今から目の前のSCP-XXXX-JPに上陸してもらう。

██博士: あ、D-284661君は船に残っていてくれ。

D-284661: あ、ああ…

D-114744: じょ、上陸するぞ…

[D-114714がSCP-XXXX-JPに上陸する]

D-114744: 一応上陸できたぞ。

██博士:よし。それではあちらの火山の方で島内の録音と映像を撮影して来てもらおう。

D-114744: ああ。

D-114744 草だらけで見えないな…

[D-114744が2分程度録画する]

D-114744: とりあえず1つ取れたぞ。しかし本当に草が多いな…道路もボロボロだし…薬莢も落ちてる。何があったんだ…

██博士: 記録は終わったか?

D-114744: いや、まだだ。あと少し記録したら終わりだ。

[D-114744が再び撮影を続ける]

[録画中、無線にノイズが頻繁に入る]

D-114744: ん?何だ…?

██博士: どうした?

D-114744: 何だ?この音

██博士: 音は録って帰ってきてくれ。

D-114744: いや…何かがある気がする…

██博士: どっちの方向だ?

D-114744: あの柵で囲まれているところだ…

██博士: そこはSCP-XXXX-JP-1がいるところだ。立ち入るな。

D-114744: 気になる…

██博士: もう調査は無理か…おーい、D-114744。船に乗って戻ってこい。

D-114744: 嫌だ…

██博士: 強制的に帰還させるしかないか…おーい、D-284661。聞こえるか?D-114744を回収してくれ。出来なければ機動部隊を呼ぶが…

D-284661: あ、ああ。回収してくるぞ。

██博士: 回収が終わったら帰還してくれ。

[D-114744をD-284661が回収、帰還させる]

<録音終了>

終了報告書: D-114744はSCP-XXXX-JP-1が生息する方向に深い興味を示していた。1つ目の映像記録からは未知の草が多量に生えており、全体的にボロボロで、薬莢なども確認できた。しかし、2つ目の映像記録からはSCP-XXXX-JP-1の生息区域付近の柵の映像が多く映っており、音声からは判読不能な音声とノイズが記録されていた。

実験記録002

対象: D-221748

実施方法: SCP-XXXX-JP内に立ち入り、電波と電磁波を記録する。

結果: SCP-XXXX-JP内の電磁波と電波を記録したが、D-221748は実験記録001のようにSCP-XXXX-JP-2へ関心を示した。電波からは理解不能な言葉が聞こえ、電磁波はノイズが多く、一部を除き分析が不可能だったが、何らかの原因により人体に影響を与えることのみ確認された。

分析:SCP-XXXX-JP-1は互いに暗号もしくは独自言語で通信を行っていると思われる。

実験記録003

対象: SCP-XXXX-JP-1

実施方法: SCP-XXXX-JP内に調査ロボットを投入し、内部を記録する。

結果: SCP-XXXX-JP-1の生息エリアには、使用済み砲弾や薬莢が落ちており、血痕なども多数確認されていた。また、北西の工場付近では放射線が観測された。SCP-XXXX-JP-1はアサルトライフル(█████ライフルと酷似)を携帯しており、軍隊のような姿をしていた。

分析:SCP-XXXX-JP-1は演習や兵器製造を頻繁に行っていると見られる。


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  1. portal:7183856 (12 Oct 2021 11:58)
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