アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:Keter
特別収容プロトコル:
SCP-XXXX-JPは水で満たした施錠済小型ガラス製容器の中に収容してください。クリアランスレベル3以下の職員はSCP-XXXX-JPの容器の施錠を解除することは許可されません。
SCP-XXXX-JPはその性質故、回収に緊急を要します。
SCP-XXXX-JPを迅速に回収するために、財団が開発した監視システム-021が用いられます。監視システム-02を用いて不自然に証券が出現したことを確認し次第、最も近いエージェントを回収に向かわせてください。また、一時的に世界中のインターネット、電話回線をアクセス障害、混線を偽装して封鎖してください。
SCP-XXXX-JPの影響を受けた人間(SCP-XXXX-JP-1)は、発見次第A-クラス記憶処理を行ってください。その後、整合するカバーストーリーを適用してください。
説明:
SCP-XXXX-JPは17cm×21cmの証券です。
SCP-XXXX-JPは不定期に地球上のどこかに出現します。常温常圧下にあれば70分以内に自発的に発火します。燃焼している間、ある範囲内にいた人間は現金や電子通貨を金銭として認識出来なくなります2。また、拍手に対して金銭と同等の価値があると思い込みます。範囲は燃え尽きた面積によって、半径0m〜3kmにまで変動します。燃焼以外の方法でSCP-XXXX-JPを破壊することはできません。拍手に対する価値の大きさは個人差があります。
金銭で売っている相手から拍手で代金を払おうとする、あるいは、拍手で売っている相手から金銭で代金を払おうとすると、相手も金銭の価値を認識出来なくなり、拍手に価値を見出します。その際、売り主と買い主さえ決まっていればいかなる場合でも拍手は買い主と売り主の間を伝わります。また、そのような売買が企業や組織などの団体で行われた場合、そこに所属している人間全員がSCP-XXXX-JPの影響を受けます。
SCP-XXXX-JP-1の認識障害はA-クラス以上の記憶処理を実行することで取り除くことができます。SCP-XXXX-JP-1の財団職員は記憶処理を受けた後、十分に検査してください。また、いかなる取引も3日間はSCP-XXXX-JP-1ではなかった職員が代行してください。
補遺:
以下はscp-JPの発生記録です。
1929/██/██
████山の火口にてSCP-XXXX-JPが出現しました。(後に判明)全焼したため回収は不可能です。SCP-XXXX-JP-1の数は600万人以上だと推測されます。広範囲記憶処理-プロトコルが実行されました。歴史的金融危機による███████が開始されます。1987/██/██
[編集済]にてSCP-XXXX-JPが出現しました。財団が9割以上が燃え尽きた状態のSCP-XXXX-JPを回収、収容しました。世界的金融危機が発生。広範囲記憶処理-プロトコルを実行。エージェントによりカバーストーリーを適用。1977/██/██
スペインの[編集済]にてSCP-XXXX-JPが出現。財団がSCP-XXXX-JPを半分程度燃焼した状態で発見、消火、収容に成功。広範囲記憶処理-プロトコルを実行。エージェントによりカバーストーリーを適用。1981/██/██
チリの[編集済]にてSCP-XXXX-JPが出現。偶然通りかかっ男性によって燃焼中のSCP-XXXX-JPを消火。その後エージェントにより回収、収容。中範囲記憶処理-プロトコルを実行。エージェントによりカバーストーリーを適用。1987/██/██
フランスの[編集済]にてSCP-XXXX-JPが出現。監視システム-01により迅速な発見が成功したが、現地の女性が拾得し、女性が車両で移動中に僅かな間燃焼。エージェントがSCP-XXXX-JPを回収、収容。周辺のSCP-XXXX-JP-1の男性3人と女性3人にA-クラス記憶処理を実行。カバーストーリーを適用。1997/██/██
タイの[編集済]にてSCP-XXXX-JPが出現。監視システム-02の監視外に出現したため、燃焼中の回収に失敗。scp-JPの影響は拡大し、アジアでの金融危機が発生。直ちに広範囲記憶処理-プロトコルを実行。エージェントによりカバーストーリーを適用。1998/██/██
コロンビアの[編集済]でSCP-XXXX-JPが出現。監視システム-02により発見したが、現地の男性が拾得し車両を使って逃走。男性をエージェントにより一時的に拘束。1割程度燃焼した状態のSCP-XXXX-JPを消火、回収、収容。男性と周辺の68人にA-クラス記憶処理を実行。カバーストーリーを適用。2003/██/██
日本の[編集済]でSCP-XXXX-JPが出現。大雨が降っていたため、SCP-XXXX-JPは発火せずに財団が回収、収容。2008/██/██
アメリカの[編集済]でSCP-XXXX-JPが出現。監視システム-02による発見は失敗。エージェントが6割程燃え尽きた状態のSCP-XXXX-JPを消火、回収、収容。広範囲記憶処理-プロトコルを実行。カバーストーリーを適用。各国への被害は多大。2017/██/██
アメリカのテキサス州[編集済]でSCP-XXXX-JPが出現。監視システム-02により迅速な回収、収容に成功。
現在までに回収したSCP-XXXX-JPは9枚、全焼が1枚です。今後もSCP-XXXX-JPの出現すると推測されます。
SCP-XXXX-JPは出現時の状況次第では世界に甚大な被害をもたらす。世界中の人々は無限の価値を拍手により生み出すことが可能になり、世界の経済は混乱し生産は止まるだろうし戦争を引き起こし人類に甚大な被害を受けることになるかもしれない。
監視システム-02を開発した財団職員の見解
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- portal:5917518 (25 Jan 2020 19:09)
初めて批評を受けます。
scpとしておかしなところがあるかもしれません。
アドバイスよろしくお願いします。
大規模な練り直しが必要と考えます。全てではありませんが特に気になった点を下に書いておきます。
拝読しました。もう一度練り直してみます。
ありがとうございます。
アイテム番号→修正しました。また被害者SCP-XXXX-JP-1を追加しました。
拍手する男性の写真→取り除きました。他の写真を追加するかもしれません。
特別収容プロトコルと回収プロトコル→改行だけにしました。
人工衛星からは証券を観測出来ない→調べたら最高峰の人工衛星でも人が1ピクセルで見えるくらいだそうです。ご指摘通り変更しました。
記憶処理で影響を取り除けるという情報が記載されていない。→記載しました。
折り畳む必要性がない→変更しました。
その他、細かな表現を修正し、記載も増やしました。
はじめに
この記事はアイディアで勝負する土台に立つことが出来ていません。SCPは報告書であるため、理由のないフォーマットからの逸脱をひどく嫌います。多くの場合、それはDV削除の決め手にもなります。以下に示す実例は、いずれも一つ含まれるだけでDV削除されうる“致命的な”失敗です。
そして、できればこの批評を最後まで見て欲しいです。
具体例
ここの改行は必要ありません。
これは科学的な記述とは言えません。多くの場合、「〜に見えます」という主観的な表現は避けるべきです。
リアリティがありません。半径2000kmの円の面積は地球の表面積の40%以上を占めます。財団はこれを収容することができません。
SCPの報告書では「口語ではない敬体」を用いる必要があります。これは所謂ですます調です。体言止めは好ましくありません。
黒塗りが多く、全く事件の背景が見えません。黒塗りは作者にとって都合の悪い部分を隠すためにあるのではなく、ノイズを排除するために用いてください。
[データ削除済]も同様です。これが使われる時、読者には事前にその中身が何か想像できるだけの情報が与えられる必要があります。
これからどうすればいいか
0.一度この批評を最後まで読んでください
多分、ちょっとだけいいことがあります。
1.今から列挙するガイドを上から読んでください
そして、読む時は必ず自身の記事と照らし合わせながら読んでください。
2.記事をたくさん読んでください
それはもう沢山です。読めば読むほどいい感じです。出来れば動画ではなく、実際にサイトで読み、どのような説明をしているか、どのような構造をしているか、どのような黒塗りをしているかを頭の片隅で考えながら楽しんで読みまくってください。これはあなたの中に「普通のフォーマット」を作り上げ、より容易に記事を作成できるようになるでしょう。
3.もう一度チャレンジしてみてください
何度でも批評を受けることはできます。TwitterやDiscordの公式チャットに行くとより確実に批評を受けることができます。私たちはあなたのチャレンジを常に歓迎しています。
さいごに
あなたは既に一度記事を書き上げています。これは非常に素晴らしいことであり、大きな経験です。また、あなたは幸運なことに、自分の記事と照らし合わせながらガイドを読むことができます。ガイドをサイトに入ってすぐに読んでも大抵の人は「よくわからない」と感じます。
しかし、あなたは自身の手によって記事を既に書き上げています。すると、ガイドに書かれていることの多くは既に経験したことです。実感の伴ったガイドほど頼もしいものはありません。
あなたはチャンスを手にしました。大きなチャンスです。ぜひ、ものにしてよりクオリティの高い記事を書き上げる素質を手にしてください。
拝読しました。
これから、たくさん記事を読んでみます。
とりあえずこの記事は一度しまっておこうと思います。
良い経験になりました。批評ありがとうございます。