昇華

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収容以前のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: SafeEuclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-██に設置された特別収容室に収容されます。
特別収容室は170×125×250cm、厚さ15cmのALC製の外壁で覆われており、当オブジェクトから見て正面に75×220の厚さ15cmの木製の扉、右手には██社のトイレットペーパー2つとその替えが一つ設置されます。
収容室内は常に遠隔監視カメラで監視できる状態を保ち、Dクラス職員が12時間に一度内部を清掃する必要が有ります。

SCP-XXX-JP-A群は収容することが事実上不可能なため、SCP-XXX-JPの内部で保管しておきます。
SCP-XXX-JP-A群がSCP-XXX-JP内部から溢れ出した場合、速やかにDクラス職員による回収手続01を実行させてください。

回収手続01: 耐工業廃棄物汚染装備を装着したDクラス職員に通常時と同じ清掃用具を持たせ、内部を清掃させます。終了時には、必ずSCP-XXX-JP-A群が特別収容室に付着していないことを確認してください。

説明: SCP-XXX-JPは20█年9/18に██社によって製造された一般家庭用便器です。
当オブジェクトの外見は一般的な便器の為、██社の他製品との相違点はありません。
SCP-XXX-JPは20█年9/17神奈川県の██に存在するする下水処理場で、神奈川県█に設置されている公衆トイレから、汚水が全く流れてこないといった報告が挙げられました、██付近で発生した██を担当していた財団のエージェントが不審に思い調査した結果、異常性が発覚。収容されました。
内部に投入した液体が一滴も外部に放出されていないという異常性が確認されました。
その後、財団製の特殊ワイヤーを括り付けたGPSを内部に流し込み調査した所、放出部ではない何処かにつながっていることが確認されました、その後財団製の特殊ワイヤーを手繰り寄せた結果、位置発信装置は破損することなく回収されました。
その後映像記録端末を取りつけたのち再度調査した結果、SCP-XXX-JPからの排出物が山形県██に設置している公衆トイレから放出されていることが判明しました。██の██に設置されている公衆トイレは使用率が低い為、事後処理は速やかに完了しました。
後に、当オブジェクトが設置されている公衆トイレを溶接部分から切断し、施設ごと収容されました。
尚SCP-XXX-JPから放出される液体及び物体をSCP-XXX-JP-A群と呼称します。

補遺:20█年4/29に突如としてSCP-XXX-JP内部から人型実体(以降SCP-XXX-JP-Bと呼称)の出現が確認されました。
出現からサイト-█の職員が駆け付けるまでの約1分間、人型実体は喉を抑え悶え苦しんだ後、消滅が確認されました。
この事象を踏まえ再度調査を行った結果、SCP-XXX-JPから排出物が放出されている山形県█に設置されている公衆トイレ付近において、大規模な豪雨が原因とされる下水道の逆流が発生していたことが発覚しました。この事柄とSCP-XXX-JP-Bの発生に関係性があると予測し、カバーストーリー「█社からの派遣」を周辺の住民及び管理業者に伝えた後、SCP-XXX-JPと繋がっている公衆トイレから、ポンプによる水の逆流を起こした結果、SCP-XXX-JP-Bの出現が確認されました。
この結果からSCP-XXX-JPの異常性は液体を元に人型実体を生成するものと断定されました。
その後、██博士の提言により、SCP-XXX-JP-Bを再度出現させた後500×500×400cmの水槽に投入しました。その結果SCP-XXX-JP-Bの消滅反応は発生しなくなったことが確認されました。
以降は通信機器によるSCP-XXX-JP-Bとの対話の記録です。
〈ログ開始〉

██博士：対話は可能ですか？

SCP-XXX-JP-B：あぁ、それより早くここから出してくれねぇか？さっきから窮屈で仕方がねえんだ。

██博士：ですが、貴方は地上では消滅してしまうのでは？

SCP-XXX-JP-B：違う、川でもいい、海でもいい、何処でもいい。流れが在ればいいんだ。頼む。

██博士：分かりました。水槽にポンプ設置の許可を申請し..

（会話を遮って）

SCP-XXX-JP-B：というか此処は何処だ？おい、██達が居ねぇじゃねえか、██も居ねぇ、ouka…..までは一緒> にい…..くそっ、此処だと流れが……ねえと….泡…..

（SCP-XXX-JP-Bの形状が変化、水中に溶け出す）

〈ログ終了〉

終了後報告書: 同様の対話を再度出現させたSCP-XXX-JP-Bと行うも、結果に大差は無く、水槽に入れた直後に溶けだす事が確認されました。

ソース:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC-loo-%E5%85%AC%E8%A1%86%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC-1542514/
ライセンス:CC0

タイトル:トイレ
著作権者:markusspiske
公開年: 2019
補足:

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  批評コメント批評コメント

  
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  Okaka_Onigiri 24 Oct 2021 09:35

  拝読しました

  起承転結の承あたりで話が終わっている印象で、よく分からないという感想です。人型実体の性質や正体について、もっと記述が欲しいと思いました。考察させるような雰囲気もありましたが、情報が無くて何とも言えないです。設定があるなら、スポイラーがあると批評もしやすいと思います。
  また、文章にも気になる点が多々ありました。とりあえずですが、SCP報告書で改行は基本的に使わないです。内容が変わろところで空行を入れるのが一般的です。

  + 以下気になった点

  当オブジェクトから見て正面に75×220の厚さ15cmの木製の扉、右手には██社のトイレットペーパー2つとその替えが一つ設置されます。

  通常のトイレのようにトイレットペーパーなどを用意する理由が分かりませんでした。

  Dクラス職員が12時間に一度内部を清掃する必要が有ります。

  定期的にAが出てくる描写もないので、定期的な清掃は必要なのだろうかと思いました

  SCP-XXX-JPは20█年9/18に██社によって製造された一般家庭用便器です。

  画像が一般家庭用便器に見えないです。また、この記事でも黒塗り1つで1文字として扱っているようですが、それだと時代が200年代になっています。あと、年月日かスラッシュかは統一した方が良いと思います。

  当オブジェクトの外見は一般的な便器の為、██社の他製品との相違点はありません。

  文意が分からないです

  その後映像記録端末を取りつけたのち再度調査した結果、SCP-XXX-JPからの排出物が山形県██に設置している公衆トイレから放出されていることが判明しました。

  GPSで調査した時点で場所は分かるのではないでしょうか

  尚SCP-XXX-JPから放出される液体及び物体をSCP-XXX-JP-A群と呼称します。

  SCP-XXX-JPから何かが出てくる描写がそれまでに無いので、何を指しているのか疑問に思いました。

  同様の対話を再度出現させたSCP-XXX-JP-Bと行うも、結果に大差は無く、水槽に入れた直後に溶けだす事が確認されました。

  ポンプの設置は行わなかったのでしょうか。行っても溶けるならば、その記述が必要であると思います。

  From: サンドボックスオペレーター

  aster_shion 24 Nov 2021 16:35

  しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。

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