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批評していただきたいポイント
・文章は変ではないか。
・飽きないか。
・面白いか
・最後のオチに納得できるか。
・ストレスなく読めるか。
・タイプN記憶補強薬の設定に無理がないか。
参考にさせて頂いた作品
・SCP-1048「ビルダーベア」
・SCP-2315「校外学習」
・SCP-488-JP「人狼」
・SCP-1078-JP「低罪悪感実験生物」
・tale 「黒、白、黒、白、黒、白、灰色」
初めての執筆です。
構文には自信がないですが、頑張って入力しました。
批評の程、ご協力おねがいします。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: safe Neutralized
特別収容プロトコル: 2020年11月24日の事件XXXX-JPの後、SCP-XXXX-JPはNeutralizedに再分類されました。SCP-XXXX-JP の遺体は、現在 保育サイト81██の敷地内に埋葬されています。
説明: SCP-XXXX-JPは身長85,7cm・体重200kgの、自身を「クマ吉」と呼称する、テディベアに酷似した見た目の生命体です。基本的には雑食ですが、特に生肉とキャベツを好みます。小さな体ながら、力は強く、様々な作業を行うことが出来ます。また、6歳児ほどの知能を持ち、拙い口調ではありますが、日本語でコミュニケーションが可能です。3また、子供と接することを好み、保育サイト81██において、積み木などで一緒に遊んだりする様子が確認されています。
SCP-XXXX-JPの最も特筆すべき特性は、その声にあります。SCP-XXXX-JPの声は、1███Hz~2███Hzの超音波を含んでおり、これを聞いた人の身体的・精神的な疲労を軽減する効果がある事が確認されています。4また、SCP-XXXX-JPの声は、乳幼児の脳の発達を促進する効果があることも明らかになっています。
SCP-XXXX-JPの存在は、乳幼児の精神的発達に重要であり、SCP-XXXX-JPも、自身の介抱した乳幼児たちを見守ることを望んでいたため(補遺1参照)、2020年4月15日に、エージェント那倉の監視の下、週3回、保育サイト81██にて、活動する事が許可されました。
補遺1: SCP-XXXX-JPは、2020年4月3日未明に東京都内の託児所で発生した、猟奇的殺人事件の現場で発見されました。5当時、SCP-XXXX-JPは、怪我をした乳幼児を介抱しており、警察に潜入していたエージェントにより発見、収容に至りました。
補遺2:
補遺3 事件記録XXXX-JP: 2020年11月24日午後1時4分、近くのサイトに向かっていたエージェント耶麻﨑6が運転するワゴン車が、サイト81██から14km離れたショッピングセンターの駐車場にて暴走し、歩道に乗り上げる事故が発生しました。当時歩道には妊娠中の女性がおり、そのことを感知したSCP-XXXX-JPが、その当時判明していなかった能力7を用いて、その女性の背後に移動し、その女性の背中を軽く押しました。これにより、女性はワゴン車の直撃を免れ、大きな怪我を負わずに済みました。8ですが、SCP-XXXX-JPはワゴン車の直撃を受け、全身を強く打ち、駆けつけた救護班により、午後1時12分に死亡が確認されました。なお、事故を目撃していた周囲の人物には、クラスA記憶処理が施されました。エージェント耶麻﨑は、近くのサイトにSCP-███-JP9を輸送中でありながら、危険な運転をし、結果SCP-XXXX-JPを無力化する結果となったため、現在処分が検討されています。2020年3月5日に処分されました。(補遺4参照)
エージェント耶麻﨑へのインタビュー記録抜粋
インタビュー対象: 耶麻﨑エージェント
インタビュアー: 佐藤研究員
前記:佐藤研究員はエージェント耶麻﨑の大学の同期であり、自らインタビュアーを志願しました。
<記録開始>(インタビュー前半は重要度が低いため省略。)
佐藤研究員: じゃあ、どうして歩道に突っ込んだんだ?
エージェント耶麻﨑: だからさっき言ったじゃないか。あのクソ…SCP-XXXX-JPが、あの女性を襲おうと…
佐藤研究員: (言葉を遮り、ため息をつきながら)それはもういい。嘘ばっかりついて恥ずかしくないか。そろそろ本当のことを話したらどうだ。
エージェント耶麻﨑: (激しい口調で)だから、これが真実なんだよ!これ以上に何を話せばいい!
佐藤研究員: (机を強く叩き、大声で)ふざけるな!お前、自分がどんな事をしたのか分かっているのか!お前は、身体的なハンデを抱えている一般市民を危険にさらし、有益で協力的なSCiP を殺した!しかも、反ミーム性質を持つ人型SCiPの輸送中に事故を起こすとは、お前はエージェントとしての自覚があるのか!
エージェント耶麻﨑: なんで…(黙り込み、下を向く)
(両者しばらく黙り込む)
佐藤研究員: …すまん。少し感情的になってしまった。だが、まだ聞くべき事がある。ショッピングセンターの中で異常な行動をしていたそうだが、何をしていた?
エージェント耶麻﨑: (小声で)結局聞くんじゃねぇかよ…。あの時は、SCP-XXXX-JPの追跡から逃れるために…
佐藤研究員: (発言を遮り)ああ、もういい。そうやって自分の罪を、自分で殺したSCP-XXXX-JPに擦り付けるがいいさ。これでインタビューを終了します。
エージェント耶麻﨑: 待て、佐藤!お前はなぜ…
<記録終了>
後記:耶麻﨑先輩に反省の様子は見られないですね。-エージェント那倉
補遺4 2020年11月26日、SCP-XXXX-JPの遺体は、保育サイト81██の裏庭に埋葬されました。解剖調査を行う案も出されましたが、倫理委員会や多くの職員・スタッフの反対により、計画は白紙となりました。今でも、多くの職員やスタッフが墓参に訪れています。
私たちは、彼の死を、勇気を無駄にしてはならない。
SCP-XXXX-JPは…クマ吉は、まさに無償の愛と思いやりの化身だった。そんなSCP-XXXX-JPを失った悲しみが、そして悔しさが消えることは無いだろう。
しかし、我々は進むしかない。これからは、我々が勇気を、愛を、思いやりを、多くの人に伝え、守っていかなければならない。
確保・収容・保護。我々は、彼の勇気に恥じぬよう、より一層努力しなければならない。
-サイト81██管理者 盛島
事故を起こしたエージェント耶麻﨑は、現在サイト81██にて拘留されています。エージェント耶麻﨑の処分は、全ての調査が終わり次第決定される予定です。
エージェント耶麻﨑の処分は[編集済み]。
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「佐藤先輩、後でこれ、書いておいてください。」
那倉が微笑みながら、ノートパソコンを佐藤の前に置いた。
「お前に先輩と呼ばれる筋合いはない。」
「良いじゃないですか。耶麻﨑先輩と佐藤先輩は大学が同期なんですよね?」
「まあ、そうだが…で、何を書けばいい?」
「クマ吉が死んで今日で1ヶ月たったので、今の気持ちをインタビューしてて。最後、先輩だけなんですよ。私、やることがあるので、書いておいてください。」
「インタビューとは言わないよな、それ…。」
「まあ、いいじゃないですか。後ででいいので書いといてくださーい。」
「…分かった。」
「終わったら、私のデスクにパソコン、置いておいてください。」
「おう」
…あのインタビューから、ずっと耶麻﨑の言葉が引っかかっている。
「そうか。…まぁいい。そうやって自分の罪を、自分で殺したSCP-XXXX-JPに擦り付けるがいいさ。これでインタビューを終了します。」
「待て、佐藤!お前はなぜ…
なぜ…ミルクちゃんにさえ涙を流さなかったお前が、なぜそんなに、あの…クソッタレのために怒っているんだ!!」
「クソッタレか…彼の死をそのように口汚く…」
「彼じゃない!!"彼ら"の死だ!!彼らの死を!無駄にしては…無駄にしてはいけない!」
そう言いながら、彼は引きずられるように、インタビュー室から退室させられた。
彼の叫びが、心の中でこだまする。何か、答えを求めている自分がいる。しかし、何を求めているのか分からなかった。
…確かに不思議だ。5年前、ミルクが死んだ時、確かに私は涙一粒され流さなかった。
正直、私はどう泣けば良いのか分からなかった。
…自分がどういう気持ちなのかさえ分からなかった。
しかし、私は怒っている。
心の底から怒っている。
私は悲しんでいる。
はっきりと分かる。
ミルクが死んだときより悲しんでいるかもしれない。
なぜ?
なぜ俺はこんなにも怒っている?いつもなら、"こんな事"ぐらいで怒ったりはしない。ミルクの時もそうだった。
そんな俺が、なぜクマ吉が死んだことをこんなにも悲しんでいる?
そう考えながら、自分の気持ちを書いていた。
…そりゃそうだ。こんなにも人の役にたってきた"彼"なら、その死を悲しまれるのは当然であろう。
我々は、進まなければならない。彼の死を無駄にしては
…彼?
(彼じゃない!!彼らの死だ!!)
"彼ら"?なぜ、彼らなんだ?なぜ一人じゃないんだ?
クマ吉は一人しかいない。それなのになぜ"彼"らなんだ?
なぜ、そう彼は言った?
なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?何故?why?
疑問が頭の中を渦巻き、ふと口をついた。
「…誰なんだ?"彼ら"って…」
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佐藤は、あるスマホをポケットから出した。耶麻﨑が送ったという、クマ吉の写真を見るためだ。
「あの写真、見たか?」
「何の写真だ?。」
「あの騒動の前に、お前の携帯に送ったはずだが?。」
「俺に?ああ…あれか。」
「そうだ。暇な時にAMAOEで見てみろ。そうすれば、俺の言うことが分かる。」
その時は興味がなかった。
彼は、その写真をAMAOE反ミーム物品観察機器を通して見た。AMAOEとは、佐藤が作成した、反ミームをコンピューターで検出し、肉眼で視認可能にする機器だ。だが、試作機で誤作動ばかり起こし、企画すら通らなかった。しかし、その性能は(ある程度)本物である。なぜAMAOEなのか分からないし、耶麻﨑の言う事は信じられなかったが、半ば暇潰しとして、その写真をAMAOEに通した。
しかし、いつもなら誤作動ばかり起こすAMAOEが、予想以上に反ミームを取り除くことに成功した。
そして彼は言葉を失った。
これまでの認識が砕け散り、彼は事実を初めて視認した。
「まさか…"彼ら"って…?」
(そうか。世界にとっちゃ、子供たちの事なんか…。)
彼の脳裏に、クマ吉クソッタレが笑う顔が浮かんだ。
そして、己の罪を知った。
彼は、すぐに「今の気持ち」を書いた。「自分の気持ち」を素直に打ち込んだ。ノートパソコンを那倉のデスクに置き、歩き出す。
「先輩、どこへ行くんですか?」
「ああ。耶麻﨑のとこに行ってくる。」
「分かりまし…え?」
彼は小走りでどこかへ走って行った。
「…耶麻﨑先輩のとこに? お、書き上がってる。よし、これを保存して…」
私たちは、真実を見極める必要があります。彼らの死を無駄にしてはなりません。
-サイト81██ レベル2研究員 佐藤
「さすが佐藤先輩。サイトで一番プライドが高い男と言われているだけあるわね…。
…でも、耶麻﨑先輩はたしか…」
しかし、物語がそれで終わるはずがない。
財団は、SCP-XXXX-JP死後調査を行って、その体を調べた。その結果、SCP-XXXX-JPは、雑食であるものの、特に「肉」を好んで食していたことが分かった。そして財団は、
それを埋葬した。
それは、新たな悲劇の始まりだった。
すでに何もかもが、手遅れだった。
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- portal:7302468 (27 Jul 2021 08:13)




すみません。まだサンドボックスの使い方に馴れておらず、消去とアップロードを繰り返してしまいました。
ご指摘ありがとうございます。以後無いよう、注意致します。
(危ねぇ…返信するとこだった…)