アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを囲う形でサイト-8149が建設され、付近3kmを立ち入り禁止にします。SCP-XXX-JP-1に対する実験はレベル4研究員1名以上の許可を得た上で、LCBWA(Low Conscious Brain Wave Analyzer :低意識下脳波解析装置)を用いて行ってください。得られたデータは、レベル4以上のクリアランスを持つ職員のみ閲覧可能です。
説明: SCP-XXX-JPは北海道██市近郊に位置する約3000m2ほどの異常空間です。SCP-XXX-JPの内部の現実性は約0.76Hmと通常1よりも低くなっています。
SCP-XXX-JP内部で人間がレム睡眠を行った場合、共通する実態(以下SCP-XXX-JP-1)が夢に出現します。SCP-XXX-JP-1
発見の経緯: SCP-XXX-JPの発見は、SNS上にSCP-XXX-JP-1に関する情報が93件投稿されたことがきっかけでした。当時SCP-XXX-JPの中心付近にはホテル█████が営業しており、「宿泊客が同じ人の夢を見る」という都市伝説が付近に広まっていました。財団は当初そのホテルが異常な建築物であると判断していましたが、ホテルのそばの建物を利用して作られた特設サイトの職員もSCP-XXX-JP-1に遭遇し、SCP-XXX-JPが空間である可能性が出てきたため、付近の調査を行い現在のSCP-XXX-JPとなりました。
インタビューログ XXX-1
対象: SCP-XXX-JP-1
インタビュアー: ██博士
<録音開始>
██博士: これからインタビューを行います。いくつか質問をしますので正直に答えてください。ではまず、あなたは誰ですか。
SCP-XXX-JP-1: 誰…か。いざ答えるとなるとなんと答えればいいかわからんな。██博士: あなたは我々人間のような外見をしていますが。
SCP-XXX-JP-1: 当たり前だ。俺もお前も同じだからな。
██博士: 同じ?同じとはどういうことですか?
SCP-XXX-JP-1: 言葉通りの意味だ。俺も、お前も、人間だろ?違うか?
██博士: つまり、あなたは人間だということですか?
SCP-XXX-JP-1: そうだ。そして俺は10年以上ここにいる。ここは奴らが少ないからな。
██博士: 奴ら?
補遺: 復元済みファイル - Log_20██/██/██_47
- portal:3450184 ( 04 Jun 2018 07:17 )

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