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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの出没するサイト-8122では現在、危険性のあるオブジェクトが収容されません。SCP-XXX-JPの出没地点の長期固定のため、極力業務外でSCP-XXX-JPに関するサイト内での発言は禁止されています。
SCP-XXX-JPの行動パターン把握は収容の為の最重要調査課題とされます。
説明: SCP-XXX-JPは財団関連施設に出没する成人男性用の近視矯正眼鏡です。紺色の鼈甲柄のスクエアフレームを持ち、長期使用による経年劣化の形跡は見られますが、皮脂、毛髪、フケなどの生物由来の痕跡は一切見られません。組成そのものは非異常性の眼鏡である事が判明しており、Dクラスでの実験の結果、右目の度数が高い事による眼鏡酔い以外の影響はありません。
SCP-XXX-JPはサイト-81KAのカフェテリアで発見され、当初はサイト職員の忘れ物と思われました。しかし同デザインの眼鏡を使用する職員が存在しない事、出現の瞬間の監視カメラ映像が不自然に途切れていた事、以降財団関連施設に不定期に出没が確認されるようになった事からオブジェクトとして認定されました。発生する新たなSCP-XXX-JPは概ね前述の特徴を要する他、破損・汚損している場合があります。これらの特徴は次に出没するSCP-XXX-JPに引き継がれない場合が多いですが、小さな破損(ノーズピースの脱落、フレームの歪みなど)を修理した場合、その修理内容が引き継がれるケースが確認されています。なおSCP-XXX-JPが使用不可能な状態まで破損した場合、それまでの修理・破損内容はリセットされ、従来のSCP-XXX-JPの形状で出没します。
SCP-XXX-JPは1度出没した施設で1〜3年程度、連続的に出没する傾向が見られます。施設内で半数以上の人物がSCP-XXX-JPに対して恐怖や嫌悪を示す発言や行動をした場合、SCP-XXX-JPは1年以内に別の施設で出没するようになります。この事からSCP-XXX-JPは人間的な知性を持つとされ、現収容サイトであるサイト-8122のSCP-XXX-JP担当職員は、SCP-XXX-JPへの暴言や中傷する発言を禁止されています。
20██/██/██以降、SCP-XXX-JPは意図的に危険度の高い物品付近に出没する傾向が見られます。これらの物品の中には敵対的なオブジェクトも含まれ、SCP-XXX-JP出現のストレスにより収容違反を起こす事例も確認されています。また出現するSCP-XXX-JPの状態は付近の物品による危害で発生しうる破損、汚損の形跡が見られ、多くの場合は床や地面に散乱しています。以下はSCP-XXX-JP発見時の状況の抜粋です。
付近の物品 | SCP-XXX-JPの状態 | 備考 |
---|---|---|
包丁 | レンズの脱落 | 包丁は床に落ちており、切っ先が折れていた。折れた切っ先は発見されず。 |
空のピルケース | フレームの破損 | ピルケースはサイト研究員の紛失した睡眠薬。紛失時はまだ30錠が入っていた。 |
絞首縄 | レンズの脱落 | サイト-81KAの空室のオフィスにて発見。破損は2メートル以上の高さから落下した衝撃によるものと思われる。発見時、縄は揺れていた。 |
焼却炉 | 溶解 | N/A |
工具用ハンマー | レンズの破損、フレームの歪み | 右側頭部から強く殴打した時の形状に類似。 |
サイト-8128吹き抜けホール | 全体的な著しい破損 | 破損は10メートル以上の高さから落下した衝撃によるものと思われる。 |
SCP-████ | [編集済み] | SCP-████収容ロッカーへのアクセス記録は検出されなかった。 |
この事からSCP-XXX-JPは現在自殺願望を抱いていると考えられます。収容困難なオブジェクトの収容違反を考慮し、SCP-XXX-JPのレンズやフレームに文字を書き込む、声をかけるなどしてメンタルケアを試みましたが、現在に至るまでにSCP-XXX-JPが何らかの反応を示した例はありません。
補遺: ████/██/██ サイト-██にてSCP-███の収容違反が発生しました。再収容時、収容房内に白衣の断片とSCP-XXX-JPのフレームの破片が発見されました。SCP-XXX-JPがKeterクラスオブジェクトの収容房へ侵入した理由は不明であり、セキュリティシステム上にも侵入の記録は確認されませんでした。SCP-███は自身がSCP-XXX-JPを攻撃した事実を認めていますが、その詳細の説明を拒否しています。この事案により、SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルは大幅に改定され、収容困難かつ他物品の収容違反を誘発するオブジェクトとしてKeterクラス認定の申請がされました。申請の認可は現在保留中です。
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- portal:2781073 (02 Jun 2018 15:38)
「極力発言を避けるべき」なのか、「発言は禁止されている」のか、制限の度合いがどちらなのかよく分からなかったです。また、個人的にですが単語間の修飾関係が分かりにくく感じました。
「業務外でのSCP-XXX-JPに関する発言は、サイト内において禁止されています。」などとするのはいかがでしょうか。
この判断に至った要因は;
の2点か後者の1点でしょうか。だとすると「人間的な知性を持つ」という判断に至るには足らないと感じました。
この文、要約すると「ピルケースは睡眠薬」と解釈できてしまいます。
本来この文が意味するところが:
なのであれば、「ピルケースは睡眠薬の入っていたもので、サイト研究職員の紛失物である。」などとするのはいかがでしょうか。
拝読しました。コンテスト用評価モジュールが無いので付けましょう。
個人的にただ「Dクラス」と呼称するのは好きじゃないです。あと、少し文章が怪しいですね。文の前後や言葉の正確性のためにも、例えば
「Dクラス職員を用いた実験の結果から、右目の度数が高いこと1による“眼鏡酔い”2以外の影響は見られていません。」のようにするのはいかがですか。
「オブジェクト」という言葉自体は物などを指す言葉であって、異常存在と言う意味を表すとは思えないので、例えば、
「しかし、同デザインの眼鏡を使用する職員が存在しないことや出現の瞬間の監視カメラ映像が不自然に途切れていること、以降財団関連施設に不定期に出没が確認されるようになったことから、当オブジェクトは正式にSCP-XXX-JPとして認定されました。」みたいに書いてみるのはどうでしょうか。
後の文章との繋がりを考えて、「小さな破損(ノーズピースの脱落、フレームの歪みなど)を修理した場合に」とするとよいかと思います。
「[編集済]」とした方が良さそうです。
「このことからSCP-XXX-JPは人間的な知性を有していると推測されており、」としてみるのはいかがですか。
「意図的に」は不要かと。
前述の理由で、「これらの物品の中には敵対的なものも含まれ」とすると良さそうです。
ちょっと引っかかりました。「ピルケースはサイト研究員の紛失した睡眠薬のもの。」としてみるのはどうでしょうか。
「このことから、SCP-XXX-JPは現在自殺願望を抱いていると考えられています。」
声を掛ける、と漢字表記しましょう。
反ミームチックですね。眼鏡に知性があると推測するのならいいのですが、完全に知性があると断定したような行動がSCP-xxx-JPに対して行われていたり、そのような文章が書かれていることに違和感がありました。
>極力業務外でSCP-XXX-JPに関するサイト内での発言は禁止されています。
業務時間外としたほうがいいかもしれません
>当初はサイト職員の忘れ物と思われました。
思われていたではなく、考えられていたのほうがいいかもしれません
「業務外」には業務時間外も含まれていると思います。業務外の方が制限範囲が広いために適切でしょう。
サンドボックスⅢの正式運用日前の整理のため、全ての下書きステータスを「批評終了」に変更させていただきました。サンドボックスⅢの正式運用となる2019/6/1より再度「批評中」に変更し、批評を受けることが可能です。