不死者の群れ(仮)

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アイテム番号: SCP-1341-JP←数字は仮の物です(決して書き直すのが面倒だったわけではありません)

オブジェクトクラス:Euclid Keter

特別収容プロトコル:SCP-1341-JPはサイト-█の中央にコンクリートで作成された厚さ10mの壁に囲まれた施設に収容し、収容室の扉には必ず10名以上の戦闘員が待機してください絶えず100000人以上の機動部隊員を配置し、いかなる生物もサイト外へ出さないでください、万が一収容違反が発生した場合、サイト管理人に報告を行い、財団エージェントはなんらかの任務を与えられていない限り、即座に捜索にあたってください。

説明:SCP-1341-JPはなんらかの生物の特徴を持った生物群(以下SCP-1341-JP-A群)とSCP-1341-JP-A群をなんらかの方法で生成、指揮することのできる人型実体SCP-1341-JP-B-1〜7(以下SCP-1341-JP-B群)の2種類のオブジェクトに分類されます。

SCP-1341-JPは██県██市の森の中で、突然赤黒い光を伴って出現した狼のような生命体と、その一帯を縄張りとしていた熊が戦闘を始めたところをたまたま他の任務のために移動中だったエージェント██によって発見され、近隣のサイトに駐屯していた機動部隊によって即座に確保、収容されました。
現在、SCP-1341-JP-Bは現在財団の知る限り7名存在しており、収容に応じたSCP-1341-JP-B-3へのインタビューではSCP-1341-JP-B同士は互いに存在を確認でき、現在15名いるとのことです。
また、SCP-1341-JPは両オブジェクトとも、死亡後肉体の損傷に合わせ、24時間以内に回復するようですが、SCP-1341-JP-A群は復活後、5時間は活動が活発化し、目につく生物を全て捕食しようとします。

インタビュー記録-日付20██/██/██
対象:SCP-1341-JP-B-3
付記:このインタビューは███博士によって行われました。

《録音開始》
博士:それでは、これよりインタビューを行います、いくつか質問をしますので、答えてください。
SCP-1341-JP-B-3:ほんとにやらなきゃダメなの?
博士:ダメです、では最初の質問です、あなたたちはなぜ人型を取っているのですか?
SCP-1341-JP-B-3:…それはどういうことかな?
博士:以前、当サイトの職員が、あなたが部屋にいなかったことで取り乱したことがありました、あの時のあなたは猫の姿をし、私に手を振っていた。
SCP-1341-JP-B-3:よくあれが僕だってわかったね、それで、僕たちが人型を取ってる理由だっけ?それはね、人間は目立つ上にそこまで大きな体を持たず、さらに脳の記憶容量が大きいからなんだ、指揮官として有能なコピー対象だったのさ。
博士:つまりあなたは指揮官であると?
SCP-1341-JP-B-3:そういうことさ、残りの14人もね…あっ(対象が青ざめる)
博士:どうかしたのですか?
SCP-1341-JP-B-3:秘密にしておくつもりだったのに
博士:話してください
SCP-1341-JP-B-3:沈黙

博士がおもむろにナイフを取り出す

SCP-1341-JP-B-3:わかった、話す、話すから切らないでくれ、普通に痛いから。
博士:わかりました。
SCP-1341-JP-B-3:まったく君は人の心がないのか?
博士:あなたに心を持って接するつもりはありません。
SCP-1341-JP-B-3:いいかい?僕たちは軍隊だ、戦場を駆け回り、敵の陣地や根城をことごとくぶっ壊す、ね。今僕たちは中国大陸?に集結しつつある、あの時はヨーロッパで大失敗したからね。もう少しだったのにさ、こっちだって兵士作るの大変なんだよ?
博士:そうですか、では次の質(SCP-1341-JP-B-3の笑い声に遮られる)
博士:何がおかしいのですか。
SCP-1341-JP-B-3:まだ分からないのかい?
博士:まさか、ヨーロッパで失敗というのは…
SCP-1341-JP-B-3:やっとわかったみたいだね、でも、もう遅いんだよ…僕たちの準備はすでにできている、さぁ、戦争の始まりだ!僕たち█████は人類へ、宣戦を布告する!
砂嵐

《録音終了》

後日、███博士の遺体が発見されました。また、インタビューに使われた部屋には、壁や机には鋭利な刃物によって付いたと思われる傷跡が残っていました。SCP-1341-JP-B-3は逃走したものと思われます。

実験記録-日付20██/██/██
対象:SCP-682
付記:この実験は事前に05-7の許可を得たうえで行われています。SCP-682の脱走に備え、厳重に管理されたサイト-█内の実験室にて行われました。
実施方法:対象のSCP2体を実験室へ誘導し、決着がつくか、実験室の扉が破壊されるまで放置します。扉の近くには常に30人以上の機動部隊員が待機したうえで実験が行われました。

結果: 実験開始から18時間後、SCP-1341-JP-A群は実験後にSCP-682の姿を模した形で復活し戦闘を続行、SCP-1341-JP-B-3が新たに2体のSCP-1341-JP-A群を生成し、戦闘に参加しました。

実験開始から27時間後に戦闘中に生成された2個体がSCP-682の姿をしていたため、実験担当者が実験終了を宣言し、機動部隊が実験室に侵入し、制圧した後、各SCPを所定のサイトに収容しました。尚、実験終了時SCP-628は身体の約90%を損失しているものの、生存しており、SCP-1341-JPはSCP-1341-JP-Aの死亡が確認されるも、24時間後完全に復活し、内1個体がSCP-1341-JP-Bを背中に乗せて脱走しました、現在機動部隊及びエージェントが捜索、収容にあたり、収容違反から30時間後に収容に成功しました。

分析:SCP-1341-JP-Aは復活後にSCP-682に酷似した姿をしていたことから、復活時に殺害してきた相手の姿を模倣しているように思われます。また、復活後に異常な再生能力を保有していたことから、模倣対象の性質もコピーするようです。そのため、上記のSCP-1341-JP-A群にはSCP-682の収容プロトコルが反映されます。これらの結果から、これ以降の実験はいかなる理由があろうとも認可されません。

サイト-█管理者より、O5へ
SCP-1341-JPのオブジェクトクラスをEuclidからketerへ変更、及び特別収容プロトコルの改変を申請します。

……

    申請は受理されました。


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  1. portal:7802646 (02 Jan 2022 05:31)
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