SCP-JP下書き「スーサイドドライヤー」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81-██のsafeクラス標準収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JPの実験にはレベル3以上のセキュリティクリアランスを持つ職員2名以上の許可が必要です、また、管理や実験に伴う移送は男性職員のみで行われます。SCP-XXX-JPが複数存在する可能性が高いことから、機動部隊か-12("ドライ・アンド・ブロー")がSCP-XXX-JPの捜索を行っており、発見次第回収、収容されます。

説明: SCP-XXX-JPは、異常な精神影響を引き起こすドライヤーです。胴体はピンク色で、手持ちの部分にはスライド式のスイッチがあり、下からOFF・COLD・HOT・TURBOの文字順に切り替えができます。SCP-XXX-JPを解体し内部の調査を行う試みは失敗したため、中の構造は判明していません。
SCP-XXX-JPを使用した実験の結果、SCP-XXX-JPを前にした被験者には、「SCP-XXX-JPを使いたい」という軽度の強迫観念が現れ、使用し髪を乾かすと、枝毛の減少や染髪等での髪へのダメージの軽減など、使用者の髪質が大幅に改善されます。その他、女性の被験者は100%、男性の被験者の82%が使い心地について「乾きが早くとても使いやすい」と評価し、「また使わせてほしい」と述べました。
SCP-XXX-JPの異常性は、月経を経験し、また閉経をしていない女性が使用した際に現れます。SCP-XXX-JPを対象者が使用する合計時間が増える事に以下の症状が出現します。

ステージと合計使用時間 症状
ステージ1: 5時間~10時間 集中力の低下、虚しさを感じる、意欲が湧かない等うつ病の初期症状に類似した状態、Aクラス記憶処理での治療が可能。
ステージ2: 10時間〜20時間 睡眠障害、摂食障害等、日常生活に支障をきたす症状の発現。
ステージ3: 20時間〜24時間 死に至らないレベルの自傷行為、自主的な嘔吐、1人以上との会話に於ける不正確な意思疎通、幻聴、幻覚。

ステージ3が終了すると、対象者は即座にSCP-XXX-JPを使用した感電による自殺を図ります。この時、使用した方法が、通常では感電をしない方法であったとしても、対象者の身体には致死量以上の電流が流れ、死に至ります。このことから、SCP-XXX-JPは未知の発電機構を備えており、自主的に発電する可能性があるという仮説が立てられています。
現在、ステージ2以降においての影響からの離脱の例はありませんが、ステージ1の時に適切な心理カウンセリングや治療を行った場合移行する時間が遅くなることが判明しています。また、SCP-XXX-JPの異常性がなぜ女性限定で起こるのかは現在調査中です。

補遺: SCP-XXX-JPは20 ██年█月█日、██県██市にて「母と姉が感電している」との通報が入り、証拠品として回収されました。死因は感電死でしたが、状況説明を聞く限り感電するような要素が何も無かったことが市の警察署に潜伏していたエージェントの興味を引き、財団によって回収、収容されました。

以下は、収容の際財団に保護された遺族に対するインタビューです。

対象: ███ 椛乃 氏

インタビュアー: 宇井博士

付記: このインタビューは、警察との任意同行という名目の元、事件性の有無を調べるための事情聴取として行われました。

<録音開始, (20██/█/██)>

宇井博士: 本日は事情聴取にご協力いただきありがとうございます。

椛乃氏: あの…事情聴取って、今回のことに何か……事件性でも?

宇井博士: いえ、まだ断定はできませんが、少々気になることがありまして。いくつか質問をさせてください。

椛乃氏: はい、私がわかることならなんでも。

宇井博士: それでは始めます、まず、当時ご自宅内で何が起こったのか説明をお願いします。

椛乃氏: あの日は、丁度母と姉のことについて相談するためにもう1人の姉1を家に招き家族会議をしようとしていました。といっても、母と上の姉は話が出来る状態ではなかったのですが…。

宇井博士: 話し合いはどのように進みましたか?

椛乃氏: 母たちの状況説明と、病院に連れて行く日程とか、入院した場合の費用のこととかを話しました。後は、まぁ普通に雑談とかを…。

宇井博士: なるほど、続けてください。

椛乃氏: それで何時間か過ごしていたら、急に…上の姉が洗面所に向かって走り出して、それに続くように母も…そんな突然動き出すなんて初めてだったのでびっくりしちゃって、ちょっと追いかけるのが遅くなったんです。それで…洗面所に入ったら……その………っすみません。

宇井博士: いえ、構いません。少し休憩をしましょう。

<20分程の休憩>

宇井博士: 落ち着かれましたか?

椛乃氏: はい…だいぶ。すみません。

宇井博士: 大丈夫ですよ、ゆっくり話してください。

椛乃氏: はい…。洗面所に着いたら、母が湧いてたお風呂に勢いよく入ったところで、何してんだろうって思ったんです。でも、姉がドライヤーを洗面所から風呂に持ち込んで一緒に入ったんです。ちょっと戸惑っていたら、ド、ドライヤーを湯船に着けて…あの…2人が…..苦しみだ、して………ドラマで、そういうドライヤーをお湯につけて殺したみたいなのを見たことあるんですけど、でも2人はコンセント挿してなかったのに、バチバチってなって………それで…..2人の悲鳴がきこえて、怖くて、怖くて…….っ

宇井博士: それは怖かったでしょう。

椛乃氏: … ██姉もママも、苦しそうなのにやめようとしなくて…私、2人を湯船から出そうとしたのに、出ようとしてくれなくて…叫んでるだけで、ずっとその場にとどまっていようとしてて…。それでその間に██姉が救急車呼んで、それで…………着いた時にはもう…。

宇井博士: そうでしたか、とてもつらかったでしょう…。差し支えなければ質問をよろしいですか?

椛乃氏: はい…。

宇井博士: ご家族が使用したドライヤーですが、購入先などはわかりますか?

椛乃氏: わからないです、上の姉が買ってきたものなので。

宇井博士: ありがとうございます、以上でインタビューを終了します。

<録音終了, (20██/█/██)>

終了報告書: SCP-XXX-JPが購入されたものであることから、量産品である可能性が高いと思われます、残りのSCP-XXX-JPの捜索を要請します。

宇井博士の要請は承認されました。


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