SCP-4307 海洋電磁近衛兵

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アイテム番号: SCP-4307

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

SCP-4307実体は、バレンツ海を再現した水で満たされた海棲生物収容用強化チャンバー中に捕獲されています。全てのチャンバーについて、一つの面を鉛板で覆った上で、二箇所の角にX線放射器を設置してください。X線放射器は、二週間に一度SCP-4307実体群への給餌を行う目的で設置されます。チャンバー中の植生は、三週間に一度、強化潜水服を着用したDクラス職員によるメンテナンスを行ってください。

説明:

SCP-4307は、絶滅したノトサウルス属1に属する27体の実体群です。その体長は平均して4mですが、いくつかの種は5mから7m に達することが記録されています。SCP-4307は一般的な海洋生物を食料とし、主として魚を消費しますが、これらの種はより大きな獲物に対しても狩りを行うことが観察されており、その対象には彼ら自身より大きい動物も含まれます。

SCP-4307は、脳付近に位置する器官を用いて電磁波パルスを射出する能力を有しています。この器官の組織には、電気細胞の高密度な集積が認められます。パルスは、主として捕食者として想定される対象を無力化するための手段として用いられますが、電子機器を一時的に使用不可能にすることも可能です。SCP-4307実体の最初の回収の際、沈没したK-278 Komsomolets2から発せられた放射線を「餌にする」様子が観察されました。後述の実験によって、吸収した放射線の種別と量により、射出される電磁波パルスの強さと種類が変化することが示されています。なぜSCP4307があらゆる悪影響を受けず、これらのパルスと放射線との接触を生き延びることができるのかは不明です。見かけ上、SCP-4307の三畳紀における祖先がサメ類の突然の出現に対応する形で当該器官を発達させたように思われ、その放電はサメの感覚を奪い、気絶させることができる強さを持っています。

SCP-4307実体は人間を食物源としては認識しておらず、通常その存在を無視しますが、じゃれるような交流が行われたいくつかのケースが記録されています。その一方で、SCP-4307実体は脅威を感じた場合、その顎を用いて暴れることが知られています。

三畳紀以降においては、ノトサウルス科に属する生物の一切の化石が見つかっていないため、SCP-4307がどのように現代まで生き延びてきたのかは不明です。財団の古生物学者は、三畳紀末期においてSCP4307実体群が氷に閉ざされた僻地の洞窟内において凍結し、どうにかして複数回に渡る大量絶滅イベントを生き延びた可能性を挙げています。

補遺4307.1:

SCP-4307は、1989年の5月、財団ロシア支部からバレンツ海においてK-278 Komsomoletsが突然消息を絶ったという報告があった後に発見されました。さらに二つの潜水艦、K–129 MinervaとUSS Scorpionについても、SCP-4307実体によっていずれも1960年代に沈没させられたものだと考えられています。これらは現在、SCP-4307実体がそれら潜水艦の原子炉から放射線を摂取しようとしたことによるものだと理論づけられています。財団職員は、1945年の核実験による高エネルギー放射線の突如とした爆散が、長い眠りについていたSCP-4307のコロニーを目覚めさせたものだと理論づけています。当該コロニーはその際バレンツ海に移動し、それ以来そこで発見されるようになりました。

補遺 日誌からの抜粋:

K-278 Komsomoletsの当時の指揮官であるEvgeny Vaninが、潜水艦に搭乗している期間中に航海日誌をつけていました。K-278 Komsomoletsが沈没する直前に書かれた、いくつかの記述があります。関連箇所や注目に値する箇所がロシア語から翻訳され、分析のために書き起こされました:

350ページ

30/03/1989
祖国の命令のために、我々はアメリカの潜水艦の監視から離れてノルウェー近海の哨戒へ向かった。0200ごろノルウェー海に到着、現在に至るまで哨戒を行っている。

353ページ

02/04/1989
ノルウェー海とその周辺のエリアを三日間にわたって哨戒し、今に至る。2200ごろ、レーダー操作員が艦を包囲する大きな信号を捉えた。私はそれを我々を死んだ鯨と勘違いした海の捕食生物だとして退けることにした。

356ページ

05/04/1989
何者かに攻撃された。全ての電気系統が落ちてしまい、電波無線を用いて祖国へ電報を送ることができない。モーターも復旧してくれない。どうやって、くそ、奴らは私に気づかれずに直接の接触もなく我々の設備を破壊したのだ?船員はパニックに陥っているが、彼らを責めることは出来ない。彼らは若く、死の恐怖に怯えている。もし機械工がどうにかして通信設備を復旧することができれば、上官に即時支援を要請するSOSを送るつもりだ。

358ページ、最後の記述

07/04/1989
二日間、暗闇と緊急物資で過ごしたのち、1500ごろ通信設備が復旧。司令官がなんとかしてSOSを送ったが、何者かが電気ショックを与えたようで、再び電気系統が落ちてしまった。2000、奇妙な音が外から聞こえ、艦に激突してきた。続く混乱の中で火災が発生し、司令官が傷を負った。航海日誌を回収した後、私と他何人の船員は一つの救命ポッドへ向かった。そこは大混乱で、男たちは一つの場所を取り合って互いに争い合っていた。私は人の海の中でなんとか身動きを取って救命ポッドに到達することができたが、急速に燃え広がる火災のため、我々はその後すぐに出発することになった。我々が脱出した時、私は瞬きの中で、あの…生き物たちの姿を見た。彼らは爬虫類のようであったが、何かが欠落していて、なにか私には説明できないような違和感があった。我々が海面に浮上してから2時間後、SOSを聞いたロシア船が到着して、我々を乗せてくれた。[記録終了]

補遺4307.2:


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