Metaall 1

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オブジェクトクラス:Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-jpから半径50mの球状エリア内に人が立ち入ることが出来ないよう保安職員が警備します。万が一エリア内に人が足を踏み入れSCP-XXXX-jp-1による認知災害にあった場合職員は直ちにその被災者を射殺してください。なお、プロジェクト・ドールが実行中である為不定期に財団から研究員がSCP-XXXX-jpエリア内に派遣されます。また、SCP-XXXX-jp内部から人が出現した際には速やかに保護して、財団本部に連絡し指示を仰いでください。

説明: SCP-XXXX-jpは■■■■■■■の隣に位置する時空間異常です。この異常は地下一階に唯一あるタイル張りの部屋を覆う形で20m四方の正方形の空間として出現しています。この空間内にはドアを開けることでのみ入ることができますが中からは一定の条件を満たさない限り退居することが不可能となっています。そこには硬い石の床が広がっており側面には蛍光灯が灯っています。そして前方の壁には何桁かの暗号が壁に彫られており大量の紙と部屋内にいる人数に対応する本数の万年筆が隅に添えられています。部屋の天井には次のような文字が刻まれています。

もしあなたがこれを解読したときこのシステムは崩壊しあなたは助かるだろう

この文から暗号を解読することでこのSCPが破壊されることが予想され、解読が財団の目的に反していますが後述する理由(極秘レベル4)により破壊することをやむを得ないとしています。SCP-XXXX-jp内部の生命体は60分ごとに部屋に入る直前の状態にリセットされます。これは生命や意識についても適用され、60分ごとにSCP-XXXX-jp内部にいた頃の記憶や感情、精神的ダメージが消され、消化された食べ物や睡眠欲なども入る前の状態へと変化します。この現象によりSCP-XXXXjp内にいる限り生命体は永久的に生命を維持することになります。そして内部と外部は電話によってのみ通信可能です。画像の送受信は不可能である他メールに関してもいかなるセキュリティシステムで保護しながらでも送受信できないという特殊電波障害が発生します。電話の最中にも暗号に関してやプロジェクト・ドールによる研究員の増員数に関しての発言をする時のみ高い電子音によって遮られ、一部情報を収集しきれていません。この電子音の部分については電波解析を行いましたが解析不能でした。
 続いてSCP-XXXX-jpはSCP-XXXX
1-jpという認識災害を半径50m以内に及ぼします。人間がSCPXXXX1-jpに感染するとSCP-XXXX-jp内への入室を渇望するようになります。
補遺 市街地の中心部にあるため部屋自体の移動は困難であると考え機動部隊(ヴァイク)12人による部屋前面部の破壊を試みました。9人が突撃部隊となり3人は監視部隊とし有事に備えられるよう突撃部隊とは離れた場所で監視していました。内部に特別指定人物

■■■■

がいるため爆破式突入は危険であると判断しバッテリング・ラム(破城槌)の使用を決断しました。結果当時確認されていなかったSCP-XXXX—1-jpの影響を受け突撃部隊9人が認識災害に陥りSCP-XXXX-jpへの攻撃をやめ内部へと歩き出しました。監視部隊はプロジェクト・ドールの妨害になるとしてやむを得ず突撃部隊を全員入室前に射殺しました。
  極秘ランク3 プロジェクト・ドール 

これはSCP-XXXX-jp内部に閉じ込められた特別指定人物■■■■■及びその人物が所持しているサイト-■■■■■■への唯一のアクセスカードの救出作戦です。暗号の解読により救出できるという予想から不定期に高レベルの暗号解読研究員を派遣します。ただし派遣する研究員について、知能が最高レベルの人員を送らないでください。人数及び解読状況等の重要部分を発声時電子音により妨害されるため内部状況が分からずエリア外からの監視によってのみSCP-XXXX-jpの破壊が判明します。新たに派遣される研究員には内部の時空循環システムについて説明し理解させてから無線を所持させます。これにより財団関連施設■■■■■■と研究員の連絡が速やかに行われ情報の交換が可能となっています。
極秘レベル5  ■■■■■■■■■
閲覧はAランク研究員以上のメンバーしか許可されていません。該当しない人間がこれを見た場合は速やかに閉じ財団による処分を受けてください。
特定指定人物情報保護法案に基づき開放時に関わったすべての研究員及び監視センター職員、保安職員は射殺されます。その為繰り返しますが最高レベルの知能をもった研究員を送ることは損失が高いため禁じています。

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  1. portal:8171484 (01 Aug 2022 22:13)
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