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開いていただきありがとうございます。およそ5〜10分ほどで読み終わると思われます。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Anomalous Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト8107にある低危険度物品収容ロッカーに保管します。離婚経験がある、もしくは配偶者が死亡している人間のSCP-XXXX-JP接近は禁止されています。SCP-XXXX-JPを用いた実験はセキュリティクリアランス3以上の職員1名の許可を得た上で行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは直径15.23mm、円周47.74mmの結婚指輪です。素材はプラチナと未知の金属の合金であり非常に硬く、モース硬度は9.7に達します。中石部分には非異常性のマラカイトがあしらわれており、取り外し・交換が可能ですがその硬度の高さゆえに困難です。
SCP-XXXX-JPの異常性はオブジェクトを人間(以下、”対象者”と呼称)が指に装着した際に発生します。この際、上記の大きさであるにも関わらず対象者の指の大きさに応じてその指の太さよりと形容される大きさに拡大・縮小します。対象者が現在までに結婚の経験がない、あるいは夫婦間に金銭や親権などの問題がない状態での離婚1を経験していた場合、対象者は指輪の装着への強い違和感を感じ、SCP-XXXX-JPを外します。この行動には強制力はありません。
現在婚姻関係を結んでおり、一度も結婚指輪を装着したことがない対象者がSCP-XXXX-JPを装着した場合、左手の小指に装着したときを除き上記と同様の異常性を発現します。左手の小指にSCP-XXXX-JPを装着した場合、数十分~数時間の間にオブジェクトは消失します。この消失のプロセスが行われる瞬間は20██/██/██現在確認されていません。消失プロセスは対象者、および周囲の人間の注意が逸れた時に起こり、監視カメラなどでのプロセスの監視は全て機器の故障に終わりました。消失した後、SCP-XXXX-JPは対象者の半径5m以内の平らな面に再出現します。この際の出現位置は主に箪笥やテーブルなどの家具の上などに出現することが多い傾向にあります。再出現したSCP-XXXX-JPを発見した対象者は一様に発見を喜ばしく思い、同時にSCP-XXXX-JPを装着します。装着後、対象者には以下の精神的影響が見られます。
- 現在婚姻関係を結んでいる人物への深い愛情
- 持続的な多幸感
- 法律や、個人間での約束などのルールを守る行動への強迫症
- SCP-XXXX-JPの所有への軽微な執着
この時点で対象者が装着する指は全て左手の薬指であり、装着した段階でSCP-XXXX-JPは対象者への異常性を喪失します。これらの精神的影響はクラスA記憶処理により消去可能ですが、それによりSCP-XXXX-JPの異常性の再対象者になることはありません。
現在離婚しており、その離婚が婚姻関係を結んでいた当人の間において問題があった対象者がSCP-XXXX-JPを装着した場合、左手の小指以外に装着した際の異常性は上記と同様の異常性に加え、「左手の小指にはめなければならない」という精神的影響を対象者に引き起こします。左手の小指に装着した場合、指の根元まで挿入した時点で即座に指が切り落とされます。切り落とされた指、および手の断端は瞬時に治癒され出血はありませんが、対象者は猛烈な痛みを覚えます。指の切断の後、対象者の腹腔内に複数の刃物が出現し、腹部を突き破る形で対象者から出ていきます。この異常性により対象者は多量に出血し殆どの場合出血性ショックにより死亡します。この際に出現する刃物は包丁、鋏、鎌などが確認されており、いずれの出現事例においても一種類のみとなっています。
発見経緯: SCP-XXXX-JPは2017/05/23に兵庫県洲本市において伊佐木研究員によって発見されました。SCP-XXXX-JPは伊佐木研究員の祖母である伊佐木 久子が所有していたとされ、現在オブジェクトの由来について調査中です。伊佐木研究員がSCP-XXXX-JPを装着した際に異常性が確認、その後迅速に財団に通報した後に収容されました。当初SCP-XXXX-JPは「左手の小指以外にはめると違和感を覚え、結婚している対象者が左手の小指にはめると数分から数時間後に消失して対象者の近くに再出現する指輪」としてAnomalousアイテムに指定され、サイト8107にて収容されていました。しかしながら、追加実験において離婚経験のある対象者には新たな異常性が確認されたため、異常性のさらなる検証のためオブジェクトクラスをSafeへ再分類しました。
補遺SCP-XXXX-JP-1: 以下の記録はSCP-XXXX-JP収容時に行われた伊佐木研究員へのインタビューです。
補遺SCP-XXXX-JP-2: 以下の記録はSCP-XXXX-JPの実験記録です。重要だと考えられるものを抜粋しています。
事件記録SCP-XXXX-JP:2018/10/18に実施された実験記録XXXX-JP-9において、D-49851が左手の小指にSCP-XXXX-JPを装着した際に5分間絶叫し、その後実験担当者の指示に従わず自身の指で両目を抉り出す事件が発生しました。即座に実験は中止されD-49851は数名の保安職員によって確保されましたが、異常な筋力を発現させ2名の保安職員を殺害し逃走、13分後、収容サイトの休憩室で倒れ確保されました。D-49851は確保後、適切な医療措置を行いましたが事件発生から3時間後心不全により死亡している事を確認しました。この事件を鑑み、SCP-XXXX-JPの対象者に配偶者が既に死亡している人間を使うのは禁止されました。
補遺SCP-XXXX-JP-3:事件記録SCP-XXXX-JPの後、SCP-XXXX-JPの内側に微細な文字が彫られていることが分かりました。以下がその文です。
みないで
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。当方この下書きが初執筆のため、至らぬ点が多々あると思われますがどうか批評の方をよろしくお願いします。見ていただきたいのは「ネタかぶりがないか」、「文体がおかしくないか」、「面白さがあるか、気づくことが出来るか」です。
下地として、指切りげんまんの元ネタである遊女が小指を切る風習と、古事記のイザナギ・イザナミ間での見るなのタブーをモチーフにしています(兵庫などもそうです)
追記:皆様批評していただきありがとうございます。皆様のご指摘を参考に問題点を修正いたしました。また、異常性を新たに追加しよりモチーフに寄せた改稿をいたしました。
登場人物のモチーフは天原博士→高天原、鳴海研究員→鳴門海峡になります。同名の人事がいた場合変更します。
追記2:新たにご批評をいただき、宝石をダイヤモンドからマラカイトに変更いたしました。また、実験記録を一つ増やしました。ご批評のほど、よろしくお願いします。
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- portal:7227512 (24 Jan 2021 14:28)
拝読させて頂きました。私自身もまだ未熟者ですが、批評の練習として書かせて頂きます。
批評ありがとうございます。
ご指摘を受けた場所を修正いたしました。太字の件についてはこちらでは表示が元に戻ってるのでおそらく大丈夫だと思います。
まずは初執筆お疲れ様です。私自身批評は不得手なので的外れな指摘もあるとは思いますが、いくつか気になった点を挙げていきます。
・注釈は基本的に記事の一番下に置くようにしましょう。
この部分に関して、消失するのが対象となった人間なのかSCP-XXXX-JPなのかわかりずらかったです。「左手の小指にSCP-XXXX-JPを装着した場合、数十分~数時間の間にオブジェクトが消失します。」と主語を補った方が良いと思います。
・黒塗りに関して、特に財団にとって都合の悪い情報でなければ明記した方が良いと思います。黒塗りを連続して使用するのは報告書の完成度を著しく損なうものとしてマイナスに見られがちです。個人的な意見として、私は今回の黒塗り部分はすべて明記しても特に問題ない部分だと思いました。詳しくはこちらを参照してください。
・発見経緯: や事件記録SCP-XXXX-JP: 、補遺SCP-XXXX-JP-3: など太字で強調した部分から続けて文章を書く場合は半角スペースを開けるようにしましょう。
セキュリティクリアランス2というのは財団職員であれば大抵は獲得できる最低限のクリアランスです。実験の承認を受ける職員ならばもう少し高いクリアランスの方が良いと感じました。セキュリティクリアランスに関して詳しくはこちらを参照してください。
・ネタ被りに関して、結婚指輪のオブジェクトは多いのですが異常性に関しては似たものは見受けられなかったです。
・面白さに関して、そこまで感じなかったです。モチーフにした遊女と日本神話も普通に読んでいると気づきませんでした。モチーフの発想自体は強く光るものを感じたので、もっと前面に押し出して独自の色を出してもよいのではないかと思いました。
長々と長文拙文失礼しました。重ね重ねになりますが初執筆お疲れ様でした。
批評していただきありがとうございます。
ご指摘のあった点を修正し、また新たな異常性を追記いたしました。
今回自分でも財団の報告書フォーマットに不慣れであることが分かったため、他記事なども読みながらもう少し記事を改善していこうと思います。
記事を一通り拝見させていただきました。僭越ながら、批評を失礼いたします。
以下に気になった箇所を列挙いたします。
次に、記事の内容についてコメントをさせていただきます。
追記: EianSakashiba氏が既に指摘していらっしゃる箇所に言及してしまっていました。申し訳ございません。
批評していただきありがとうございます。
ご指摘のありました点を考え直し、修正いたしました。また、新たに異常性を追加しました。
フォーマットがうまくできていないなど、色々と不手際が多い記事ですみません。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。