ここじゃないどこかへ

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アイテム番号: SCP-2121‐JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2121-JP-aはエリア‐████内で厳重に施錠した保管室に収容して下さい。SCP-2121-JPの感染者との接触は食器などの道具の使用を必要としない食料の提供のみにとどめてください。これ以上のSCP-2121-JP-aの発生は認められません。感染者は終了してください。その場に立ち会う職員は必ず2人以上で任意の装身具を着用し、終了後に職員同士で交換着用を行い曝露していないことを確認してください。エリア‐████内から外部に出る際はSCP-2121-JPの異常性に曝露していないか検査をしてください。

説明: SCP-2121-JPはヒト(Homo sapiens sapiens)と物品を感染媒体とするミーム汚染です。SCP-2121-JPの異常性は、
➀使用という行為をきっかけに増殖、感染する。
➁感染原因を所持し移動する。
の二点です。

口頭での会話などの具体的な物品や場所を介さない接触、移動すると意味がなくなるもの1は感染しません。

➁の異常性は人にのみ作用し、物品では発生しないことが確認されています。この異常性に伴って発生した移動には明確な目的が設定されていません。行動の阻害や拘束、または感染原因の汚染物(以下、SCP-2121-JP-a)を破壊しようとする相手に対して感染者は接触を回避しようとします。接触した場合は例外なく攻撃的な行動を起こします。

➀の異常性は物品であれば使用不可能な程度の破損、ヒトであれば生命活動の停止により感染しているSCP-2121-JPが消失することが分かっています。1個体の感染原因2の異常性が消失するとその個体には➀の異常性は残存しますが➁の異常性が消失します。

SCP-2121-JP-aおよび感染者からは上記の異常性以外に如何なる外見的、物質的特徴の変化も見られません。

SCP-2121-JPは、財団からの退職希望者が何かしらのオブジェクトの影響下にあると思われるという旨の文書が音声データが添付され、サイト‐████から財団本部宛に送信されたため当該サイトの調査を行った際発見されました。以下は文書に添付されていた████博士、██補助員による退職希望者の██職員へのインタビューの音声です。

<録音開始>

██補助員: 録音開始しました

████博士: あぁ、ありがとう。面談の様子は録音するけど大丈夫かな?

██職員: はい、大丈夫です

████博士: それじゃあ始めようか。まず最初に…なぜやめようと思ったんだい?

██職員: 旅に出たいと思いまして。それで。

████博士: 旅にねぇ…え?それだけ?財団の待遇が悪いとか、財団の理念に疑問を持ったからとかではなく?

██職員: そんなことはないですよ。多少危険なことを除けばいい職場でした。

████博士: そうか…ちなみにいつごろから退職を考えていたんだね?

██職員: さっきです

████博士: は?

██職員: いや、これをもって旅に出ようと思ったんですが、無断で突然いなくなるのもいかがなものかと思いまして。(時計を提示している)

████博士: そうか……(時計を見ている)よし、いいだろう。退職を認めよう。ただ私もその旅に同行させてもらおう。少し待っててくれ。私は退職願を書いてくるよ。

(録音していた██補助員が部屋から退出し、鍵をかける)

████博士: 何をしている!ここをあけたまえ!あけろ!(扉をたたいている)

<録音終了>

財団は当日のうちに当該サイトに機動部隊を送り、SCP-2121-JP-a-1および感染者2名を収容しました。

以下は██研究員が収容中の████博士に対して行ったインタビューの記録です。3

<インタビュー開始>

██研究員: ではいくつか質問を

████博士: ちょっと待ってくれ。なんで私が収容されてインタビューを受けないといけないんだ?私は財団をやめて██君(██職員)と旅に出るだけだぞ。あの時計は絶対に持っていくが。…時計を返してくれ。

██研究員: あなたはオブジェクトの影響を受けているんです。お気づきになりませんか?

████博士: いや、そんなはずはない。

██研究員: では当日思い立って財団をやめる██職員の面談を行っていたあなたは、なぜその旅についていこうとするんですか?なぜあの時計にそこまでこだわるんですか?

████博士: 旅に出るのがそんなにおかしいか!

██研究員: いえ、おかしくはないですが二人とも突然ですし明らかにおかし

████博士: いい加減にしてくれ!なんでもかんでもSCPオブジェクトの影響を疑って!財団も堕ちたな!

(██研究員につかみかかり、制止を聞かず暴れ始めたため鎮静)

<インタビュー終了>

現状SCP-2121-JPの収容に成功していますが、SCP-2121-JPはその感染拡大の容易さのため再収容が限りなく不可能に近いため収容違反は絶対に阻止してください。収容違反により当該オブジェクトが広く流出した場合、異常性によりAKクラス世界終焉シナリオを引き起こすとされています。また財団内部での小規模感染においても、当該オブジェクトに限らず他のオブジェクトの重大な収容違反を誘発する可能性があります。


2020/04/29 20:14 島田研究員: エリア‐████に勤務している財団職員がSCP-2121-JPの異常性に突然曝露する事件が発生しました。詳しい調査をしましたが汚染物の持ち出しなどは確認されていません。異常性とオブジェクトクラスの見直しを進言します。


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