初期案
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:
特別収容プロトコル:
説明:
補遺:
- portal:4204586 ( 03 Aug 2018 13:11 )

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オブジェクトクラス: Anomalus Safe Neutralized
特別収容プロトコル:
SCP-XXXX-JPは、2011/3/11の地震により異常性の消失が確認されています。その後7年間の異常性消失が確認されてる為オブジェクトクラスがNeutralizedに変更されました。異常性再発の確認は4/1に行ってください。
説明:青い花が咲くヤマザクラ
回収日:2003/3/21
回収場所:██県██市
現状:カバーストーリー「突然変異」を流布して、回収場所に放置
SCP-XXXX-JPは、以前Anomalusに指定されていました。
しかし、事案-1の発生によりSafeクラスに再認定されました。
SCP-XXXX-JPは、現在覆い被す様にビル型の収容棟が建てられています。毎年6月1日から翌年2月の最終日までの期間、SCP-XXXX-JPの周辺に工事員の偽装をした担当職員2名を毎週交代で配置し、一般人の侵入を阻止してください。毎年3月1日から5月31日までの期間は視察団の偽装をした担当職員4名を配置し、SCP-XXXX-JPの状態を調査後に報告書にまとめた後、SCP-XXXX-JPへの侵入を阻止する作業に勤めてください。SCP-XXXX-JPから半径50mは柵を使って包囲して、カバーストーリー「崖崩れの恐れあり」を展開して下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは、樹齢500年近く経った、花の青いヤマザクラ(学名: Cerasus jamasakura)の異常物体です。オブジェクトの表皮に傷は見受けられませんが、幹の内側の損傷が酷いため280㎏以上の負荷を掛けないで下さい。SCP-XXXX-JPは、一般的に「ラブレター」と呼称される手紙を把持した人物(以下、SCP-XXXX-JP-1と呼称)がオブジェクトの下に存在した場合に活性化します。活性化した場合、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPの周囲5㎞に類似した別空間(以下、SCP-XXXX-JP-Aと呼称)に転送され、手紙の送り相手(以下、SCP-XXXX-JP-2と呼称)が出現します。出現後は1時間以内のSCP-XXXX-JP-2との対話が可能です。対話後にSCP-XXXX-JP-2にラブレターを渡すと、恋愛的感情を拒否され、SCP-XXXX-JP-1は消失します。
██地震の影響により、SCP-XXXX-JPの地下から棺が浮上しました。以後、SCP-XXXX-JPは活性化は発生しなくなりました。
補遺:
以下は、民間人の青年により新たな異常性が発見された際のインタビューです。
対象: SCP-XXXX-JP-1 (民間人.18歳)
インタビュアー: 山本研究員
付記: SCP-XXXX-JP-1はインタビュー直前にてんかんの発作が発生しています。途中、呂律が回っていない部分は山本研究員が補完しています。
<録音開始, (2007/4/1)>
インタビュアー: ██さん、てんかんは大丈夫ですか?
SCP-XXXX-JP-1: あっ、てんかん起こってました?インタビュアー: えぇ、起こってましたよ。
SCP-XXXX-JP-1: あぁ、すみません……日誌に記録しておきます。インタビュアー: はい、それでですね。今回貴方にここまで足を運んで頂いたのは、あの青い桜の事についてです。
SCP-XXXX-JP-1: [10秒沈黙] はい、分かりました。
インタビュアー: ではまず、ラブレターを持ってあのサクラの下に行った経緯からお願いします。
SCP-XXXX-JP-1: 話すほどの事ではないんですけどね……まず、ラブレターを渡す予定だった女子が居たんです。彼女は僕の幼馴染で、僕のてんかんの事情を分かってくれて、本当に優しくて、僕は彼女が好きだったんです。それで、誕生日である4月1日に待ち合わせしてて、告白しようと計画したんですよ。地元の名所であるあの青い桜の下で、ラブレターと花束で告白しようって。インタビュアー: そうですか。ですが、渡す予定だった██さんは既に交通事故で死去していたんですよね?
SCP-XXXX-JP-1: はい、彼女の地元の██県で家族全員。流石に100㎞以上離れてたら訃報もすぐには届きませんでした。インタビュアー: 訃報が届かなかったから、貴方は来るものだと信じてサクラの下に行ったんですね?
SCP-XXXX-JP-1: はい、そうです。インタビュアー: それで、彼女が来た、と。
SCP-XXXX-JP-1: 狐に化かされたのかと思いましたね…インタビュアー: 彼女と会話した内容と、その時の様子はどうでしたか?
SCP-XXXX-JP-1: 彼女は僕と最後に会った時と同じ姿でした。「ごめん、待った?」って木の影からひょっこり出てきました。最初に何気無く春休みの話を聞いたんですけど、今考えると彼女が死んだ後の話はしませんでしたね。その時彼女の訃報を聞いてたら違和感持ったんでしょうけど……それで、その話を聞いた後、告白したんです。返事はNOでした。でもNOの後に、「私も好きだよ」って。それが違和感でしたね。インタビュアー: それでフラれてから、どうしたんです?
SCP-XXXX-JP-1: その後、やりきれなくて彼女の前から逃げたんです。それで家に帰ったら電話が掛かってきて、彼女の訃報がその時に……[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
この日誌を見てる君へ
最初に書くが、この日誌は君達に見せる為に書いた訳ではない。
他のO-5が許してくれるなら、私はこの重要事項の書いた日誌をミーム殺害エージェントの保護下で厳重に保管しておく予定だった。
当然、私用で使える訳が無かったが。
だが、私も落ちぶれた。
この文面を見てる者がいる時点で、私はこの日誌の隠蔽に失敗した。
立場柄、私は事象や重要書類の隠蔽には人一倍の自信があったんだが、自分の事となるとすぐこれだ。
やはり自宅の地下室と言うのはバレるものか。
地下室の事は下の者にも家内にも教えてないんだがな、
私自身財団の事を甘く見ていたと言うことだろう。
まぁ、君が私の日誌を見つけた事は変わりようがない事実だ。
それなら、これを見てる君に最大限の賛辞と、
私が知る限りの財団の秘密を教えよう。
その日誌の始まり方は、なんとも斬新だった。
誰にも見せるつもりは無いと書きつつも、日誌は見られる前提で話が始まっていた。
彼もやはり元O5だ、私物が人の目に触れる事まで気にしてたようだな。
この導入は私の日誌にも使ってみるか。
8/14 アンニュイプロトコル執行前日
財団は失敗した。そう本部から通達が来た。
なんでも、SCP-8900はExplainedにされるそうだ。
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト81XXの5×5×5mの収容室にSCP-XXXX-JP-A,Bと共に収容されます。SCP-XXXX-JPに影響するイベントが発生した際は、SCP-XXXX-JP-A,Bのどちらかが死亡する前に周囲のDクラス職員がSCP-XXXX-JPを刃物で切って、イベントを強制的に終了してください。SCP-XXXX-JPを切ったDクラス職員は終了処分したとして処理してください。
説明: SCP-XXXX-JPは、二人の男性(SCP-XXXX-JP-A、Bと呼称)
補遺:
付与されているタグをすべて除去しました。サンドボックス3では、タグの直接編集は例外を除いて原則禁止です。以降はページコンソールのボタンからのみタグの付け外しを行うようお願いします。