忠実なゾンビ
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト8141の人型オブジェクト収容房に収容されています。サイト8141内で傷病者が出た場合、SCP-XXX-JPの収容房付近の廊下を搬送ルートからはずし、やむを得ない場合一名以上の職員が突然の心臓発作などを装いSCP-XXX-JPの気を引いて察知される危険性を可能な限り避けてください。
また、SCP-XXX-JPの部屋のテレビには職員が検閲し、オブジェクトの危険性を引き出す可能性のある部分を修正または削除した録画放送のみみられるようにしてください。
実験以外の状況では特殊健康テストをクリアした職員以外のSCP-XXX-JPに感知される範囲内への侵入は禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは十代後半から五十代程度の女性とみられる腐乱死体です。SCP-XXX-JPの正確な年齢、人種等の判別は外見だけでは不可能な程度に腐敗が進行しているにもかかわらず、ひどく緩慢な動作ながら意思があることを示すような動きをします。
また、うめき声のような音を立てて日本語と思われる単語の発話を行おうと試みることがあることから、知性があることがうかがえます。
SCP-XXX-JPのIQは、オブジェクトの腐敗液によりテストの結果の判別が不可能なため不明ですが、IQテストの説明については理解して回答しようとしていたことから、こちらの発言は理解しているものと思われます。
なぜやる前に予測できなかった、そしてなぜ私のパソコンを使おうと思った- ██博士
なおこのテストの後オブジェクトはそばにある布で腐敗液をふき取ろうとしているような動きをしていたが、不可能とわかると ██博士に謝罪の意を表すと思われる発話をして頭を下げた。
なあ、こいつの実験は余所でやってくれよ、頼むから……なんだって博士のオフィスの掃除で目玉だの指だのなんだかわからない何かだの……とにかく、実験室でもねえ場所で人間の破片を除去しなきゃなんねえんだ……あと臭いがひどい-掃除担当のDクラス職員
なおこの調査によりオブジェクトにIQテストの方法を説明していた研究員数名とその後室内に入った掃除担当のDクラス職員が腐敗臭により嘔吐を繰り返して搬送されることになったため、これ以降のSCP-XXX-JPの実験は屋外にてガスマスクをつけた状態で実行することを推奨します。
追記: 後日手話を教えたところ意思の疎通が可能になりました
このオブジェクトは、自身の半径10メートル内に何らかの原因により肉体の欠損の見られる人間もしくは哺乳動物を発見した場合、対象に近づこうと試みます。
普段は時速数メートル程度の緩慢な動作しかしないにもかかわらず、この時のオブジェクトの動きは訓練された警備員を振り切る程度の速度を出すことが可能です。
対象に十分に近づくことが成功するとSCP-XXX-JPは対象の欠損部位に相当する部分を自らの体からもぎ取り、対象に不明な方法で対象に「分け与え」ます。
この作業は明らかに医学的には不可能と思われますが、対象の肉体とSCP-XXX-JPの部位は問題なく接合し、機能します。
その後一週間から半年ほどかけて接合された肉体は対象となった者の体の一部と区別がつかない外見に変化していきます。
この変化は対象のもともとの体力や回復力に相関性が見られないこと、SCP-XXX-JPと体格の近いモンゴロイド系の女性が最も早く変化をすることから、SCP-XXX-JPの元の外見に近いほど早く完遂されるものと推測されます。
このオブジェクトは以前から「うめき声のみの救急通報に、GPS情報をもとに駆けつけてみると血まみれだが一見外傷のない人間が倒れている」という事件が数件重なり、財団の注意を引きました。
通報により保護された人間は骨折などの外見的にわかる負傷は治療されていましたが、内臓破裂など外見からはわかりにくい部分は放置されていました。

インタビューログ SCP-XXX-JP 2006/05/12

対象: ██ ██氏

インタビュアー: エージェント███

付記: 対象は ██県 ██市の路上で発見、保護された十代男性です。対象はエージェント ██を聞き込み調査中の警察官だと思っています。

<録音開始, >

エージェント███: こんにちは、 ██さん。

** ██ ██:** こんにちは、お巡りさん。

エージェント███:早速ですが、あなたが発見された時の状況を詳しく聞かせてください。思い出せる範囲で結構ですので。

** ██ ██:**ええと……あの日は部活で帰りが遅くなって、急いで帰ろうとしていました。そしたら明かりのついていない車が突っ込んできて……ぶつかった……ええ、ぶつかった……と思います。足とか腕とかが折れて変な方向に曲がったのが見えた……ような気がしたんですが病院の先生は何もないって……幻覚だったんですかね。

エージェント███:なるほど、重傷を負ったと思ったけどそんなことはなかったと。

** ██ ██:**はい、先生は脳震盪は起こしているけどそれ以外はかすり傷程度だって言ってました。

エージェント███:ところで、君が倒れていたのを通報してくれた人がいたのだけれども、その人の姿は覚えていますか?

** ██ ██:**ええと……すみません、だれか人がきて、手当てしてくれたのは覚えてるんですが、暗かったのでよくわからなかったです。ただ、たぶん命の恩人相手にこんなこと言うのも失礼なんですが……すごく、肉の腐ったような臭いがしたのは覚えています。

エージェント███:肉の腐ったような臭い、ですか。

** ██ ██:**はい、手当てしてくれた時もすごい強烈で、命の恩人にこんなこと言うのは本当に失礼だとは思うんですけどそれ以外は何も覚えてないんです。

エージェント███:わかりました、またお話をお伺いすることになるかもしれませんが、ご協力お願いします。

<録音終了>

終了報告書: 同様の事象がこの付近で何件か報告されています、事象の起こった場所が人の通る道路沿いであること、他の事象でも「臭い」以外の報告がないことからこの現象を起こしている何者かは人に近い外見をしたオブジェクトだと推測されます。

その後付近の捜索を行ったが、異常性のあるオブジェクトの発見には至りませんでしたが、このインタビューから数日後に人員不足によりやむを得ずDクラス職員として採用した[プライバシー保護のため編集済み]の末期患者を含むE分類Dクラス職員数名が同様の「治療」を受けてE分類Dクラス職員寮付近で倒れているのが発見されました。
現場に残されていた臭いを元に追跡したところ、コンポストに潜伏していたSCP-XXX-JPが発見されました。
発見後のオブジェクトは負傷者を何らかの方法で感知するとインタビュー室のドアをけ破って駆け付けようとする、窓から脱出して駆けつけようとする、通気口に潜り込んで負傷者の元に行こうとする等の突発的な行動が見られましたが、おおむね協力的です。
なおこの時治療された職員は全員末期と診断されていた疾病および障がいが完治していることが判明しました。
一見して分かりにくい内臓の病気も治療されていました、オブジェクトは何らかの方法で学習している可能性があります- ██医師

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]

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利用ガイド

  1. portal:magisa ( 28 Jun 2018 05:25 )
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