タイトル未定
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Anomalous EuclidKeter
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPは、サイト8125のエージェント ██のオフィスを拠点としてサイトの敷地内であれば自由に行動できます。
また、すべての職員はSCP-XXX-JPと自由に触れ合うことができます。

SCP-XXX-JPは専門知識を持った職員及び獣医の指導の下、サイト8125に設置された特別収容室に収容されます。
必要な訓練を受け、許可を得た職員以外がオブジェクトの収容室への侵入は禁止されています。もしSCP-XXX-JPを観察する場合には部屋に設置されたマジックミラーもしくは隠しカメラ越しに観察を行ってください。
例外的にエージェント ██はオブジェクトと週に一時間を限度としての面会が認められています。
サイト8125のすべての職員には対ミーム加工を施したゴーグルが配布されます。
万一オブジェクトの収容違反が発覚した場合、直ちにサイトを封鎖し、職員はゴーグルを装着してください。
もしオブジェクトを発見したら専門の機動部隊「陽気な主婦とその家族」に連絡をし、直接の接触は避けてください。
ただしオブジェクトが敷地外に出ようとした場合には確実な捕獲が優先されます。
なお一部エージェントと博士は、オブジェクトに捕食される可能性があるのでサイト8125へ入る場合、少なくとも一週間前には通達し、オブジェクトの収容の強化、もしくは移送を行ってください。
説明:
SCP-XXX-JPは、イエネコの雌の成体に見えます。このオブジェクトは収容当初「人語をしゃべる猫」としてAnomalousアイテムに登録されていました。
このオブジェクトはエージェント ██がイエネコを譲ってほしい旨を地域新聞の広告として出した数日後に履歴書を持ってペットの「採用面接」を希望したところから発見されました。
インタビュー記録SCP-XXX-JP

対象:
SCP-XXX-JP
インタビュアー:
エージェント ██
付記:
インタビューはSCP-XXX-JPのペット採用面接という形式で行っています。
<録音開始, [2018/07/27]>

エージェント ██:こんにちは、ええと……ねこ、さん?

SCP-XXX-JP:ねこです、よろしくおねがいします。(お座りの体制のまま頭を下げる)前のお仕事では███1って呼ばれてました。

エージェント ██:あの、君は、いつから言葉をしゃべれるようになったのか教えてもらえるかな。

SCP-XXX-JP:言葉は周りの仲間が話してるのを聞いて覚えたから……ええと、普通の猫と同じくらいだと思います。

エージェント ██:質問の仕方を変えますね、君はどうやって、もしくはいつから人間の言葉を覚えたのか教えてもらえるかな。

SCP-XXX-JP:先生が教えてくれました。

エージェント ██:先生はどんな……人、なのかな、それとも動物……君みたいに猫とか、それ以外の人間じゃない何かだった?

SCP-XXX-JP:うーん……わかりません。大きくてシュッとしてて白くて白くなくってひらひらしてました。

エージェント ██:……しゅ……? ええと、その先生は、二本足で歩いていましたか? それか、尻尾が生えてたとか何か覚えていることはありますか?

SCP-XXX-JP:二本足で歩いてて、尻尾がいち……にい……ええと、たくさんありました、すごくふわふわ。

エージェント ██:白くて大きくてひらひらで尻尾が生えてて二本足、ですか。 ええと、先生にはどういう時にあえたのか教えてもらえますか?

SCP-XXX-JP:えっと、さいしょの、一番最初にいたおうちの中で、お世話してくれる人がいなくなってまっくらになった後にきてくれました、

エージェント ██:それは、真夜中ってことかな?

SCP-XXX-JP:まよなか? うーん、フクロウさんたちは寝てたから違うと思うけどお外見れなかったからよくわからないです。

エージェント ██:フクロウさんがいて、お外が見えなかった、あなたはその時どこにいたのですか?

SCP-XXX-JP:ええと、狭い囲いの中にいておんなじのがいっぱいあって全部の中に鳥さんとかトカゲさんとか犬さんとか、あと僕と同じくらいの猫さんもいたけど話したことなかったです、たまに知らない人が来てました。

エージェント ██:なるほど、少し明日はほかの人にもあってほしいのですがよろしいですか?

SCP-XXX-JP:保健所じゃない?(SCP-XXX-JPの耳は明らかな恐怖と警戒の感情を表している)

エージェント ██:いいえ、君に危害を加えるような場所ではありません。

SCP-XXX-JP:きがい?(首をかしげている)

エージェント ██:危ない場所じゃないから安心していいよってこと。君を飼うのに必要な検査……ええと、手続き? いや、うん、相談をしないといけないからね。

SCP-XXX-JP:わかりました、検査もわかります、よろしくおねがいします。(オブジェクトはエージェント ██の膝に乗って丸くなった)
(その後しばらくオブジェクトに移動を促すため説得を試みるエージェント ██の声と、オブジェクトの喉を鳴らす音が聞こえたが最終的にオブジェクトは寝息をたてはじめ、エージェント ██の声はうめき声に変化していった)

インタビュー終了

SCP-XXX-JPは知能検査の結果、人間の未就学児童とほぼ同程度の知能を有していることがわかりました。
一般のイエネコよりやや知能が高いものの、人類に対し非常に友好的であり、なおかつ理解できる程度の指示には(人類もしくは他の猫と離されることにつながらない限りは)従うため脅威度は低いものと判断されAnomalousアイテムとして登録されましたが、のちにこのオブジェクトとのコミュニケーションおよびその他接触が人間の心理状況を大いによくすることが発覚し、調査が始まりました。

実験記録
実験内容、精神状態に問題のある人間とSCP-XXX-JPを接触させ、その後の精神状態を検査する。

実験記録1
実験対象― 鳥羽研究員
鳥羽研究員は 2018/ ██/ ██、SCP-███-JPの実験中の事故を目撃した結果不眠、発作的な痙攣等を伴う精神的外傷を負っています。
また、記憶処理もオブジェクトの異常性により効果はなく、復帰は不可能と診断されました。
もともと猫好きであり個人は猫を飼っていないものの事故の前は保護猫カフェに通い、うち一匹を引き取ることを検討していた
なお彼女は日常的にイエネコやイエイヌ、鳥などに話しかける癖があった。

鳥羽研究員:こんにちは、柴理吾博士。(ぬいぐるみと会話していたが顔をあげて挨拶をする)
柴理吾博士:鳥羽研究員、具合はいかがですか。
鳥羽研究員:何とか……ええ、事件記録の調書……ですか、ええ、大丈夫です、思い……だせます。
柴理吾博士:いえ、そちらはもう結構、今回はこの猫を利用したペットセラピーです。
SCP-XXX-JP:ねこです、よろしくお願いします。
鳥羽研究員:ヒトです、よろしくお願いします。(SCP-XXX-JPにつられるように頭を下げる)ええと、何をすれば?
柴理吾博士:好きなように触れ合ってくださって結構です。
(その後三十分ほど鳥羽研究員はSCP-XXX-JPの頭をなでたり抱き上げたりしながら実験とは関連性の低い会話を交わした)
鳥羽研究員:やはり猫はいいですね、次回はありますか?
柴理吾博士:経過を観察しながら……というところですが鳥羽研究員、何か変わったことはありませんか?
鳥羽研究員:この子キリンを仕留められるって言ってるんですが、キリンの頸動脈にこの子の犬歯、届くんでしょうか
柴理吾博士:イエネコの運動能力から考えてまずキリンの頸動脈に届くのは難しいと思いますがそこじゃなくてですね、いえ、いつもの検査を行いましょう。

心理テストおよび脳波の測定などの検査は、鳥羽研究員の状態が大いに改善したことを示した。
そういえば鳥羽研究員はSCP-███-JPに会ったとき、事前説明を受けていなかったにもかかわらず普通に会話をしていたような人間だった……あと根本的に彼女には財団の仕事は酷すぎると思うのだが誰だ採用したの-柴理吾博士
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SCP-XXX-JPは、肉眼、通常のカメラ等、対ミーム加工のされていないすべての機器を通しての観察ではごく普通のイエネコに見えますが、真の姿はクロアシネコ(Felis nigripes)です。
イエネコより小型の種であり、主にねずみや虫などの小動物を捕食する生き物なので特に人類に害はないと思われますが絶滅危惧種であることと、通常の方法ではどう見てもイエネコにしか見えないために動物園などの施設への寄贈も不可能と判断し、財団により収容、保護されることに決定しました。
なお本来この種は非常に臆病で人間に対しおそらくは恐怖からくる攻撃性すら見せますが、このオブジェクトは人類だけでなく、その他の自分より大型の動物に対して、キリン以外には非常に友好的です。
インタビュー記録SCP-XXX-JP
対象
SCP-XXX-JP
インタビュアー
梵平博士

梵平博士:こんにちは、SCP-XXX-JP

SCP-XXX-JP:(無言、おそらくは腕時計が反射している光にちょっかいを出すのに夢中で気が付いていない)

梵平博士:(用意してあった猫じゃらし用の竿をSCP-XXX-JPの鼻先で動かして気を引く)こんにちは、SCP-XXX-JP

SCP-XXX-JP:えすしーぴー、ええと……ぼくのことですか?

梵平博士:はい、少しインタビュー……お話をしたいのですがかまいませんか?

SCP-XXX-JP:お腹なでる? それともボールあそびする?(SCP-XXX-JPは仰向けになって腹部を見せている)

梵平博士:いえそうではなくてですね、あなたのことを聞きたいのですがかまいませんか?

SCP-XXX-JP:はい、ぼくはねこです。

梵平博士:ええ、猫ですね、それで、あなたはいつからもしくはどうやって我々と同じ言葉をしゃべるようになりましたか?

SCP-XXX-JP:言葉……生まれた時からしゃべれたけど、ほんのちょっとですごく不便だったの、そしたら先生がご飯くれるんならもっと話せるように教えてくれるって言ったから教えてもらったの、先生は好き嫌い多くて大変だったの。

梵平博士:好き嫌い、たとえばどんなものが好きだったとかどんなものが嫌いだったとかは覚えてますか?

SCP-XXX-JP:えっとね、虫はあんまり好きじゃないって言ってた、で、鳥さんとかは好きみたい、小さい鳥さんは種類によっては生きたままほしいって言ってたけど区別がつかなかったなぁ、全部同じ灰色に見えるんだけど先生の目には違うみたい。

梵平博士:それはもしかしてこういう鳥ですか?(ルリビタキの画像を見せる)

SCP-XXX-JP:ええと、わからないけどそういう形の鳥さんでした、街にいるそっくりの形の鳥さんは死んでてもいいみたいだったのに、どこが違うのかわからないです。

梵平博士:なるほど、ところで先生は顔が取れたって話してたけど、もしかしてこんな感じ?(狐のお面をつけてから外して見せる)

SCP-XXX-JPの要求した物品は、生物学者および獣医がオブジェクトの健康に支障がないと判断したもののみ予算の範囲内で支給されます。
今までのSCP-XXX-JPの要求
・毛布、出来れば人間のにおい付きで-承認、エージェント ██が自宅で使っていた毛布を提供
・アリ塚-用意できないため却下、猫ちぐらにて代用
すごく快適-SCP-XXX-JP
・覚えやすい名前-現在募集中、SCP-XXX-JPの部屋の前のポストに投票箱があります
・遊び相手として猫何匹か-却下、猫喫茶に週一回連れていくことで合意
・サイト内に侵入したネズミ等の害獣を捕食する権利-却下、食事のメニューとして生きたままのラットと飼料用コオロギを定期的にあたえることで代用。
・SCP-XXX-JPをブラッシングする人間-承認、希望者多数につきペットトリマー資格等の所持者を優先して抽選
補遺:
オブジェクトを隔離してから数日が経過した頃オブジェクトの意欲減退が見られたこと、職員の士気向上のために日中は休養エリア内に限り自由に外出できるように収容プロトコルを変更します。
オブジェクトのKeter について疑問が多く寄せられていますが、これは人類にとって脅威という理由ではなく絶滅危惧種であるために保護には細心の注意が必要であることによりEuclidに設定されましたがこれに対しオブジェクトが「けてる」の方が響きがかわいいから「けてる」がいいと主張したためです。
なお、本来この種は人間になつくような習性はなく、逆にとても臆病で神経質であるはずであるため、日本生類研究所を調べたところ、こんなメモが発見されました。

研究資金調達のため、遺伝子操作技術を用いて絶滅種および絶滅危惧種を複製する研究をする。
これが成功すればペット市場を独占して多額の資金が調達できるはずだ。

クロアシネコに研究員 ██名が鼻をもがれる事件が発生、幸い負傷者は全員治療可能な程度であったため大事には至らなかったが、見た目ににあわず凶暴だ。
動物の脳に手を加え、ペットに適した性格にする方法を使い再試行する。

試作品十五号が職員にすり寄り匂い付けと思われる行動が確認された、エサをやってみたところ、手から直接摂食した、どうやら実験は成功したようだ。

試作品三号ラジオから流れる音声に興味を示す。夜間人間の声が聞こえないのがさみしいのか小型ラジオをケージに運び込んで自主的にスイッチを入れてきいているようだ。
ちょっと待てこれ知能まで高くなってないか?←そんな馬鹿な、たしかに最近よびかけると人間の言葉に似た声で返答するようになったがふつうのイエネコでも見られる現象だ。
試作品十五号はおもちゃのアヒルで遊んでいたが、試作品十四号に取り上げられる、十五号が俺のデスクに飛び乗って不満を訴えたので猫じゃらしで遊んでやる、かわいい。
ふつうのイエネコは人間の言葉で不満を訴えたりしないのだが、とりあえず知能検査を行ったところ、試作品すべてに人間の幼児並みの知能があることが判明した、脱走防止のためにケージの鍵を複雑なものにすることを提案する

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利用ガイド

  1. portal:magisa ( 28 Jun 2018 05:25 )
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