誰が為の黒百合

このページの批評は終了しました。


rating: 0+x

アイテム番号: SCP-1397-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1397-JPの群生地の中心から3kmの地点に鉄条網で封鎖線を形成します。女性のみで構成される機動部隊な-2("山姥")が封鎖線上の小屋に駐留します。
毎日の巡回は侵入者の排除のほか、害獣・害虫駆除、山火事防止マニュアルの履行も任務に含まれます。また、定期的にSCP-1397-JP群の生息範囲を報告しなければなりません。
部外者の侵入があった場合、速やかに無力化・確保を行ってください。侵入者が男性の場合は視程外からの無力化を試みてください。無力化に成功した場合、1日以上の保護処理を行います。
対象がSCP-1397-JPの影響下にないと判断された時点で開放が許可されます。開放に際してクラスA記憶処理及びカバーストーリー「不法侵入による逮捕・勾留」を施してください。
後述の第二段階にある男性を発見した場合、速やかに終了措置を実行してください。視程外からの無力化に失敗した場合や保護処理中に曝露状態に陥った場合も同様です。
また、イベント-Oまで発展した場合は介入を中止し、一部始終を記録してください。イベント終了後、残留物を処理してください。

説明: SCP-1397-JPは男性にのみ特異な影響を与えるミヤマクロユリ1です。通常のミヤマクロユリと外見上の差異はありませんが、一部の遺伝子に異常が見られます。また、通常のものより悪臭が強いとされています。
██山の中腹にある別荘を中心に半径1.5kmほどの群生地を持ち、通常の花期に関わらず常に開花しています。現在までの観察では、天候や温度変化などで枯れる様子はありません。
SCP-1397-JPに外部から損傷を与えることは可能ですが、同時に周囲数10mの地中に複数のSCP-1397-JPの鱗茎が発生します。これらは約半年ほどかけて成長し、同様に花を咲かせます。発生した鱗茎を掘り返した場合も同様に発生します。

SCP-1397-JPの特筆すべき異常性として、人間の男性に対する影響があります。
生物学的男性がSCP-1397-JPの臭いに曝露すると、SCP-1397-JPの影響下に置かれます。
通常は生息域より200mほどの地点が影響の境目ですが、天候により最大1kmまで影響範囲が広がることがわかっています。この範囲は悪臭が極めて強くなることから識別が容易です。

影響を受けた男性の状態は三段階に分けられています。

第一段階はSCP-1397-JPの匂いを嗅いだ時点で進行します。
この状態の男性は知識や嗜好に関わらず女性への強い欲求を感じます。周囲に女性がいない場合は積極的に探し回ります。
生命維持活動を軽視しますが、最低限度の補給や排泄は行われます。
この段階で女性に曝露しなかった場合、1日ほどで影響はなくなります。

第二段階は生身の女性に曝露した場合に進行します。
この状態以降、膂力の異常な増大が認められます。また、しばしば言葉を発しますが、理性的な意思疎通を図ることはできません。
女性を発見するとその女性へ暴行を加えることのみを欲求します。この間は他の女性に興味を持ちません。
女性が逃走に失敗した場合、死亡するまで暴行を加えます。男性は死亡した女性を所持し、新たな女性を探し始めます。
この状態の男性は第三段階に進行できなかった場合、脱水などにより死亡します。記憶処理を施す実験は効果を示しませんでした。

第三段階は、女性の死体を7体所持した時点で進行します。この時の一連の流れはイベント-Oと呼称されています。
男性は女性の死体を人形のように用い、ある家庭の夕食の様子を再現しようとします。この内容は全ての例で同じものとみられ、会話から全員が父親と肉体関係を持つことが推察されます。
男性は父親役を行い、各死体に母親・娘4人の役を割り振りそれを操作します。選ばれなかった死体は胎児の姿勢で輪の中心に横たえられます。これらの割り振りに基準は見られません。
夕食では中心の死体を食事と見立てます。男性が死体の口を操り、強引にかみちぎります。しばしば歯が耐え切れず抜け落ちますが、同様の動作を繰り返します。
この夕食が終了すると、すべての死体を用いたダンスが始まります。複数の死体が一斉に踊っていることを表現しようとしますが、操作するのは男性1人のため非常に断片的なダンスになります。
ダンスが終わると、男性は動作を停止し異常性を喪失します。イベント-Oの途中で外部からの介入を受けた場合も同様に動作の停止と異常性の喪失が確認されます。
イベント-Oの開始時点で男性は心停止状態であることが観測されており、何によって動作を続けているかは明らかになっていません。

SCP-1397-JPは別荘が存在する山中および麓の街で暴行・変死事件が多発していることを受けて財団が調査し、女性エージェントの報告により発見されました。
別荘の所有者家族は3年前に失踪宣告が出されており、それ以降別荘は管理を受けていませんでした。
明らかに条件を満たさない失踪宣告の申し出に対し、受理した職員たちは一切疑義を抱かなかったと証言しています。
申請者は鳥栖とりすと名乗っています。SCP-1397-JPの起源に関係すると考えられていますが、足取りはつかめていません。

別荘内部への探索で異常物品は発見されませんでしたが、SCP-1397-JPに関連すると思われる文書が発見されています。


回収された文書1: 次女のものと思われる日記(抜粋)

回収された文書2: 手書きのメモ

リビングの隅に丸められた状態で落ちていました。文字のみでなく図式も描かれていますが、破損や乱雑に塗りつぶされた跡があり解読は困難です。
解読可能な文字情報は以下の通りです。



    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The lyon62's portal does not exist.


エラー: lyon62のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:5389078 ( 04 Jun 2019 04:05 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License