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アイテム番号: SCP-n-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-n-JPはサイト-81██の低脅威度物品ロッカー内で保管してください。実験は財団日本支部理事会の中に所属する2人の了承を得てクリアランスレベル3以上の職員が行い、財団日本支部理事会から指名された職員が記録・報告書をまとめてください。また、報告書をまとめ終わった場合、財団日本支部理事会にすみやかに報告し、 クラスB記憶処理をして指名職員の勤務サイトから最低███km以上離れた別のサイトに移動してください。
説明: SCP-n-JPは内部に要注意団体"Are We Cool Yet?"の██氏が描いた画像が視認できる█████社のオートレフラクトメーター1です。SCP-n-JPは主に患者側から見える画像に異常性があります。しかし、画像自体は異常性がなく、SCP-n-JPを通して視認すると異常性が発生します。
SCP-n-JPを10秒以上視認した被験者にはおよそ48時間〜72時間後の睡眠に異常性が発生します。異常性は睡眠で一般的に夢と呼称される夢界が黒・白・灰色のいずれかの景色以外視認できなくなります。また、被験者は定期検診と称し、SCP-n-JPを使用するように促すミームに感染します。ミームは標準的な記憶処理で無効化できますが、前者の影響は標準的な記憶処理では無効化できません。
発見経緯: SCP-n-JPは201█/█/██から 201█/██/██にかけて長野県██市から「夢が白しかなく怖い」、「夢が灰色でも意識があるような気がする」等の夢界に関する相談が複数件、消費者ホットラインに寄せられたことを、財団が注目し心理学者に偽装し調査した結果、過去3週間以内に長野県██市██眼科医院で診察を受けていることが分かり医院内部のSCP-n-JPを確保しました。
また、コールセンター従業員には記憶処理を施し適切なカバーストーリーを流布しました。被験者には記憶処理を施し適切なカバーストーリーを流布し、また一部の被験者を雇用しました。
(██眼科医院長(以下、██医師)のインタビューは補遺n-JP-インタビューログを参照してください。)
補遺n-JP-関連-1: AWCY?の██氏の自宅から SCP-n-JPに関連する可能性の有る文書の一部です。
n-JP-関連-1-3:
██眼科医院医院長からのお願い
・中心を注目する画像であるならなんでもいい
リコール 02██-██-█[削除済]
n-JP-関連-1-7:
中央を見つめるなら私の夢のワザでおもしろい事ができそうだ。
n-JP-関連-1-17:
平成2█年9月30日
解雇予告通知書
██ ███殿
まことに不本意ではありますが、貴方を平成2█年10月31日限りで解雇いたしますことをここに予告いたします。
以上
住所:1██-████ 東京都 ██区 ███ [削除済]
事業主 Are We Cool Yet? 日本支所
氏名 [削除済]
n-JP-関連-1-18:
先生に送った事も出来なさそうだ。 私は認めて欲しかった。ただ単にそれだけ。 他の人も暇な時に芸術を嗜む・創作して欲しかっただけなのに。 私の芸術を夢で見て欲しいのに。
これからの私の活躍を夢見て。
補遺n-JP-関連-2: ██眼科医院内のロッカー・██医師のデスク内でSCP-n-JPに関連する可能性のある文書の一部です。
n-JP-関連-2-1:
人間は夢で幻想的な光景を見る。そしてそれを形にしようとする。ただ、大人になるとやらなくなる。私はその機会を大人にも与えているのだ。
Are We Cool Yet?
n-JP-関連-2-2:
これが送られているならきっとCoolなやり方で終えるだろう。先生は私よりもCoolだったな。終えたら新しい国で芸術を作るだろう。
I want to think my life was “Cool”.
補遺n-JP-インタビュー記録:
対象: ██医師
インタビュアー: 大久保研究員<記録開始>
██医師: ああ、インタビューって大学ぐらいしかなかったような気がするな。大久保研究員: それではインタビューを開始いたします。なんとお呼びすればいいでしょうか。
██医師: 最初はその質問ですか。まあ、無難に貴方でいいのではないでしょうか。
大久保研究員: 分かりました。では、いくつか質問させて頂きます。まず、██氏はどこで知り合ったのですか。
██医師: インターネットで知り合いました。うちの患者っていうことは後で知りましたけど。
大久保研究員: なぜ、貴方は画像を依頼しようと。
██医師: うちの患者からの軽いノリのお願いだったのだと思いますけどね。でも、画像を新しくすると、噂で広まって大繁盛しました。
大久保研究員: それで?
██医師: 2〜3日後ぐらいにクレームが来てそれから10日後くらいに20日ぐらい休暇をとって今に至るわけです。
大久保研究員: お気持ちお察しします。
[大久保研究員は手元に五つの質問が書いてあるメモの内、三つの質問に取り消し線を引く]
大久保研究員: これでインタビューを終わります。
<記録終了>
警告: 以下のファイルはレベル5/n-JP機密情報です
このファイルにレベル5/n-JP承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。
付与予定タグ: scp jp safe
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シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8693986 (31 Jul 2023 00:20)
このコメントは批評に関係無いコメントであるとして、オペレーターから指摘を受けました。
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表記的な面
「~してください」はひらがな表記を推奨します(参考)。
不要な半角スペースが挿入されています。
「中の」は不要です。除去するか、あるいは「理事会に所属する2人」くらいに置換するのが良いでしょう。
不要な半角スペースが挿入されています。
不要な半角スペースが挿入されています。数字を記載する場合に数字と単位の場合に半角スペースを挿入する場合はあれど、単位の後に挿入する例はあまり見ない気がします。
これは発見経緯:節に移すべきでしょう。
「異常性は~できなくなります」と、日本語の対応関係が歪です。
「~が~が」と主語が2個存在するように読めます。
「寄せられたのを」は話し言葉っぽいので「寄せられたこと」としてはいかがでしょうか。また1文がやや長いのでこのあたりで句点を打って区切るのが良さそうです。
改行するならば1行の空行を挟んで段落を区別してください。記事のテンプレートをご確認ください。
「流布し、また一部の被験者を雇用しました」くらいに補うと丁寧です。
括弧が多いので、除去することを検討してみてはいかがでしょうか。また、こうした文言は補遺やインタビューログといった該当箇所の付近に記載するのが一般的かと思います。読者からすると指示とその先が離れているので戸惑いが生まれます。
また、「インタ ビュー」「補遺 n-JP-インタビューログ」のように過剰なスペースが見られます。
それぞれの話者の間に空行を入れてはいかがでしょうか。
また、「インタビューって大学ぐらいしかなかった」という意味がよく分らなかったです。物語的な寄与が無いのであれば除去してもよいと思います。大久保研究員の台詞も「それではインタビューを開始いたします。では、いくつか質問させて頂きます」と端的に纏めてしまって良いと思います。冒頭部の██医師と大久保研究員の台詞のやり取りは物語に寄与しておらず、無駄に感じました。
日本語が奇妙です。██氏自体は奇跡と呼ばれる存在ではないと思います。
空行を入れましょう。
全体的な面
UV/NV/DVのどちらか
DVです。
記事の面白さ
面白くなかったです。レベル5クリアランス要求以前における本作の内容は██氏の心情や絵が採用された経緯について掘り下げているものですが、折り畳みを開いた後の展開は異常性が遺伝するというぽっと出の新設定の開示に留まっています。事前にヒントや手がかりがなく唐突ですし、また前半で描かれていた██氏の心情とも無関係であるため、前半の展開が活かされていません。SCP-XXXX-JPが迫害か収容かという命題も、一切前半の内容と繋がりがありません。
現状の本作を読んで、オブジェクトを作り上げるに至った過程や、今後の危険性の増大、といったSCP記事にありがちな要素をとりあえず詰め込んだという形に感じました。
*LunAxeさんが本作を通してやりたいことの軸が見えてきませんでした。拒絶された██氏の悲壮を描くことを目的としているのか、シンプルに人間の遺伝子を侵犯する危険なオブジェクトを描きたいのか、あるいは夢界実体に関する哲学的な問いかけをしたいのか、それらのどれを以て読者に訴えかけようとしているのか伝わってきません。まったく別の要素が脈絡なく置かれていて、記事の方向性がとっ散らかっている印象を受けます。
1つのSCP記事で提示できる論点は基本的に1つなので、あちこちのテーマに手を出すよりは、特定の1つに集中させてみてはいかがでしょうか。例えば遺伝することによる危険性をオチとするならば、「これが遺伝したらまずそうだ」と思わせるような演出や、遺伝を示唆するような伏線を入れて、最終的にオチとして遺伝を明かして危険性を高めるオチにする。夢界との関係を論じたいならば、最初から夢界との繋がりを意識して登場させてストーリーを展開する。██氏の心情をメインにするならば、現状では設定が淡々と記載されていて読者を惹き付ける力が極めて弱いきらいがあるので、もっと具体的かつ新規性のある形で人間ドラマとする。……といった具合です。
*LunAxeさんのやりたいことが見えてこないので曖昧なアドバイスとなりましたが、1つの軸を決めて構成を考えていく中で、他の要素もストーリーを連続させながら繋げることができるならば拾ってみる、くらいの気持ちで再構築してみると良いのではないでしょうか。
読みやすさ
補遺節で関連文書をぶつ切りにして提示されるので、前後の脈絡が分かりにくくなっていたように思います。ある程度、報告書本文(小説で言えば所謂地の文でしょうか)や会話記録を使いながら、ある程度連続性を持たせてストーリーを展開してはいかがでしょうか。また、上記で指摘しましたが「〇〇を参照してください」が実際の〇〇からかなり離れたところに位置しているのは、実際の論文等では無くもない体裁ではありますが、かなり不便だと感じました。
また上記で指摘した改行や括弧の使い方にも気を配ると良いと思います。
表記ミス
上記で指摘しました。
以上です。執筆頑張ってください。
確かに、SCP記事にありがちな要素をとりあえず詰め込んだというのは的を射ているような気がします。表記ミスは修正しましたが、一旦批評中断させていただいて、論点を一つにして新しい下書きに書こうと思います。これは、SCPの記事のアプローチ方法の踏み台とさせていただく所存です。おそらくは踏み台にしていきますのでよほどのことがない限りないと思いますが、私が良いと判断したら、この記事を書き変えてみてみます。
批評ありがとうございます。