クレジット
タイトル: SCP-XXXX-JP - お静かに願います
著者: ©︎[[*user LRLG]]
作成年: 2021
推定読了時間: 5〜10分
この下書きは「脅威度の低い短めのシンプルな記事」を目指しています。そのため「より異常性を危険に」「ストーリーに○○を加える」等の意見は恐らくリジェクトされます。ご理解の程お願いします。
以下、特に意見を頂きたい箇所の一覧です。
最下部にスポイラーがあります。よろしくおねがいします。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPが発現したことが確認された車両内の人物に対し記憶処理を施します。財団ウェブクローラによりSCP-XXXX-JPを含むメディアファイルが発見され次第ファイルを削除します。ファイルのアップロード者とその関係者には記憶処理を施し、カバーストーリー「捏造オカルトの謝罪」を適用して事態の沈静化を図ります。
鉄道事業者に対し、鉄道車両内での音響機器の利用に関するマナー啓発ポスターの掲示を提案する計画が進行中です。
説明: SCP-XXXX-JPは██駅と██駅間を運行中の鉄道車両内で発生する、不明な音声の発生現象と聴覚に対する認識異常です。
イヤホン等の音響機器を装着した人物が、音声出力が強い状態のスマートフォン等の装置を用い何らかのメディアファイルを再生した際、一定の確率でSCP-XXXX-JPが発現します。SCP-XXXX-JPを再現する試み、職員を偶発的な発現に遭遇させる試みは現在まで成功していませんが、音響装置からの所謂"音漏れ"がSCP-XXXX-JPの発現に関係していることが、後述の証言等から結論付けられています。
SCP-XXXX-JPが発現すると、音源の不明な複数人の音声が車両内に生じることが複数の記録により確認されています。この音声は録音、録画装置による記録以外では確認されず、車両内の人物が認識することはありません。認識されない理由として、後述の現象も含めて聴覚に対する認識異常が示唆されています。
SCP-XXXX-JPの発現中、同一車両内の人物は一様に静寂を感じます。殆どの人物は"音漏れ"を含む、レールの継ぎ目によって生じる音等の環境音が聞こえづらかったと証言します。会話中であった人物からは、距離をつめなければならない程であったという証言もなされています。個々人の感じる静寂には個人差があり、確認されている全ての事例で比較的静かさが弱かったと見られる人物から"音漏れ"に対する証言が得られています。
事象の不自然さにも関わらず、現在までSCP-XXXX-JPの終了後に第三者から指摘されるまで、静寂の発生に疑問を抱く人物は確認されていませんが、これが単に気の所為として認識されているのか、何らかの異常性によるものかは不明です。
装置によるメディアファイルの再生の停止、もしくは鉄道車両の停車に伴いSCP-XXXX-JPは終了します。
前述の静寂に対する個人差も含め、事例の発覚が一般市民による録画、録音が主体であることから、逆説的に確認されている事例よりも多くSCP-XXXX-JPが発現している可能性が高いと推測されています。また静寂の強さ次第で、車内放送を聞き逃す、強い静寂に対し疑問を持つ人物が出てくる等といった問題の生じる可能性が指摘されています。現在は会話が困難であった以上の静寂に起因する問題は報告されていません。
補遺: 20██/11/03、ウェブ上に投稿された「クソうるさいシャカシャカ野郎を撮ろうとしたら心霊現象が撮れた件」という発言と共にアップロードされた動画ファイルにより、初めてSCP-XXXX-JPが確認されました。
発見当初、SCP-XXXX-JPは超常現象として記録されましたが、発見以降も同様の事例が確認され、年間の発生件数に増加傾向が見られたためSCP-XXXX-JPとして再分類されました。
回収される動画ファイル内の音声には、多くの場合「マナーを守れ」「耳を閉じろ」といった旨の発言が含まれます。
20██/05/04-追記: 直近数件の事例における証言から推測されていた静かさの増大が、初めて車内放送を聞き逃す事例が報告されたことで確定的となりました。異常性の変化を中心に調査が続けられています。
予定タグ: scp, jp, euclid, 聴覚
一言売り込み: シャカシャカうるさい音漏れの裏で起きる静寂と聞こえない人の声、一体裏では何が…?
種明かし: 音漏れが周囲に聞こえないようマナーにうるさい謎の存在達が頑張っているオブジェクトです。
謎の存在達も録音機器などにうっかり「音漏れ」しています。
目標: 補遺の最後で「謎の存在達が車内マナーのために音漏れを誤魔化しているだけ」というオチに気付いてもらう。
努力目標: 説明にオカルトホラー的な怖さを感じてもらう。追記に不気味さや底知れなさを感じてもらう。録音機器などに対する「音漏れ」の二段落ちに気付いてもらう。
改稿メモ-7-2021/03/03: 定例会での批評を受けて全体的に改稿。一度書き終わった後、文字数調べようとしたらメモアプリの操作ミスで書いた側からふっ飛ばしたので二回書けた、お得。そんなわけあるか。
記事の狙いや構成は変えず、主に異常性を中心に見直し。
改稿前の異常性トリガー「イヤホン接続忘れ」は、人によっては通じない可能性の有るあるあるネタだったので「イヤホン等からの音漏れ」に変更。うるさい車の事例も追記で足して車派にもアプローチ。危険性も見せて厄介さを追加、いらないかも。無理やり締めに使っていた再現性の話を説明に移動。声達のキャラクター性が変わったので、説明はあまりホラーを狙わず普通に報告書として書き、その分音声記録は完全に開き直って情報公開、中身もコメディ調にした。ジャンルタグもコメディに変える。
メタタイトルも変更、ホラー感ゼロになった。"Quiet please"と悩んだけれど日本支部だし日本語で。
以下、変更点の整理。
- 異常性トリガー: 「イヤホン接続忘れ」→「イヤホン等からの音漏れ」
- 異常性: 「再生者は普通に聞こえる、周りの人は基本的に聞こえないが、一部再生者同様に聞こえる」→「再生者には何もなし、周りの人は個人差はあるが音が聞こえにくくなる」
- 異常を起こしている存在: 「共感性羞恥で見てられない集団」→「ただの親切集団」→「マナーにうるさいけれどマナーを守れてない集団」
改稿メモ-8-2021/03/05: 改稿-7で異常性変えたことで気のせいでは済ませられない感じになってたので、プロトコルに記憶処理追加。後述の追記の件もある。
以前より説明が長くなり、ツカミも無いため最後まで読んで貰えない可能性があると思い、説明の順序を変えて音声の発生現象を先にした。オカルトホラーとして多少でもツカミとして働いて欲しい、ありがちな奴なので効果無いかも。
ついでにあまり納得していなかった「異常性が二つ」という説明は「音声の発生現象」一つに変更、静寂は付随する事象とした。情報の出し方的には微妙かも。大差ないかも。
冷静に考えると再現できないのだから、トリガーも断定できないはずなので修正。「再現できない」は変えない。
前回の改稿で足した追記の内容が半端に感じたので記述を増やし、音声記録とのギャップを狙いつつ一発ネタ感を減らしてみた。コミカルでも無くなったのでまたジャンルタグ変える。ぶれてる気がする。矢張り追記消して一発ネタに戻した方が良いかもしれない。
改稿メモ-9-2021/03/06: 一部時制とか色々おかしかったので諸々修正。あとジャンルタグ変え忘れていた。コミカルを目指していたけれど、アイデアがホラーなので帰ってきちゃった感じがする…音声記録まではまだコミカル寄りなのでまあ…
これまでの改稿で当初のゴールからぶれていると感じたので、ゴールを意識し直しての改稿。
さすがにトリガーが推測なのはやり過ぎだったのでやめた。多分形式部門とかが頑張ってくれている、再現できないけれど。
音声記録の伝わりやすさが一定納得できるラインにやっと(批評待ちとはいえ一ヶ月かかった…)達したので、予定通り情報量を減らす。安易に「語り」に頼らないというゴール(というか縛り)のためにも、オチの理解に必要な箇所以外はバッサリ無くした。コントもやめた。ナムサン。「もう晒されてるのに晒しに怯えている」は、自分の嗜好的には残したかった…最初は音声記録自体無くそうと思ったけれど、変更が大きいので一旦批評待ち。
二段オチについて意見を頂いていたけれど、オチに気付くタイミングはある程度コントロールできるとはいえ、最後は読者次第なのであまり気にしない。しかし「二段オチ」自体が当初のゴールである「シンプル」から外れているので、努力目標に再度降格、音声記録内のヒントもなし。思いついたアイデアを足す度に徐々にシンプルさを無くしてしまっていた。
追記ははっきり迷走していたので「怪物を示し過ぎない」原則に沿い、短くスパッと切る。追記自体を無くす案は一旦保留。どういう方向であれオブジェクトの「今後」を想像させる予知とそのとっかかりを一先ず残してみて批評待ち。
改稿メモ-10-2021/03/08: どうせ批評待ちするなら両案書いてしまえばよいのでは?ということで書いた。決めてしまいたいけれど、一長一短あるように感じるので矢張り待つ。コントしないなら音声記録は情報量に対し冗長な感じがするので、発言抜粋で短く鋭く(鋭いかは自信がない)の方が良い気がする。短い788-JPみたいな…「どすこい」のインパクトには全く及ばないけれど。一方、音声記録の方が「しょーもな!」感は出せそうだなのと、音声記録の方がオチ前のタメがある、気がする。批評来なかったら、元々インタビューや音声記録使わない記事にしたかったのもあり、多分発言抜粋にする。
追記の静かさの増大は、推測でなく断定的に書く方がいいかなと思い変更。
改稿メモ-11-2021/03/09: 発言抜粋案採用。さらば音声記録。
静かさに対する説明をより具体的にしたり諸々足したりした、長くなった。一方「定量的」は通じない場合があるようなので消した。説明第一パラグラフにも聴覚に対する認識異常について書いた。前消したのに。あとパラグラフをより細かく分けた。トピックセンテンス的にこれが限界。
これまで明示していなかった「未確認の事例が存在する可能性」と、追記で示していた「車内放送の聞き逃しという軽微だか現実的な問題の可能性」、更に「静寂に対する違和感からSCP-XXXX-JPが認識されてしまう可能性」をオチの前段階で示し、オチに対する前フリ、タメと、オチへの落差を…作れてるといいんだけれど、財団世界において車内放送を聞き逃す程度の問題はとんでもなくショボいのであった。最後のは普通に困ると思うけれど結局読者は怖くないし困らないしなあ。
補遺の最後で実体群についての推測を書くのは 蛇足っぽいので省いた。同パラグラフはオチへのヒントだけあれば多分良い。
批評待ちの期間が長かったとはいえ、一ヶ月かけて納得できないなら何か問題があるはずなので寝かせます。
改稿メモ-1-2021/02/10: 批評を受け、オチを確実に伝えられるよう説明と音声記録の分かりやすさを重視する方針に。
工夫しないと、説明は長くした分だけ冗長さが増し読書体験として物足りなくなる。そこで説明をホラー、音声記録をシュールと役割を完全に分けた(当初は音声記録の途中で「様子が変だぞ?」と気付いてもらう方針だった)。説明は報告書の体裁を損なわない程度にホラーらしく記述を変更、追記。音声記録は「何が起きているか」を伝えるため羞恥を取り除き、声達の頑張りにフォーカスするよう変更。
羞恥を無くしたことで、オチの味わいや方向性が変わったがギリギリ許容範囲と判断、本当はやりたいけれど、オチが伝わらないよりはいい。やるとしても、オチが伝わる状態から手を加える方がスマート。
改稿メモ-2-2021/02/17: 「マヌケを撮ろうとしたら心霊現象が撮れた件」は旧来の2chを意識したもので「ここから流れ変わりますよ」という意図だったけれど、旧来の2chを知らない人に伝わらない可能性があるので「マヌケを撮ろうとしたら意味不明な心霊現象が撮れた件」に変更。
フォーンプラグ、フォーンジャックは確実に多くの読者が(自分も…)聞き馴染みのない単語なので、イヤホンジャックに統一。
改稿メモ-3-2021/02/20: Discordで頂いた「趣旨はメタタイトル見て気付くくらいでした」「このファイル(音声記録)から静寂を生み出しているイメージが沸かない」という意見を受け改稿。「声達が耳をふさいでいる」という事が分かりやすくなるように音声記録の情報量を更に増やした。最初は音声記録を完全に開けっぴろげにして路線をコミカルに変えようと思ったけれど、上手くいかなかったので没。
他、説明文の細い修正と、仮だったメタタイトルを一先ず決めた。あんまり納得できてないけれど、ずっと仮なのもちょっと…
改稿メモ-4-2021/02/22: 初期の名残りだった声の大きいリーダー格(皆恥ずかしがってた頃の音頭取り)は、現状面白さに寄与しておらず、わかりにくくしているだけだと感じたので退場してもらった。リーダー格は設定的に色々やってたので、そもそもの現象から見直して改稿。音声記録は一から見直し、全部明かす方向に。心霊現象感はゼロになったけれど、ホラー要素は説明の役割と決めたし割り切る。
「批評される方へ」内のリストを特に重要な部分に絞った。
改稿メモ-5-2021/02/23: 録音される声について「そういう現象だから」から「音漏れしてるから」に変更。二段オチ。設定の変更に伴い、音声記録の内容も見直し。長い、これ以上は絶対に長くしたくない、短くしたい…
プロトコルのスマートフォンベンダーの下りは異常性の規模に対して大げさだったので、マナー啓発ポスターに変更。
同一のパラグラフで説明されていた「音漏れが聞こえなくなる」と「謎の音声が記録される」を別パラグラフにし、何が起きているか分かりやすくした。なってるといいな。ホラー感は減ってしまった気がする。
改稿メモ-6-2021/02/24: 音声記録を見直し。喧嘩させるのは違う気がするし長過ぎるので無しに。耳を塞いでいるとはっきり記述するように。二段落ちでしめる形に、これは伝わらないと「なんだこれ」で終わるので悩ましい。
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拝読させていただきました。個人的には現時点だとuv寄りのnvかなといった感じです。以下に気になった部分を置いて置きますので取捨選択して下書きに取り入れてください。
元ネタ自体は理解しやすかったです。ですが個人的にはもう少し音声記録での情報開示をしてもよいかもしれません。特に「私達[不明瞭]許されない。」や「[不明瞭]ありがたく[不明瞭]」あたりは「イヤホンが外れているから注意している」という種明かしの部分には到達しにくいと思いました。[]で表現している部分も読むうえでノイズに感じたので、私と同じような意見が出たなら[]部分を削除してはっきり記録されても良いと思います。
逆に「財団フロント企業によりスマートフォンベンダーに対し、屋外でのメディアファイル再生時にイヤホンジャックの接続状態を確認する機能の追加提案、交渉が進行中です。」や「イヤホンプラグが接続されていないことを再生者が認識、もしくは装置による再生の停止に伴い、SCP-XXXX-JPは終了します。」等の部分は良い情報開示だと思いました。今のままだと音声情報の部分がやはりノイズに感じます。
それと発見経緯の
の部分で少し混乱しました。録音された場合は声の主は対応しきれないということであってますかね?
ここの「周囲の殆ど、もしくは全ての人物」が表現として曖昧です。「例外はありますが、周囲の殆どの人物が」等がよいかなと思いました。
個人的には報告書も短くまとまっていて、元ネタも理解しやすく良い下書きだと思います。頑張ってください。
一番批評を頂きたかった箇所なので、率直な感想はとても助かります。弄っている内に情報量ゼロの読者の感覚がわからなくなり、批評を頼るべきと思いポストした次第です。
矢張り分かりづらさが強いですか、分かりやすさ重視に一度舵を切ってみようと思います。
下書きでは欠落版と完全版の二つを載せてみようと思います。
ベンダーの話は最初から消すつもりだったので、良い、という意見を頂けるとは思っていませんでした。現状他の箇所が分かりづらくなっているので、相対的にわかりやすさに貢献しているのでしょうか。再考します。
あっています。整理すると、
です。これらを簡潔に、かつ音声ログまで正統派ホラーと思わせられるよう記述するのがサブゴールです。矢張り分かりづらいようなので、構成から見直します。
声達の頑張りにより大抵は対応しきれている(が限界もある)、という意図で「全ての人物」の場合について記述しましたが、分かりづらいようであればここは単に消してしまってもいいかも知れませんね。これも再考します。
今の評価はdvです。スポイラーなしで一読するだけでは、オチ(この記事では共感性羞恥の謎の存在)に辿り着くのは無理だったので、結局心霊現象が起きてるだけにしか読めませんでした。
オブジェクトクラスは適切だと思います。発生を未然に防ぐのは無理なのでSafeではないでしょうし、発生しても隠蔽工作が容易なのでKeterでもないでしょう。
収容プロトコルのスマートフォンベンターのくだりは問題があると思います。スマートフォンベンダー側から見た財団フロント企業は普通の企業でしかないので、「提案」ならまだしも「交渉」できる立場ではないと思います。フロント企業が具体的にどういう企業なのか明確にして、ベンダーと交渉できるだけの理由をつけるか、ベンダーのくだりを削除するのが良いと思います。
スポイラーを踏まえると、SCP-XXXX-JPが公共交通機関のみで起きるのが違和感があります。「イヤホンが繋がってないことに気づかず音を出して恥ずかしい」場面は公共交通機関に限らないし、たとえ公共交通機関でも周囲に人が少なければそこまで恥ずかしくもないからです。また、「公共交通機関」としか書いていないので、全世界で起きるのだと思いますが、この恥ずかしさが世界的に存在するのかに疑問があるので、地域を限定しても良いのではないかと思いました。
再生者それ自体に異常性があるようには見えないので、ナンバリングするよりは「再生者」の方が良いと思います。まあこの場合どっちでも大差ないので、最終的には好みの問題だと思います。
音声記録ですが、やはりここが不明瞭すぎて何がなんだかわからなくなってしまったので、もうちょっと充実させるなりした方が良いと思います。オチに直接的に辿り着けそうなワードが「生き恥」と「きょうかん」しかない上に、自分が初めに読んだときは心霊現象だと思っていたので「きょうかん」を「叫喚」だと思ってしまい、結局オチに辿り着けませんでした。
全体的に、ヘッドホンもそうですが無線イヤホンの存在も考えてない記述になっているのが微妙だと思います。無線イヤホンは割と使ってる人多いですし。
矢張り分かりやすさを重視すべきですね。ありがとうごさまいます。
元々消す予定だったのですがEianSakashiba氏には良いと言われたので再考中です、お待ち下さい。
最初は公共の場としていて、もうちょっと限定すべきと思い今の形にしたのですが、もっと限定的に「██線」等にしていい気がしてきました。鉄道関係詳しい人に相談してみます。
部分的には狙い通りなんですが、それでオチに気付いて貰うという目標達成から遠ざかっていては本末転倒ですね。前述の通り分かりやすさ重視にします。
この辺りは重要度の低さの割に悩ましくて困ってます。ワイヤレスが出てくる前(00年代)の可能性は普通にあるよう書いてる(発見時の想定もその頃)し、ヘッドホンはヘッドホンで一昔前はシャカシャカと揶揄されることもあり少なかった(おしゃれ用途で増えてますが)し、声達が全部に対応する理由も別にないし、と悩んだ末に簡潔さのため単にイヤホンとしました。
簡潔さを損なわない範囲で書き換えられないか、もうちょっと再考します。
スポイラーが明確にわかるようになったのは良いと思います。ただ、音声記録の最後の二言は説明調で予測可能かつ本筋に重要でない事を繰り返しており、またカメラを向けられるのは初めてであっても姿を隠す事自体は普段から行っているため質問が不自然なので、まとまりとインパクトを損ねているように思います。(起源や仕組みは不明瞭なオブジェクトなので、多分ここで言及した事を省いたとしても突っ込まれる事はないです)個人的に記録の締めは
が上手くまとまって良いと思うので、仮に文量を補いたいのであれば「[暫く声が止む]」の前だと思います。
うーん、ですよね…二段オチのために無理気味につっこんだ感じになっているとは自分でも感じていました。カメラが向けられた(と感じた)ことにしようかとか色々と考えていましたが、ここで記録が終わる事がそもそも都合が良いし…
二段オチはメインゴールではないので、当初の通り啜り泣きで終わる形にしたいと思います。
Rev.17への批評です。(改稿前については何もわかっていません)
スポイラーなしだとそもそも現象の理解が難しく、オチを理解する前の段階でかなりハードルが上がっていると思います。僕はしばらく「この状況って本来(SCPが発生していない状態)ならどうなるんだっけ」になりました。単にウォークマン派だから音漏れに縁がないだけってのもあるでしょうけど……。
財団による再現が成功していないということはこれって何が起きているか知らない乗客の報告なんですよね。「本当なら装置から音声が発生したはず」を知らないまま耳を塞がれた人たちならむしろ「急に静かになった」「耳に圧迫感があった」あたりが自然なんじゃないでしょうか? 説明の項で二つの異常性(聞こえないことと、聞こえること)をきっちり分解してそれぞれ丁寧に表現したほうがいいかなと思います。
それと、少々特別収容プロトコルの書き方に違和感を覚えました。一般的なSNSでの晒しなどを想定するなら「捏造」は奇妙な気がします……。このあたりは財団のページ右上にある「サイト内検索」で「クローラ」で検索して出てくる記事群の特別収容プロトコルを読み漁ってみると参考にできる記事が多々見つかるかと思います。
確かに基本的な移動手段が車の人等には縁遠い話ですね。どうしたものか…
「報告」という語のチョイスが良くないかもしれません。
前述の二つの課題も含めて説明全体を見直そうと思います。
これはカバーストーリー名が短すぎて良くないですね…対応すべきは「怪奇現象が記録されたメディアファイル」なので「捏造でした、と謝罪させる」ということなのですが、分かりやすくなるよう変えます。
異常性から見直して大幅な改稿を行いました。それに伴いこれより以前のポストは、現在のリビジョンでは殆どわからない内容になっていると思います。仕切り直しです。
音声記録のネタ明かし的説明が露骨すぎるように感じます、オチの分かりにくさを改善しようとしてこうなったのは分かるのですが、わざとらしさ+明確になりすぎた事による想像の余地が消えた事で微妙に思います。また、追記は異常性強化の原因が何か不明なのでなぜ?が強いです。バスとか公共交通機関でなく乗用車に発生というのも引っかかりました。
音声記録についてはこうは言ったものの、説明感を出さず前のレビジョンより分かりやすくするのは恐らく難しいだろうと思います。なので一つ提案をしますが、あくまで一個人の意見ですので聞き流してもらっても構いません。
この記事は一発ネタの部類だと思いますので、よりコンパクトに、尚且つ得体の知れない感じに出来るならその方がいいだろうと思っています。そう言った意味で、出来るなら音声記録もなくしたほうが良いのではないかなと思います。今思いついた改案なので粗もあるでしょうし、他にもやりようは多々あるかと思いますが、例えば
・異常性は記録機器にも記録されない事にし、静けさを感じた人は不自然な耳の圧迫感も感じる→耳を塞がれている事を分かりやすく、加えてオチに向け物理的な干渉の示唆
発見は認識補強剤(多分ありそうですが、前例がなければ作っても問題ないでしょう)を服用していた職員による偶発的なもので、通常は発見されない
補遺: 実験による発生が可能という事にし、実験の一つとしてイヤホンジャック外しちゃった人を録画しようとする→録画機器の破壊、その後撮影者真後ろの窓に結露を使って「おもいやり」みたいな単語がなぞって書かれる
シンプルさを出すため実験記録としては書かず、こういう実験をしたらこうなったみたいな感じで説明みたいに書き、書かれた言葉は囲ってピックアップしたりせず「結露を利用し『おもいやり』との筆記がなされました。」とかだとメモ落ち感は薄れるかも
みたいな感じで自分ならやりそうです。
音声記録に関しては仕方のないトレードオフと割り切り、どうせ明かすなら思い切りコミカルに…とした一方で、矢張り想像はさせたいんですよね…というわけで、
音声記録で明かしてそのまま終わる前に、追記で「無害なオブジェクトかと思ったら結構厄介だった」を示すことで、不穏さ方面の想像の余地を残したい、という意図です。しかし伝わっていないので、ここは見直しが必要そうです。後述の異常性変えた話も関係ありそうですが、考え直してみます。
車である理由は「主な移動手段は公共交通機関か車か」なので、車派の読者へのアプローチと、危険性の示し安さから選びました。そこまで必然性無いので、ここも考え直してみます。
出来ることなら無くしたいとは下書き投稿前から思っていて…ホラーなら頂いた代案のような形で「痕跡」を残すのが妥当だと自分も思っており、実際アイデア出し時の初期案は近いです。
ここからは著者の都合的な話です。初執筆なのでゴールが「記事を残す」なのと、環境メタ的な「dv率の低さ」からコミカルにしました。ここ二ヶ月の新規記事に対するサイトメンバーのvoteの傾向を見るに、ほんわかやコミカルのほうが残りやすいと見ています。そしてコミカルにする場合、音声記録無しでは厳しいというのが自分の結論です。折角代案を頂けたのですが、ホラーに方向転換しない限りはありでいこうと決めています。
ここは「イヤホン繋がず再生しちゃう」あるあるネタが通じない人も結構いることが分かったので、前々回の大規模改稿で異常性を変えました。
拝読しました。以下はrev.26に対する批評です。
率直な感想
追記の部分が冗長であると感じました。現状DVです。
コンセプトについて
大まかには良いのですが、「謎の存在自体も音漏れしている」という二段オチが現在機能していないように思えます。なぜなら、謎の存在は録音可能であるという情報は事前にでているので、「謎の存在が音漏れを防いでいる」というオチと「謎の存在も音漏れしている」というオチが同時に開示されているからです。このタイミングをズラすと二段オチとして機能すると思います。
また、前述した通り追記が冗長である気がします。この記事の読後感をどちらに持っていきたいのかわかりませんが、オカルトホラー味で締めたいのなら、その前の音声記録を変えるべきだと感じました。現状ですと、底知れなさというよりは間抜けさ(失敗しちゃった、やりすぎちゃった、のような)を感じました。
表記について
音声記録に少し改善の余地があるように感じます。一段目のオチが2行目まででわかってしまい、残りの記録を読み進めさせるだけの力がありません。オチとなる二分目を少し後半に回すだけでも変わってくると思います。特に沈黙の後は説明セクションで説明されたことを実際に記録しているだけになっていますから、完全に削っても問題ないと思いました。
以上、参考になれば幸いです。
一先ずわかりやすさに全振りしてるので、わかりやすさをあまり損なわないよう情報の出し方とタイミングを工夫しようと思います。
現在見直し中です。加えて参考にします。
「装置停止すればいいじゃん」とかいわれそうなので機器へ干渉できない等を追加したのですが、これまでも特にいわれてないわけで、不要ですかねえ…
締めに用意した「間抜けさ」部分以外は削る方向で見直してみます。