(批評受付中)聖女の抜殻

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アイテム番号SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト-██の標準生物収容コンテナに保管されています。SCP-XXX-JP-Aによる被害を防ぐため、8日間に1度電磁波測定による監視を行い、SCP-XXX-JP-Bの存在が確認された場合は速やかに焼却処理を行ってください。
一般職員による単独接触は避け、SCP-XXX-JP-Aと何らかの理由で接触が行われた者は速やかにクラスB記憶処理を施され、3日間の隔離が行われます。

また、SCP-XXX-JPは自然界に生息されていることが判明されており、全てを収容するのは困難を極めます。新たにSCP-XXX-JPが発見された場合、速やかにDクラス職員による収容が行われます。この際に発生した汚染被害者には速やかにクラスB記憶処理を施してください。

説明:SCP-XXX-JPは全長3cm〜5cmからなるカイコガの成虫です。
元来のカイコガ同様、翅の機能は失われており、飛ぶことは出来ず這いずるように動きますが、通常のカイコガのおよそ4倍程度の速度で動けることが判明しています。
また、SCP-XXX-JPは成虫であるにも関わらず不定期的に繭(SCP-XXX-JP-A)を作ることが判明されています。
SCP-XXX-JP-Aを肉眼で視認する、或いは物理的に接触した者(SCP-1174-JP-B)はどのような状況であれ、帰属する社会に対する不満感を覚えるようになります。
SCP-XXX-JP-Aから物理的に距離をとる、SCP-XXX-JP-Aを破壊する等の行為を用いても、この影響は継続されます。
SCP-XXX-JP-Bは時間の経過とともに不満感を募らせ、最終的に自身の帰属する集団に対し暴力的な行為を働くようになります。また、この状態に移行するとSCP-XXX-JP-Bは体温調節機能が狂い始め、際限なく体温が上がり、自然発火現象を伴い焼死します。

補遺:1
██年前、身体の形をほぼ残したままミイラ化していたSCP-XXX-JPの死骸がフランスの█████で発見されました。これを放射年代測定したところ、およそ15世紀のものであることが判明しました。
当時の█████では魔女狩りが有名であり、また火刑も盛んであったことが知られていますが、SCP-XXX-JP-Bによるものである可能性が職員たちにより示唆されましたが、現代世界史を根底から覆すことになるため黙殺されました。

補遺:2

███博士の手記
SCP-XXX-JP自体は無害なオブジェクトである。食性も元々のカイコガと何ら変わらなく、人に懐く修正もそのままだ。
では、なぜSCP-XXX-JPから生まれるSCP-XXX-JP-Aは、人を狂暴にさせる力を持っているのだろうか?
古来の聖女ジャンヌ・ダルクは、当時の王政に不満を持っていたとされる。そして魔女狩りが行われた晩年にはその手に剣を持って国と戦った英雄であるとも。
中世フランス王朝で見つかったジャンヌ・ダルクの掲げた旗の繊維を解析したところ、滑らかな絹出会ったことが分かった。まだ養蚕というものが広まっていなかった時代に、だ。
結果としてジャンヌ・ダルクは火刑に処され、死したという。だが、実際は処刑されたのではなかったのではなかろうか?

補遺:3

███博士の手記2
もう1つ、興味深い仮説がある。このジャンヌ・ダルクの旗に使われたSCP-XXX-JP-Aの糸だが、精密な解析にかけると「彼女が反旗を翻した後に作られている」ことが分かったのだ。
彼女はSCP-XXX-JP-Bではなかった、という事になる。
そして彼女の死後、自然発火により死亡した謀反者が多く報告されていることも分かった。
つまるところ、SCP-XXX-JPの本質は「抑圧された世界に対するジャンヌ・ダルクへの怒り」では無いのだろうか?
もしそうであれば、SCP-XXX-JPはカイコガという皮を装った悪意なき█████ではないのだろうか……


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