SCP-XXX-JP "サヨナラ、ララバイ"

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sayonara.rarabai

発見当初(収容前)のSCP-XXX-JP-1(ダイヤの5)

アイテム番号: SCP-XXX-JP
 
オブジェクトクラス: Safe
 
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1は不透明のプラスチック製の容器に完全に密封した後、サイト-81██の特別収容ロッカーに収容してください。
SCP-XXX-JP-1を用いた実験を行う場合、3人以上のセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。実験を行う際、被験者以外の職員はSCP-XXX-JPに直接触れないよう注意してください。
 
説明: SCP-XXX-JPは一般的なトランプの模様が描かれているカードです(以下、非活性化状態の52枚のSCP-XXX-JPをSCP-XXX-JP-1と表記)。非接触検査により、原料に異常な点はありませんでした。
SCP-XXX-JP-1は今までに模様または数字が重複していない52枚が発見されています。
 
追記: 53枚目のSCP-XXX-JPが発見されました。詳細は補遺:XXX-JP-1を参照してください。

特定の人物がSCP-XXX-JP-1に触れた時、SCP-XXX-JP-1は活性化状態になります(以下、特定の人物を被験者と表記)。 被験者は、「触れる前日の睡眠時間が3時間以下」という共通点がありますが、活性化状態となった実例が少ない為確定要素ではなく、他の共通点も未だ解明されていません。
 
活性化状態になったSCP-XXX-JP-1は中央の記号が描かれている部分が音符と五線譜に書き換えられます。活性化状態にあるSCP-XXX-JP-1を、左上と右下に表記されている数字の順番通りに並べると、1つの楽譜が完成します(以下、楽譜をSCP-XXX-JP-2と表記)。
SCP-XXX-JP-2の種類は現在までに3種類が確認されており、すべてが正式に存在する曲のどれにも一致しません。SCP-XXX-JP-2がどの様な条件下で種類が決まるかは解明されていません。
 
被験者が機械等を介さず、SCP-XXX-JP-2の通りに演奏を行った曲を10分間前後聴いた場合、被験者は深い睡眠状態に陥ります。演奏の終了後、昏睡状態から目覚める場合がありますが、目覚める条件は解明されていません。

被験者がSCP-XXX-JP-2の演奏の聞こえない場所にいた場合、演奏を行っている場所へ移動しようとします。1

 
 
実験記録: XXX-JP-1 日付:20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-1を活性化させたD-4255。

実験内容: SCP-XXX-JP-2を組み立てて内容を転写し、別のピアノ経験者のD-3324に実験室内で演奏させる。その演奏をD-4255に同じ室内で聞かせる。

実験結果: 正式に存在する楽曲とは一致しないクラシック調の曲が演奏された。
演奏を聞いたD-4255は、演奏前までは観察中の職員に絶え間なく世間話を振っていたが、演奏開始と共に発言を中断して聞き入るような態勢になった。演奏開始から8分後、深い睡眠状態に陥った。この状態に陥った被験者は、あらゆる外的刺激によっても覚醒しなかった。

 
実験記録: XXX-JP-2 日付:20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-1を活性化させたD-5676

実験内容: SCP-XXX-JP-2を組み立てて内容を転写し、別のピアノ経験者のD-3924に演奏させる。被験者のD-5676は隣室にて待機する。

実験結果: 正式に存在する楽曲とは一致しないクラシック調の曲が演奏された。被験者は演奏開始と同時に12分の静聴の末、深い睡眠状態に陥った。
深い睡眠状態に陥ってから2時間13分が経過した時、起床した。起床してからは、D-5676の痛覚が麻痺していた。

分析: 起床後は外的刺激を受けても無傷であるように振る舞っている点から、痛覚が麻痺しているかと思います。しかし、触覚は問題なく存在していることから、痛覚を自覚する感覚だけが遮断されていると考えられます。-██博士

 

実験記録: XXX-JP-3 日付:20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-1を活性化させたD-9131

実験内容: SCP-XXX-JP-2を組み立てて内容を転写し、別のピアノ経験者のD-3564に演奏させる。被験者は約60km離れているサイト内の人型収容施設に収容する。

実験結果: 正式に存在する楽曲とは一致しないクラシック調の曲が演奏された。
D-9131は演奏が始まったほぼ同時に寝ていた体制から起き上がり、両手で檻を揺すりだす。看守含め、最終的に6人の警備員で止めに入ったが、檻を握っている力が通常人間が有している力より圧倒的に強く、拘束に失敗。
D-9131が檻を揺すりだしてから10分が経過したところでD-9131が腕力で檻を破壊し、拘束を試みていた警備員を殴打で殺害。サイトの壁を破壊しながら一直線にSCP-XXX-JP-2を演奏している場所へと直進。進行速度は経過時間と比例し速くなっていき、最終的には時速約100kmを記録した。
SCP-XXX-JP-2を演奏している部屋に入った途端に直進を止め、演奏を聴きに入った。
SCP-XXX-JP-2の演奏をしていたD-3564が被験者による壁の破壊に驚き演奏を中断したところ、D-9131が演奏を続けるよう脅迫。演奏は再開された。
SCP-XXX-JP-2の演奏を9分間聴いた末に深い睡眠状態へと移行。23分間の睡眠の後、脳死を確認。

分析: ここまで遠方のサイトでの実験にも関わらず移動をするということは、暴露者が演奏場所について聴覚以外で何かしらの情報を得られる事はほぼ間違いありません。-██博士

備考: この実験でのサイトや周辺地域への被害が甚大だった為、この実験以降の被験者と演奏場所の距離を置いた実験には3名以上のAクラス職員の許可が必要です。

 

 
 
補遺: XXX-JP-1
20█年█月█日、53枚目のSCP-XXX-JPが発見されました。(以下、53枚目に発見されたSCP-XXX-JPをSCP-XXX-JP-2と表記)
SCP-XXX-JP-2は非活性化状態では一般的なジョーカーの絵柄が印刷されています。
SCP-XXX-JP-2が活性化状態見になった場合、SCP-XXX-JP-1とは異なり、以下のような種類の文字列へと変化します。2
 

グスタフ・マーラー 交響曲 第十

ルートヴィヒ・ヴァン・べートーヴェン 交響曲 第十

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ 交響曲 第十

 
 
補遺: XXX-JP-2
20█年█月█日に行われた実験の被験者となったD-9335が昏睡状態から覚醒3
した後、「興味深い夢を見た」と証言。
下記のインタビューログは、D-9335とのインタビューをもとに、D-9335の夢の中での出来事を文章に書き起こしたものです。



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