必ず当たる！どっぢぼおる

SCP-JP SB3 » logisaaaan11210124のサンドボックスポータル » 必ず当たる！どっぢぼおる

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - どっぢぼおる
著者: logisaaaan11210124
作成年: 2022

監督評議会命令

下記のファイルはレベル３/XXXXの機密事項に指定されています。不正なアクセスは禁じられています。

XXXX

アイテム番号: xxxx

レベル3

収容クラス:

keter

副次クラス:

none

撹乱クラス:

ekhi

リスククラス:

notice

link to memo

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPは人間との接触を防ぐために、武装警備員を外に配置したサイト██の厳重管理された部屋で透明な容器内に保管されています。SCP-XXXX-JPと保管されている容器との間には、隙間なく密着させ固定する必要があるため、ゲル状の液体を容器内に常に充満させ、SCP-XXXX-JPに等間隔に6ヶ所、固定器具を装着させる必要があります。またSCP-XXXX-JPはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員に24時間監視下に置かれ、当実体に触れる際はO5による承認が必要であり、SCP-XXXX-JPを用いた実験を行う際は当事者はクリアランスレベル３以上の研究員または博士に限ります。また、いかなる場合においてもSCP-XXXX-JPと人間を衝突させる行為は禁じられています。

説明：SCP-XXXX-JPは直径19.74㎝の黄色と青色で装飾されたボール型実体です。SCP-XXXX-JPは19██年に██国が███共和国に弾道ミサイルを撃ち落とされた際、その当時としては有り得ない正確さで██国の軍事基地に落とされたため██国内閣府から直接、財団日本国支部の派遣が命じられ調査を行ったところ絶望的な壊滅下にあった軍事基地に対して、全く無傷のSCP-XXXX-JPが発見されました。軍事基地から回収された19██年から形態は全く変化しておらず、19██から13年後の実験記録-1947において大きな外部衝撃を受けるも、全く損傷を受けないため物理的衝撃は受けないとされています。

+ 実験記録1947

SCP-XXXX-JPは投手の目標物に対して必中する能力を持っており、投球された際の運動エネルギーは目標物との距離に比例し、10mで通常のエネルギーの約1.2倍と推定されます。その為、投手自身が地球外もしくは極端に遠い物体に対して目標物として設定し、当実体を投げる事は禁じられています。

+ 実験記録1121

- 閲覧を終了

実験記録1121- 日付19██/11/23
林博士らによるSCP-XXXX-JPと物体衝突実験及び運動エネルギー測定実験報告書
対象物：林檎(278.3g)　　バレーボール球(直径：23.12㎝　重さ：280g　損傷箇所：なし)木製人形(全長：165㎝　重さ65㎏)
実験方法：対象物との距離10mにおける山口研究員による対象物への投球。対象物は1m×1m×1mの正面だけ空いた容器内に固定。人形のみ地面に釘で固定。速度測定は黒川研究員が測定器を用いて測定。運動エネルギー量及び合計エネルギー量は測定終了後コンピューターで計算。
結果：(以下からは３つの対象物を左から順に対象物Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと呼称)
対象物Ⅰ：SCP-XXXX-JP投球時の最大速度が時速34㎞にも関わらず、対象物Ⅰは跡形もなく潰れていた。
(補足)実験前日のSCP-XXXX-JPと同じ大きさのバレーボール球で時速43㎞出ていたが対象物Ⅰは接触面だけ損傷していた。
対象物Ⅱ：SCP-XXXX-JP投球時の最大速度が時速42㎞にも関わらず、対象物Ⅱは損傷箇所なく容器に固定されたまま動かなかった。また、対象物Ⅱはその後どんな衝撃を与えても無傷となった。
(補足)対象物Ⅰと同様、実験前日での結果は時速37.12㎞で容器内に固定されていた対象物Ⅱは容器内から飛び出し、接触面に3㎝弱の損傷が見られた。
対象物Ⅲ：SCP-XXXX-JP投球時の最大速度が時速37㎞で、対象物Ⅲは大きな損傷を受けた。主に接触箇所との損傷が激しくほとんど内部は砕けていた。
(補足)他の対象物と同様、実験前日での結果は時速38㎞で、固定面から130㎝程移動したが目立った損傷箇所は見当たらなかった。
分析結果：
以下の通りです。
SCP-XXXX-JPは速度や物体の質量に依存せず、物体間の距離に比例していると考えられます。また、実験前日における対照実験との比較として、SCP-XXXX-JPの運動エネルギー量は10mで約1.220678倍になることがわかりました。よってSCP-XXXX-JPを極端に遠い物体を目標物とするのは危険であり、地球外への投球は極めて危険な行為となることが明らかになりました。また対象物Ⅱにおける分析として、SCP-XXXX-JPに衝撃を与えられた球体はSCP-XXXX-JPと同様の性質を持つようになったため、SCP-XXXX-JPはコピー能力があると推測されました。以下からの分析結果は林博士によるものです。

[O5によりデータ削除済]

███研究室チームでは今回の実験に於いてSCP-XXXX-JPの特異能力について大変な功績を残されました。

SCP-XXXX-JPは常に人類を2チームに分別しており、1チームにつき内野手(insider)と外野手(outsider)に20:3に分けられるとされています。1チームにおける内野手側と外野手側は互いにボールによる必中効果を無効化し、外野手側への攻撃は全て無効とされます。SCP-XXXX-JPはランダムで現在存在する生物¹を組み分けており、またチームのメンバーがリセットされる周期は未解明です。
また、SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP自身を他の無危害状態のボールに衝突させることによって無危害状態のボールをSCP-XXXX-JPキャリアとして生成することが可能です。キャリア化できるものは離心率0.0075以下であり、楕円型のラグビーボール等にはキャリア能力は無効とされています。また、現時点においてSCP-XXXX-JPキャリアの世界総保有数は5000個に及ぶと推定しており、完全なキャリアの回収は不可能とされキャリアの保持数は各国の国家機密となっているため、財団及び他の組織から国への直接調査は禁止されています。あのさむいふゆにぼくたちはたたかったのさ。はながつーんとつめたかった、すなはぱらぱらしてすべりやすかった。でもいつのひかそんなひびもわすれてしまう。そんなのやだ。ずぅーっと　ずぅーっとあのかえりのちゃいむがなるまであそんでいたいもん。だからほら、きみも、ぐぅっとあしをおしつけて、うでをうーんとのばして　　まわれまわれぼくらのあのたたかいを。