C(かんじょう)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは標準人型密閉カプセルを備えた強化収容チャンバーに収容してください。1日に4回、SCP-XXX-JPに鎮静剤を与え、休眠状態を維持してください。SCP-XXX-JPが開封状態になっていることが発見された場合、直ちに担当職員は鎮静剤を投与するか、SCP-XXX-JP-Aが出現している場合は、直ちに機動部隊は-12("ゼウスの贈り物")に通報してください。

説明: SCP-XXX-JPは、20代後半とみられるギリシア人女性です。後述する特異性の他には、身体的に一般的な女性と差異は見られません。ギリシア語・英語・日本語による会話が可能です。

SCP-XXX-JPは、12時間ごとに、"休眠状態" "開封状態"と呼ばれる状態に変異します。具体的には、日本時間午後9時から午前9時までが休眠状態、午前9時から午後9時までが開封状態です。また、鎮静剤により、常に休眠状態下におくことが可能です。

SCP-XXX-JPは休眠状態に変異する際、体が完全に液化し、以後12時間が経過し再び開封状態となるまで反応を示さなくなります。また、その際直前の12時間の記憶うち、自身に関するもののほとんどを失います。開封状態に変異する際、体は固化し、人型に戻ります。

開封状態にあるSCP-XXX-JPは、1時間ごとに異常実態(SCP-XXX-JP-A群と指定)を身体から分離するように生み出し、それに伴い特定の感情を喪失します。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPと同様に鎮静剤による無力化が可能です。

各SCP-XXX-JP-Aはそれぞれ異なる外見と異常性を持ちます。生み出されるSCP-XXX-JP-Aや、喪失する感情の順番は毎回同様であり、SCP-XXX-JP-Aはそれぞれ共に消失する感情を大まかに捉えた姿をしています。また、すべてのSCP-XXX-JP-A実体の持つ異常性は、SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-Aには効果がありません。

以下に示す物が、SCP-XXX-JP-Aに関する簡易的な表です。

番号 喪失する感情 外見 異常性 備考
A-1 自責 十字架に逆向きで磔にされた悪魔に見える実体。 周囲の人間を不明な手段により空中に宙吊りの状態で固定する。 常に浮遊している。
A-2 服従心 首輪のようなものが身体中に絡みついた男性。 姿を視認した生物の脊髄は損傷し、下半身不随になる。 N/A
A-3 絶望 約3メートル程度の男性。光を全く反射せず、完全な黒色。腹部から手のようなものが突き出しているように見える。 触れた生物の脳を沸騰させる。 N/A
A-4 ルサンチマン 5センチメートル程度のネズミから無数の腕が伸びているように見える。 周囲の人間は肥大化し、破裂して死亡する。 N/A
A-5 シャーデンフロイデ Pandoravirus salinusに酷似した、2メートル程度のウイルス。 周囲の人間は自身を摂食し死亡する。 一切動かず、外界からの刺激にも反応を示さない。
A-6 後悔 "πίθος"と彫られた甕。蓋は開いている。 姿を視認した人間は強い侵入衝動を覚える。内部の構造は不明。 内部からは常に啜り泣く声のようなものが聞こえる。
A-7 欲望 直径1メートルの白色の球体。いかなる計測結果も立方体であることを示している。 周囲の人間を正四面体に変える。 常に高速回転している。
A-12 [編集済] 全長およそ7キュービットの人型実体。概ね4枚の翼状の付属物がある。額には"ἐλπίς"と刻まれている。 [編集済] N/A

インタビューログXXX-JP-01

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: 新井博士

付記: 開封状態に変異してから約55分経過している。感情の喪失に伴う人格の変化の調査を目的としている。

<録音開始>

新井博士: インタビューを開始します。

SCP-XXX-JP: よろしくお願いします……

新井博士: えーと、まずはあなたの異常な体質について、教えていただけますか。

SCP-XXX-JP: すみません、自分でもよくわからないんです。申し訳ありません……

新井博士: そうですか。それでは、発見のきっかけとなった事件の状況を、詳しく聞かせてください。

SCP-XXX-JP: あの時は……なんというか、記憶が曖昧で……でも、何か、ひどいことをされたような気がします。それで、その人たちが死ぬのを見て、「ざまあみろ」って……[嗚咽]

新井博士: 大丈夫ですか?

SCP-XXX-JP: なんであんなことを思ってしまったんでしょう……私は……

[SCP-XXX-JP-A-1が出現し、即座に鎮静される。]

SCP-XXX-JP: そうだ……私は静かに暮らしてただけなのに。

新井博士: どうしました?

SCP-XXX-JP: いえ、なんでもありません。続けてください。

新井博士: では、今あなたの身体から出てきたあの実体について、あなたは何かご存知ですか。

SCP-XXX-JP: いえ、知りませんね。

新井博士: 感情が喪失していることについては?

SCP-XXX-JP: それでも、私は私ですが。

新井博士: それもそうですね。

<録音終了>

終了報告書: SCP-XXX-JPは自身の感情の喪失を自覚しているようにも見える。だが、異常性については喋ろうとしない。知らないだけなのか、それとも他に理由があるのか、今後の調査が待たれる。

インタビューログXXX-JP-03

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: 新井博士

付記: SCP-XXX-JP-A-1〜11までが生み出されている。

<録音開始>

新井博士: インタビューを開始します。体調はいかがですか?

SCP-XXX-JP: とてもいい気分です。

新井博士: それでは、いくつか質問をします。まず、あなたは今ほぼ全ての感情が欠落している状態です。その自覚はありますか?

SCP-XXX-JP: ええ、一応は。

新井博士: そのことについて、何か思うことはありますか?

SCP-XXX-JP: ようやく私は救われるんだな、って。

新井博士: どういうことですか?

SCP-XXX-JP: 私は、昔から辛い思いをしてきたんです。ようやくそれから解放される、と思うと嬉しくなっちゃって。

新井博士: いえ、そうではなく、誰が、どうやって……[SCP-XXX-JPによる制止]

SCP-XXX-JP: そんなことよりも、お話ししましょう。

[以下重要性が低いため割愛]

<録音終了>

終了報告書: なんだか話が噛み合っていないような気がする。感情を失ったことと関係があるのか?それにしても、意味深長なことばかり言っていた。


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  1. portal:leptailurus-serval ( 31 May 2018 15:34 )
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