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アイテム番号: SCP-1929-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1929-JPは必要な分の個体をサイト-81██の生物収容ユニットに収容し、残りを次亜塩素酸ナトリウム水溶液によって殺処分してください。また██県を中心に行方不明者の情報を常に監視し、SCP-1929-JPの関与が疑われる場合は当該人物を捜索してください。
未収容のSCP-1929-JPの捕獲のため、機動部隊た-5("蛇を睨む龍")は必要に応じてプロトコル「糸撒き」を行ってください。
プロトコル「糸撒き」: SCP-1929-JPが多く生息していると考えられる区域を封鎖し、カバーストーリー「害獣の駆除」を流布してください。区域内に一般人がいないことの確認が完了した後、区域内に毛糸製品を散布し、3時間後にその毛糸製品を回収してください。また、担当博士から捕獲ではなく駆除を命じられた場合、毛糸製品の回収時に特筆すべき点が無ければ捕獲したオブジェクトを殺処分してください。
また、本プロトコル実行の際に持ち込む毛糸製品は散布用の物のみとし、他の毛糸製品は一切持ち込まないでください。
説明: SCP-1929-JPは毛糸製品に潜伏する習性を持つヘビ型実態群です。SCP-1929-JPは約80cmから200cmの全長及び1.0mm程度の直径を有しており、黒色の体色をしています。SCP-1929-JPは毛糸製品を好んで食す傾向があり、現在まで毛糸以外を摂取する行為は確認されていません。SCP-1929-JPの化学的な組成はヒトの毛髪のものと同一であることが判明しており、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いて化学的に分解することによりSCP-1929-JPの異常性を喪失させることが可能です。また、様々な原因によってSCP-1929-JPが死亡した場合においても異常性は喪失されます。
SCP-1929-JPに毛糸製品を近づけた場合、SCP-1929-JPは即座に毛糸製品内の毛糸を食し始めます。その際、SCP-1929-JPは食した部分に体を滑り込ませることで毛糸製品に編み込まれたような状態になります。この状態のSCP-1929-JPは、毛糸製品から強制的に取り除かれない、または後述の条件を満たさない限り、脱力した状態でその毛糸製品内に静止し続けます。SCP-1929-JPが潜入している毛糸製品(以下、SCP-1929-JP-1に指定します)は、一般的な目視により通常の毛糸製品と見分けることは困難です1。
SCP-1929-JPは、潜入しているSCP-1929-JP-1を身に着けた人間(以下、対象と呼称します)が以下の条件を満たした際に異常性を発揮します。
- 対象がSCP-1929-JP-1を頸部に身に着けていること2
- 対象の上部にSCP-1929-JP-1をひっかけられる形状の物体(以下、フックと呼称します)が存在すること3
- SCP-1929-JP-1がフックに届く程度の長さを持っていること
これらの条件が全て満たされた場合、SCP-1929-JPはSCP-1929-JP-1と対象を伴ったままフックに絡み付きます。その結果、対象は██秒程度で頸動脈の圧迫により失神し、███秒以内に脳虚血または窒息により死亡します。このイベント(以下、首吊りイベントと呼称します)はSCP-1929-JP-1の端部がフックに巻き付く前に対象がしゃがむ等の行動をすることで回避することが可能ですが、SCP-1929-JP-1がフックに巻き付いた後は対象がSCP-1929-JPの拘束から逃れることは困難です。
首吊りイベントで対象が絶命した場合、対象の毛髪が1日につき約1.3cmの速さ4で成長し始めます。その後、十分な長さに到達した対象の毛髪は、他の毛髪と絡まりながら新たなSCP-1929-JP個体へと変化します5。この変化では約50本の毛髪につき1体のSCP-1929-JPが生成されます。SCP-1929-JPへの変化が完了した部分は対象の頭部から離れ、その後は通常のSCP-1929-JPと同様に振る舞います。SCP-1929-JPによる毛髪の異常成長は、SCP-1929-JP-1を切断する等の方法により対象の拘束状態を解くことで停止させることが可能です。
以下はSCP-1929-JPに関する実験記録の抜粋です。
追記1: 20██/██/██現在までに███度行われたプロトコル「糸撒き」の結果、SCP-1929-JP被害の発生頻度が大幅に減少しました。また、SCP-1929-JPに対する長期的な観察の結果、SCP-1929-JPの寿命は最大で4年程度であることが判明しました。
これらの結果から、現在未収用のSCP-1929-JPの総数は███~████体程度だと推測され、そのほとんどが老体であると考えられています。また、現在の体制を維持することで██年以内に生存中の全SCP-1929-JP個体を収容することが可能であると考えられています。今後の特別収容プロトコルの実施において、新たなSCP-1929-JP個体が連続して10年間確認されなかった場合、SCP-1929-JPのオブジェクトクラスがSafeに再分類される予定です。
追記2: 20██/██/██、██県███市内にてインシデント1929-JP-Aが発生しました。インシデント1929-JP-Aの詳細は以下を参照してください。
インシデント1929-JP-A: 20██/██/██、██線の電車内6においてSCP-1929-JPによる被害が発生し、車内にいた一般人██名が吊革をフックとする首吊りイベントで死亡しました。
最初に首吊りイベントに遭った人物は██ ██氏(当時20才・女性)であることが判明しています。被害当時の██氏の毛髪は最大130cm程度の長さであったため、██氏の毛髪の一部が即座にSCP-1929-JPへと変化しました。それにより、周囲の乗客██名が首吊りイベントで死亡する結果になりました。
当該車両は██駅—███駅間で緊急停車し、その後パニック状態に陥っていた乗客が非常扉を開いたことにより多くの乗客が車内から脱走しました。これにより多くのSCP-1929-JP個体が車外に移動したと見られていますが、その総数は不明です。
インシデント1929-JP-Aの発生した███市が人口密集地である点、また他地域へのアクセスが容易である点から、SCP-1929-JPの被害数・個体数の増加及びSCP-1929-JPの生息域の広範囲化が引き起こされる可能性が示唆されています。これを受けて研究チームは特別収容プロトコルの内容を変更する案について審議を行っています。
追記3: インシデント1929-JP-A発生以降、SCP-1929-JPによる被害が█件(█府県) ██件(█都府県)複数の都道府県に渡って多数発生しており、その一部はSCP-1929-JP個体の生成を伴っています。SCP-1929-JP個体数はインシデント1929-JP-A発生前と比べて約████体 約█████体 少なくとも█████体増加したと考えられています。
現在、SCP-1929-JPのオブジェクトクラスをKeterに再分類する案の審議が行われています。
予定しているタグ:BBC18 scp-jp euclid ヘビ 動物 群れ
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任意A任意B任意C- portal:4739261 (03 Dec 2018 00:29)





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