アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在廃村となった村に建てられたサイトの地下に収容されています。
一般人の立ち入りを禁じカバーストーリー゙未解決事件の捜査゙を流布させてください。
SCP-XXX-JPは現在その異常性により財団に利用されています。
SCP-XXX-JPを効率よく稼働させるためにSCP-XXX-JPには常に暴力行為をしてください。
説明: SCP-XXX-JPは一般的な16歳の日本人男性です。
SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPの半径10メートル以内に入った生物全てに適応されます。SCP-XXX-半径10メートル以内に入った人間(以後SCP-XXX-JP-Aと記載)はその時点でSCP-XXX-JPとの一方的な精神の回路をSCP-XXX-JPと繋がれます。
SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの感じた感情の反対の感覚を潜在意識にて受信し感覚として表面的に表れます。
そしてSCP-XXX-JP-Aの半径10メートル以内に入った人間もSCP-XXX-JP-Aを経由してSCP-XXX-JPとの精神と接続します。またSCP-XXX-JP-Aを経由が多ければ多いほどSCP-XXX-JPの異常性による感覚が鈍っていることが確認されています。
SCP-XXX-JP-Bはその性質上おそらく世界中の全ての人間に適応されていると思われます。
SCP-XXX-JPは██村集団自殺事件により財団に存在を確認されました。
インタビュー記録
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: エージェント・██
付記: この時点では██村集団自決事件の生存者としてインタビューを受けていました。
<録音開始, >
エージェント・██: よろしくお願いします。
SCP-XXX-JP: …
エージェント・██: お名前は?
SCP-XXX-JP: …
エージェント・██: ショックだったのはわかりますが…なにか答えてもらわないと。
SCP-XXX-JP: …██ ██ …です。
エージェント・██: ██村集団自殺事件の日に何があったのか応えてくれますか?
SCP-XXX-JP: …はい…
エージェント・██: ゆっくりで構いません。
SCP-XXX-JP: …あの日…自分にしては珍しくいい日でしたよ。実は僕…学校でいじめられてたんですよね。家でも…散々に殴られて…
エージェント・██: …なるほど、その腕の傷もそれで?
SCP-XXX-JP: !(SCP-XXX-JPが服の袖を伸ばす)
エージェント・██: …すみません。話を続けてください。
SCP-XXX-JP: …はい…
SCP-XXX-JP: でも…その日は違って…僕にはずっと…その…気になってた人がいたんですよ。
SCP-XXX-JP: それで…その日…実は…声に出して言ってみたんですよ…ずっと好きだった…とかって…
エージェント・██: …
SCP-XXX-JP: すいません、事件と関係ありませんでしたね。
エージェント・██: いえ、続けてください。事件の起きた状況をよく知りたいので。
SCP-XXX-JP: はい…それで話の続きなんですが…そしたらその子がOKしてくれたんですよ…██の近くにいると幸せな気分になれるって…
SCP-XXX-JP: その時は…まぁ、嬉しかったですよ。…でも…
エージェント・██: 大丈夫ですか?
SCP-XXX-JP: はい…大丈夫です。それで…とても嬉しくなって…その子とは一旦別れて…かえったんですよね…
SCP-XXX-JP: 別れた後になんだか喜びがふつふつと沸いてきて…意気揚々と帰ったのを覚えています。
エージェント・██: その時に変わった事はありませんでしたか?
SCP-XXX-JP: そうですね…なんだか静かだったと思います。
エージェント・██: ありがとうございます。続けてください。
SCP-XXX-JP: それで家に帰ったんですよ…そしたら…親が…(深く深呼吸をする)
エージェント・██: 今回はここまでにしますか?
SCP-XXX-JP: いえ、大丈夫です。まぁ話の続きは想像出来ると思います。親が…首を吊ってたんですよ。
SCP-XXX-JP: それでびっくりして隣の家に駆け込んだんですよ…そこは自分に優しかった幼馴染みの家だったので…そしたら…ナイフで…自分の子供を…
エージェント・██: わかりました。続きはまた今度にしましょう。
<録音終了>
終了報告書: インタビューを担当したエージェント・██は後に「なぜか幸せな気分になった」と供述していました。
その後の調査によりSCP-XXX-JPの異常性が確認されました。
その後黒川博士の提案によりSCP-XXX-JPを使用した世界の幸福指数の底上げを実施しました。
私達がやっているのは残酷なことかもしれないが世界を平和にするためなのだ。 — —黒川博士
黒川博士の作成した暴力に対する反応表
暴力 |
反応 |
補遺 |
素手 |
幸福レベル4→1 |
なし |
ナイフ |
幸福レベル4 |
動脈などを切らないように(結構難しいです) |
スタンガン |
幸福レベル5 |
特に██に打つのがオススメです |
ペンチ |
幸福レベル6 |
歯もしくは爪を抜いて下さい(間違えても舌を抜くような狂ったことはしないで下さい) |
水攻め |
幸福レベル5 |
沈めるよりペット用のカゴに閉じ込めてホースで水をかける方がオススメです |
焼印 |
幸福レベル7 |
体に残る傷の方がより精神的に傷つくようです |
猫などの愛玩用動物を殺害させる |
幸福レベル8 |
何日か一緒に置いた方が効果が上がります |
██████ |
幸福レベル10 |
やはり今の所はこれが一番ですね |
事件ログXXXX
██月██日にSCP-XXX-JPの収容違反が発生しました。
以下はサイト・██責任者黒川博士とのインタビュー記録です
対象: 黒川博士
インタビュアー: エージェント・██
<録音開始, >
エージェント・██: さて…黒川博士?貴方は…
黒川博士: 謝りたいことがあります。
エージェント・██: あー…今回の件についてですか?
黒川博士: それもありますが、違います。皆さんに嘘をついていたことです。
黒川博士: SCP-XXX-JPの異常性についてです。
エージェント・██: ?
黒川博士: 実は…SCP-XXX-JPの異常性は人を重ねてゆくうち鈍っている事が分かったのですよ。人1人につき10分の1程度にね。
エージェント・██: …つまり?
黒川博士: つまり我々がやって来たことはそこまで意味は無かったという事ですよ。今まで平和なのは紛れもない人間の力だということです。良かったですね。
エージェント・██: …
黒川博士: えぇ、自分の言ってることが狂っている事は分かっていますよ。
黒川博士: でも…あの幸せは人を狂わせるには充分だった。
黒川博士: あの日ね…集団自決事件の真相を教えてやろうと思ってね…そしたらまた幸せになれると思って…
黒川博士: そしたらあいつビックリした顔してね…また幸せになれると思った…けど…
黒川博士: あいつ…笑いだしたんですよ…腑に落ちた感じでね。
黒川博士: その時自分がやった事に愕然としましたよ…あいつが笑ってしまったら幸せが無くなると思って。
黒川博士: そんな事では収まらなかった。笑い声を聞いた瞬間今までやって来たことが無意味に思える程憂鬱になった。
黒川博士: あいつはそれを見てまた笑うんですよ。
黒川博士: そしてあいつは施設から逃げ出しましたよ。色んなものを盗んで、幸せそうな顔して。
黒川博士: あいつは今も笑ってますよ[笑い声]
エージェント・██: …
黒川博士: [笑い声]
エージェント・██: もうここまでにしましょう。貴方も、そう思いますよね?
黒川博士: [笑い声]
<録音終了, >
終了報告書: 黒川博士はインタビュー後終了Dクラス職員に降格されました。
初コンテストなので批評よろしくお願いします
>SCP-XXX-JPは現在脱走しています。
脱走ではなく、財団の収容下にありませんなどとしたほうがいいかもしれません
>最終手段として殺害する方法を現在#財団の総力をあげて考案中です。
#はいらないかもしれません
>下のパスワードはXXXXHart、名前はDr'kuroと入力してください。
下の名前はDr'kuro、パスワードはXXXXHart としたほうがいいかもしれません
>職員コード パスワード
値が短すぎますと表示されます
>オブジェクトクラス: 特別収容プロトコル
:のあとは半角スペース
>説明
:のあとは半角スペース
上、一行あけてください
>その時点でSCP-XXX-JPとの一方的な精神の接続をされます。
少し文章がおかしいように思われました
>集団自決
集団自殺のほうがいいかもしれません
>** インタビュー記録**
太文字ミスがあります
>インタビュー内容
文末に「。」がないところが、多々あるようです
:のあとは半角スペース
>エージェント・██: 嘘?
上、一行あけたほうがいいかもしれません
>黒川博士:そしてあいつは施設から逃げ出しましたよ。色んなものを盗んで、幸せそうな顔して。
黒川博士:あいつは今も笑ってますよ[笑い声]
エージェント・██:…
黒川博士:[笑い声]
エージェント・██:もうここまでにしましょう貴方もそう思いますよね?
黒川博士:[笑い声]
間に空行を設けたほうがいいかもしれません
ありがとうございます。
修正しました。
ルールを今一度確認して、15日まで待ってください
a.k.a. 鬼食料理長