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収容中のSCP-XXX-JP-1
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、現在、その規模から完全な収容はなされておりません。SCP-XXX-JPは、火炎放射器を装備した自立エネルギー型の燃料電池船を用いて常に追跡し、収容可能とされる5m×5m×5m以上、10m×10m×10m以内の範囲になるようSCP-XXX-JP-1の個体数を調整してください。SCP-XXX-JPの縮小を目的とした火炎放射器によるSCP-XXX-JP-1の破壊は許可されています。SCP-XXX-JPが一般人に発見された場合、カバーストーリー「長距離移動を行うチョウの異常行動」の流布と適切な情報操作を行ってください。
SCP-XXX-JP-1は標準的昆虫飼育施設において、スチロール樹脂製の43cm×35cm×27cmのケースに100匹ごとに隔離した状態で収容します。定期的な給餌と目視による状態確認を行い、異常が認められる場合は担当研究主任に報告してください。施設には常に火炎放射器を装備した警備員を2人配置し、SCP-XXX-JP-1の脱走が確認された場合、火炎放射器を使用し、速やかに脱走個体の破壊をしてください。
説明: SCP-XXX-JPは無数のワモンゴキブリ(学名:Periplaneta americana)の成虫によって構成された昆虫群です。SCP-XXX-JPは常に海上を飛行しており、現在、上陸は確認されていません。SCP-XXX-JPを構成するワモンゴキブリをSCP-XXX-JP-1とします。SCP-XXX-JP-1は一般的なワモンゴキブリと異なり、長時間の飛行が可能であることが確認されています。また、SCP-XXX-JPは最大で約███mになることが確認されています。
SCP-XXX-JPは未知の手法でゴミを摂取し、SCP-XXX-JP-1の個体数を増やします。この際、一般的なワモンゴキブリとは異なり、卵鞘を産まず、摂取したゴミの質量と同等の量のSCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JPに生成されます。しかし、SCP-XXX-JPから採取されたSCP-XXX-JP-1には、この異常性は確認されていません。このゴミについては、観測された現象と日本生類創研またはその関連団体の物とみられる文書からSCP-XXX-JPがゴミと認識した全ての物が対象になると考えられています。
SCP-XXX-JPは████県████市の山中に無許可で建設された日本生類創研またはその関連団体の実験施設であるとみられる建物の一室から回収された文書により存在が判明し、財団の捜索の後、████海上を飛行しているのを発見されました。
回収された文書:
日本生類創研 開発資料
海洋汚染の防止を目的とした生体の開発 開発記録
開発要件: 海洋汚染の防止を目的とし、海洋ゴミを除去できる生体の開発
開発方針: 標準的ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)を素体として、海洋ゴミを認識、摂食し、個体数を増やす機能を追加する。
開発結果: 海洋ゴミを認識し、摂食した質量分の個体数を増やす特性を持ったワモンゴキブリの個体群が完成した。開発当初、成長した個体群から新たな個体群を分離することも目的としていたが、親個体群から分離した個体群には特性が引き継がれないことが確認された。これは海洋ゴミを認識するために複数の個体の神経系を1つの脳としていることが原因と考えられる。
追記: このワモンゴキブリの個体群を環境問題に一石を投じたレイチェル・カーソンの著書から「沈黙の春」と呼称することにする。
当初、SCP-XXX-JPがゴミと認識したものはプラスチック類を中心とした漂流物だったことから危険性は低いと考えられていました。しかし、一般の貨物船がSCP-XXX-JPの被害を受けたことから財団はSCP-XXX-JPの追跡における化石燃料をエネルギーとした海洋調査船の使用を禁じました。(補遺XXX-JP-B参照)
補遺XXX-JP-B: 2020/07/██ モーリシャス沖において、座礁した日本の貨物船██████がSCP-XXX-JPにより摂取される事案が発生。乗船者██人が行方不明。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6793623 (01 Sep 2020 11:08)
使用した写真は私が撮影したものです。
1. 群れが鳥の形状をとることに意味が与えられておらず、生類創研も名前を借りただけでそれである意味が伴っていないため、設定が死んでいます。
2. 折りたたみや補遺の内容が予想通りのもので期待を下回っているように感じました。
3. 個人的にはゴキブリの画像から想起させる負のイメージが余計な印象を生んでいる気がしました。(記事の内容よりも画像の嫌悪感の方が強かったです。画像なしでもいいのでは?)
有益な批評ありがとうございます。
1つずつ答えさせていただきます。
鳥の形状の群れ→SCP-XXX-JP-1が群集することでSCP-XXX-JPという1つの個体となることを強調するため、また、「沈黙の春」という本からアイデアを得て作成したため鳥を採用しました。
日本生類創研→discordの批評にて日本生類創研との関係を作ってはどうかという批評から追加しました。しかし、私自身も無理矢理があるように思えるので現在、代案を考えています。
ゴキブリの画像→これは個人のお気持ちによる部分もあるのと、また、ゴキブリの画像を使用したSCPが他にあることから現状は画像なしにするつもりはないです。
収容できていないのにEuclid→その通りだと思います。修正します。
双胴船を用いる理由→確かに化石燃料を使用しないのであれば双胴船に限る必要はなく、再生可能エネルギーを使用した船でもいいことになります。修正します。
死体 遺体の違い→これはSCPの記事として、どちらが適切か悩んでいた際にメモとして両方書いたことを忘れて、保存したためです。日本生類創研との関わりの設定を変える際にこの記述は消す予定です。
サンドボックス3オペレーターです。
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Technical Moderator of SCP-JP