Kita Nine 1

「闇寿司グループ決算書」

ワープロソフトの開かれた画面の前で、闇は悩んでいた。

闇寿司に属する寿司店は得た収益の20%をロイヤリティとして闇寿司上層部へ支払うこととなっている。
しかし、このところの不景気で収益は8割減、さらには「財団」の目が光っているせいでろくに新規出店ができないと来た。
かくいう闇でさえ例外ではなく、机の上にはカップラーメンの空の容器が積み上がっていた。損益計算書と電卓と格闘する日々で闇の精神は限界へと近づいていたーーーー

そんなある日、構成員のひとりが闇のある部屋へ駆け込んできた。
「闇親方!」
「ん?」
「これ見て下さい!」
彼の手には一枚のチラシが。そこには…

ースシブレード・ワールドカップ開催!優勝賞品はな、な、なんと!現金1億円と世界にひとつだけのゴールド・アルティメットマグロ!
※感染対策を適切に行なった上で実施します。

スシブレード、といっても彼らが日々鍛錬を積んでいるそれではない。
右下には小さく「協賛:The sillycat pictures」と記してある。
そう、"玩具"スシブレードである。

今や日本を代表するアニメ、おもちゃとなったスシブレードシリーズは、財団によるカバーストーリーによるものだった。
子供から熱狂的な人気を誇り、大人や海外でもハマる人が続出している。そんな中で開かれた世界大会で優勝するのは至難の業と思われるがーーーーーー

そうだ。

自分たちのやってきた事を信じ、闇は四包丁たちに召集をかけた。

数時間後、四包丁たちが集まるとそこにはスシブレード…のおもちゃの山が出来ていた。
家電量販店の売り場で少し悩んだのだが、人生で初めてリボ払いというものを使い購入する事ができた。

「へーこれがおもちゃなのか…」
「良く出来ているな…」
「えー、おっほん。」

四包丁達が静かになる。

「では、今回の計画を説明するッ!」

計画内容は簡単である。
①スシブレード(玩具)に寿司(食品)の概念を与える。
②スシブレード(食品)と同様に回す。

「…というわけで、やってみよう!」

流石は四包丁、慣れるのも早い。あっというまに玩具ではありえないスピードで回すことに成功していた。
途中、SUME-CIの連中が入ってきそうになったが、闇寿司ファイルを提出してからだと追い返し、なんとかばれなかった。
その後も鍛錬を積み…大会当日。

闇寿司本部近く 地域公民館

「いよいよだな」

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