各Thaumielオブジェクトに関する個人的評価

このページは現在財団日本支部wikiに存在するJoke以外の全てのThaumielについて、私がThaumielとしての利用方法やそれによる効果、リスクを考慮した上でどの程度「優秀」であるかを考察してまとめたスペースとなっています。ほぼ100%ヘッドカノンという名の自己解釈によって評価しているので、カノン的な建設性についてはかなり怪しい、というかほとんど自己満足なので、解釈違いがある場合もご了承ください。

とはいえThaumielオブジェクトの性質はS/E/Kクラスのオブジェクト群と比べてもかなり一貫性に乏しいので、番号順にただ並べるのはわかりやすさという点で得策ではありません。よってここでは「Thaumielとしての利用方法」に基づいたある程度のグループごとに分類し、その分類の中でどれだけ優秀であるかという基準を設けて考察することにします。

個人的なヘッドカノンにおいて、Thaumielの用途分類は以下の6つに分けることができます。

  • 「虫の知らせ」タイプ
  • 「バフ効果」タイプ
  • 「兵器」タイプ
  • 「檻」タイプ
  • 「調停者」タイプ
  • 「終末回避」タイプ

1つずつタイプの説明を交えながら順番に評価していきます。なお異常性自体についての説明は省略するものとします。
(ただし記事のネタバレ要素はしっかりあるので未読の方はご注意ください)


注意!!

以下のThaumielリストでは元記事に画像がないSCPにおいてもイメージ画像を使用していますが、これらの画像は可能な限りFlickrやWikimedia Commonsなどのサイトから収集したものではあるものの、詳細なライセンスの確認までは行っておらず、一部はCCライセンスではありません。ご考慮の程よろしくお願いします。

テンプレート

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**引用文またはフレーバーテキスト**

[[image http://scp-jp.wdfiles.com/local--files/scp-2000/Remember_Us.jpg]]
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**[*http://scp-jp.wikidot.com/scp-2000 SCP-2000] - 機械仕掛けの神**

**総合的優秀レベル:**

**用途/効果:**

**総評:**

総合的優秀レベルの大まかな基準は以下のように定めています。

  • S: 現時点で最も優秀なThaumielの一角を占める。
  • A: Sと比較するとコスト、性能、リスクなどに懸念があるが特に優秀。
  • B: 利用する上でコストやリスクはあるもののそれ以上の恩恵が期待できる。
  • C: リスクやコストと恩恵が釣り合った最も平均的なタイプ。
  • D: Thaumielとして利用するには粗が多く、クラス指定に疑問が生じる。
  • E: 現時点で機能していない、財団が利用できる状態にない、優秀さに関係なく利用せざるを得ないなどの例外的な理由のため、評価することが不可能あるいは無意味。
  • Z: 人類および正常性にとって多大な脅威となっている。

この基準と、後述するThaumielの各分類における評価基準を合わせて考察した結果よりレベルを決定します。そのため、同レベル帯においても分類の違いや総評により、互いにある程度の優劣が生じる可能性があることを考慮してください。


「虫の知らせ」タイプ
財団がまだ知らない未解明の事物や、未来の出来事などに関する情報を取得するため用いられるものを指す。要は未来予知に関わるオブジェクトは基本これに分類されると考えれば良い。この手のSCiPはThaumiel以外でも収容に利用されているものがいくつかあるが、Thaumielの場合はより信頼性の高い情報を効率的に収集できるオブジェクトが多い傾向にある。

他のタイプと異なりアノマリーに直接対抗するような代物ではないので絵面が地味になりがちな一方、予測不可能かつ初見殺し揃いのアノマリーが蔓延る財団世界においては「相手の情報を知ること」が極めて重要となる性質上、財団にもたらす恩恵は見かけ以上に大きい。特に強みとなるのは財団の最大の懸念点である「SCiP同士のクロステスト」がない点。脅威となる異常存在に対して直に作用するThaumielというのは確かに派手でロマンがあるが、本質的には不安定なアノマリーを直接相互作用させているという事実がある以上、どうしても無視できないリスクが生じてしまう。一方でこのタイプのThaumielはあくまで得た情報を用いて対処するのは財団であるため、不安定な要素をできる限り取り除くことができる。加えてアノマリーの研究、解明を目的とする研究組織としての側面も持つ財団にとって、これらのThaumielはアノマリーの未知を解き明かし、脅威を取り除くための重要な情報源たり得る。使い方がどうしても異常性による力押しで脅威を排除する、要はその場しのぎになりがちな他のThaumielと比べても財団の理念に反さない、それどころかむしろ理念に沿った使い方も見込めるということからも、ある意味では財団という組織への適正が最も高いタイプと言えるかもしれない。

しかしこの「あくまで情報を知るだけ」という点は最大の長所であると同時に短所でもある。良くも悪くも財団やアノマリーに直接干渉する異常性ではないため、得られた情報をどれだけ有効活用できるかは財団自身の能力に強く依存している。つまり知識だけではどうにもならないような事態にはこのタイプのThaumielでは対処できず、ただ知っただけで終わってしまう可能性がある。とは言え、これに関してはオブジェクトに欠点があるというよりも財団の力不足という面が大きく、そのようなレベルの事態に対処できるThaumielは全体で見ても稀なため、逆に大した問題にはならないとも見なせる。

総合すると、6種のThaumielの中では終末回避型とは違う意味で「最優」と見なせるタイプである。優秀さの評価基準は「得られる情報の信憑性」「情報を得る際のコストおよびリスク」「情報の量と価値の大きさ」を主とする。

「バフ効果」タイプ
財団が持つ組織としての能力やステータスの上昇を促すために用いられるものを指す。主に財団の職員、施設、技術的産物などを異常性の影響下に置くことで職務遂行能力や機密性を上昇させるようなオブジェクトがこれに分類されるが、他にも財団内で継続的に利用、消費される薬剤、資源、人員の供給源となっているようなオブジェクトもこのタイプに該当する。前述の虫の知らせ型もある意味では「諜報力」や「危機察知能力」などのステータスを高めるバフ型の1種とも言えるが、こちらではそれ以外の能力を "異常な手段を以てより直接的に" 変化させるようなオブジェクトをバフ型として扱う。

継続的に作用するものが多くアノマリーに直接干渉しないため絵面は比較的地味だが、実のところ単純な「恩恵の大きさ」だけで考えればThaumiel最優候補と見なせるものである。なぜなら財団の組織力を強化するということは事実上、財団の活動を広範な領域で間接的に補助することに等しいからである。現にこのタイプの中には財団の活動の根幹を支えるような代物もいくつか存在している。これらの性質故にバフ型Thaumielの多くは、単一のオブジェクトが多数のSCiPの収容活動に寄与する形となるため、実質的な汎用性は6種の中で頂点に位置すると言える。加えて良くも悪くも「緊急時の切り札」として普段は停止しているものが多いThaumielとしては珍しく、通常時においても機能し財団に正の影響を与えるため、総合的な貢献度で見てもトップクラスに優秀と言わざるを得ない。よって前述の通り恩恵だけを見るならば最高である。

しかしその恩恵に匹敵するかそれ以上にリスクと不安要素が付きまとうのがこのタイプの特徴でもあり、財団自身をSCiPに曝露させる性質上、異常性の見誤りによって他タイプ以上に取り返しのつかない悪影響を被る可能性が高いこと、SCiPの影響を受けた財団がアノマリーを取り扱うことで間接的なクロステストが発生しうること、オブジェクトを常に財団内で収容違反させているという事実が財団理念の形骸化を促進しかねないことなど、非常に多くの懸念点が存在する。だがその中でも特に危険なのは、財団がオブジェクトの効果に「依存」してしまうような状況に極めて陥りやすいという点である。
これはタイプを問わず全てのThaumielで起こりうる問題だが、バフ型はその中でも異常性が目立たず、そのくせ常に多大な恩恵を広範囲にもたらし続けるため、財団がオブジェクトありきの活動方針に意図しないまま傾いてしまうリスクが特に高い。当然ながら失われた際の反動も大抵は切り札が1つ減るどころの話では済まず、SCiPの収容難度の上昇や収容手段の喪失、最悪の場合は通常時における財団全体の致命的な弱体化すら起こしかねない。というより、この手のオブジェクトは広く共有されたThaumielの定義の1つである「他のオブジェクトを収容するために特別に使用される」という言葉の範疇を終末回避型と並んで激しく逸脱しているため、利用することを決めた時点で依存が避けられないタイプなのかもしれない。

総合すると、6種のThaumielの中ではあらゆる意味で最もハイリスクハイリターンなタイプである。優秀さを評価する上では「強化するステータスの方向性および程度」「異常性の影響範囲と負の影響の有無」「失われた際のリスクの大きさ」を重視する。

「兵器」タイプ
読んで字の如く、財団が外部の敵対存在に対抗するため戦略的に運用するものを指す。この「敵対存在」とはアノマリーに限らず要注意団体や現実改変者、場合によっては非異常の生物や現象なども含まれる。必ずしも相手を殺傷するものだけが含まれるわけではなく、異常性による洗脳、改変などによって相手を傀儡化するものや、相手が引き起こした事象を抑制、無効化するために用いるものなど多岐に渡る。タイプ全体の共通点と言えるのは、財団が定めた標的に対し "異常性による直接的な干渉をする" という部分である。定義がよくわからない場合、例えばあなたが読んだSCPの中に「これ武器として利用できそう」と思ったものや「これを使えば別のSCP-███とか無力化できそう」などと考えたものがあったとしよう。兵器型Thaumielとはそれを記事内で実際にやっているオブジェクトということである。

6種の中では終末回避型を除いて唯一の「収容そのものに一切用いられない」タイプのThaumielであり、そもそも収容下のアノマリーに使用する機会の方が少ない。あったとしても再収容のための一時的な無力化目的や破壊目的であることが大半であるため、Thaumielでありながら「他のオブジェクトを収容するために特別に使用される」というクラス定義を完全に無視した異端の存在とも言える。その上で優れた点を挙げるなら、基本的に他のタイプと比べて扱いやすいオブジェクトが多いという点がある。優秀とは言えあくまで情報を知るだけのものや異常性の規模が大きすぎて下手に扱えないものなどに対し、このタイプのオブジェクトは限定的かつ指向性の定まった異常性を有するものが多く、故に比較的安易に使いやすく制御も難しくない傾向にある。その上で目的に沿った使い方をすれば総じて絶大な効果を発揮するため、特定の相手や状況に対して代えが利かない程の特攻因子になることも珍しくない。つまり収容には使えずその他での汎用性も高くはないが、局所的な有効性においてずば抜けているのがこのタイプの大まかな特徴である。ある意味では最も「財団の切り札」らしいThaumielと言えるのかもしれない。

恩恵が極めて限定的であるためか、欠点についても上で挙げた程度の範疇に収まっており、この辺りも兵器型Thaumielの手軽さを後押ししていると言えるだろう。もう一つの大きなリスクとして直接のクロステストを誘発してしまうという点があるが、そもそも必ずアノマリー相手に使用するとも限らないため、一部を除いてこれも深刻なレベルには達していない。

総合すると、6種のThaumielの中では最も財団にとって扱いやすいが、同時に最も使いどころを選ぶタイプでもある。評価する上では「異常性による効果の方向性および程度」「汎用性または特化性の高さ」「異常性を制御する難易度」の3点に着目して考える。つまり兵器としての「戦略的価値」を重視するということである。

「檻」タイプ
それ自体が他のアノマリーの収容装置として機能しているようなものを指す。つまりいわゆる "鍵のかかった箱テスト" において定められた「それそのものが箱であるならThaumiel」という定義に完全に当てはまるのがこのタイプである。全体として見た場合のオブジェクトの傾向は主に「特定のアノマリーを収容することだけに特化した異常性を持つアイテム」「何らかの脅威存在の活動を抑制するために発生、継続している現象や効果」のどちらかであることが多いが、「異常性を持つ収容施設」という文字通りな代物もいくつか存在する。

対応するアノマリーへの有効性において他の追随を許さないことが最大の長所であり、同じく一芸特化だが収容に適さない兵器型とは異なり長期的な抑制、無力化が可能という特徴を持つ。またSCiP同士のクロステストという問題についても、このタイプのオブジェクトは収容対象となるアノマリーの性質に噛み合うような異常性となっているものが多いため、相反する性質などによる拒絶反応を起こしにくい傾向にあると考えられる。以上の点から考えると、このタイプのオブジェクトは財団の収容活動に活かす上で、ある意味最も優れていると見なすことができる。現に他の高脅威度アノマリーの収容手順に直接組み込まれているようなオブジェクトも珍しくない上、元々それを目的として財団が意図的に開発したオブジェクトも複数存在している。

欠点は当然ながら汎用性が非常に低いことで、対応しているアノマリーの収容活動以外には基本何の恩恵ももたらさない。ただし元々の対応範囲を極端に拡げることで、実質的にこの欠点を克服しているオブジェクトも稀に存在する。より重要となるもう1つの欠点は、失われた際のリスクが総じてかなり大きいこと。このタイプのオブジェクトが抑制するアノマリーは、逆に言えばそれ以外の手段で封じ込めることが困難あるいは不可能なものばかりであり、だからこそオブジェクトがThaumiel指定されているとも言える。つまり財団のオブジェクトに対する依存に関しては6種の中で最悪に位置しており、失われた時点でアノマリーへの対抗手段が完全に消えるパターンも珍しくない。酷い場合はこれらのオブジェクトの喪失がそのままK-クラスシナリオの引き金になってしまうことすらあるため、ある意味並のKeter以上に危険視されているものもいくつか存在する。要はThaumielの通称の1つとして知られる「超Keter」が最も似合うタイプというわけである。

総合すると、6種のThaumielの中では悪い意味で最も財団に重要視されているタイプと言える。評価する上でのポイントは「対応するアノマリーの脅威度の高さ」「オブジェクト自身の有害性あるいは有益性の有無」「オブジェクトの脆弱性」の3つとする。

「調停者」タイプ
財団による操作や制御を必要とせず、自発的に正常性の維持を行っているようなものを指す。要は完全に独り歩きしているオブジェクト群であり、財団の理念に近い目的をもって活動しているためにThaumiel指定されたというわけである。6種の中でも終末回避型と並んで珍しいタイプであり、その性質故か人間由来のものが多数を占めている。またThaumielクラスでありながら大半のオブジェクトが封じ込め不可能な異常性を持つことも大きな特徴の1つである。中にはオブジェクトが財団の監視下どころか観測範囲にすらいないものまで存在する。

財団との直接的な繋がりが非常に弱いタイプであるため、オブジェクトの活動やそれによる恩恵が財団の状態によって殆ど変化しない。他のタイプのオブジェクトは通常、財団が計画的に運用して初めて効果を発揮するものが多く、当たり前だが財団が動かない限り恩恵をもたらすこともない。しかしこのタイプのオブジェクトはThaumielとしての効果がそれ単体で完結しているため、極端に例えるなら仮に財団が消滅したとしても正常性を維持するため機能し続ける。つまり「安定性」という一点に限れば6種の中でも断トツに優れていると言って良い。また自律行動する性質上、財団のそれと異なる独自の探知網を持つ場合も多く、財団が把握できないアノマリーや異常現象に素早く対処できる可能性が高いのも長所と言える。

しかし完全に独り歩きしているという性質から察せられる通り、このタイプのオブジェクトが財団に従うことは殆どない。というより、そもそも外部からの操作や制御が基本的に不可能であるにも関わらずThaumiel指定されているのは、現在の異常性が財団にとって都合の良い方向に向いているからであり、「財団がオブジェクトを利用している」とは到底言い難い代物である。つまり後から異常性が変質するなど何らかの理由で財団に敵対するようになった場合、元から封じ込め不可能であることも相まって一気に絶大な脅威と化してしまう可能性が極めて高い。要は敵対した時点でKeterクラス相当になるのがほぼ確実ということである。事実、このタイプのThaumielの中には元KeterやKeterへの再分類が検討中のものも存在する。これらの理由により、財団もよほど信頼できる根拠のあるオブジェクトか、もしくは本体が収容下に存在し無力化を検討可能な状態にあるオブジェクトしかThaumielに指定することはない。現にこのタイプに属するオブジェクトにはSCiP特有の破壊耐性を持つものがほとんど存在せず、分類条件そのものが他のタイプより厳しく設定されていると推測できる。数が非常に少なく珍しいのも当然であり、Thaumielの通称の1つである「反Keter」が最も似合う代物と言えよう。

総合すると、6種のThaumielの中では最もKeterに近いと見なせるタイプである。重視する評価点は「財団と比較した場合の脅威への対処能力」「オブジェクト自身の活動による財団や人類社会への影響」「財団による制御を受け付ける可能性」の3つとする。

「終末回避」タイプ
"K-クラスシナリオ" と呼称される一連の世界終焉事象に対抗し、人類文明の滅亡を回避するために使用するものを指す。他のThaumielが基本的にK-クラスを起こさないようにするため、いわば予防策として用いられるのに対し、このタイプは実際にK-クラスが起こった際にそれを抑えることを目的としている。故に規模や影響力などあらゆる点において他のタイプとは隔絶した規格外の異常性を全てのオブジェクトが有しており、小規模なものでも一国家クラス、大規模なものでは宇宙全体に影響する代物も存在する。当然ながら財団内における重要度はThaumielの中でも飛び抜けて高く、Thaumielというクラス名を知っている職員の中でも更に限られた人物にしか知られていない場合が多い。クラスそのものの実質的な発祥となったあるオブジェクトがこのタイプに属しているため「Thaumielと言えばこれ!」という扱いを受けることもしばしばあるが、実際は性能面においても用途面においても主要なカノンにおける定義からはかなり逸脱した存在であり、全体的に見ると6種の中で最も異質なThaumielであるとも見なせる。それらも含めてまさしく「最終兵器」らしいとも言えるが。

長所は言うまでもないが、異常非異常を問わず対処可能な脅威の規模が圧倒的に大きいことである。他のタイプにおいてもK-クラスシナリオの発生を阻止したり、原因となりうるような存在を単独で無力化できる程強力なオブジェクトはいくつか存在している。しかし、実際にK-クラスが発生した場合に生じる様々な脅威、例えばアノマリーの大量収容違反や惑星規模での災害事象などに対して、それらの全てを抑え込むか、それらの全てから人類を遠ざけて保護できるようなオブジェクトは一握りしか存在しない。その一握りこそが終末回避型である。つまりこのタイプは事実上、殆ど全てのアノマリーに対抗できるという意味で全Thaumiel最高の汎用性を持ち、それらのアノマリーの影響を無力化または完全に防御できるという意味で全Thaumiel最高の対処能力を持ち、異常性による効果が財団の状態や災害環境によって一切変化しないという意味で全Thaumiel最高の安定性を持つことになる。つまり単純な性能面だけで考えるなら6種の中でぶっちぎりの最強であり、アノマリーに対抗するという一点においては最も優秀と見なせる代物なのである。実質的には虫の知らせ型を除いた全てのタイプの長所を持ち合わせているとも表すことができ、まさに「最終兵器」と呼ぶに相応しいステータスと言えよう。

しかしながらリスクの高さも全Thaumiel最高であるのがこのタイプの最大の欠点である。異常性による影響とその規模があまりに大きすぎるため、基本的にこれらのオブジェクトは実験を行うことができない。つまり財団は実際に使用した際の効果や結果を事前に確認できないまま頼らざるを得ない場合が多く、予想通り正しく機能する可能性が目に見えて低下してしまう。加えて世界規模の終焉事象であるK-クラスシナリオに対抗する性質上、このタイプのオブジェクトは総じて財団を含む人類全体にも強く影響するため、異常性の誤認や誤作動によって取り返しのつかない変化や被害を被る可能性もある。故に財団も異常性が十分に理解されているか、もしくは使用後の結果が把握可能であることが実証されているオブジェクトしか普通はThaumiel指定することがない。もう1つの欠点として、K-クラス以外の通常時においては基本的に何の恩恵もないことが挙げられる。K-クラスに対抗できる程の規模と影響力を持つ性質上、このタイプのオブジェクトはある意味それ自体がK-クラスの原因になりかねない代物であり、中には実際に「K-クラスをよりマシなK-クラスで上書きするもの」と断言されているSCiPも存在する。故に大規模な収容違反やインシデントに対して使おうものなら余計に状況を悪化させることにしかならないため、その程度の大惨事に使用することはできない。つまり、逆に考えるとK-クラスシナリオに対してしか使えないということにもなるのである。オブジェクトの中にはそれ自体の収容難易度や維持費が高いものもあるため、普段はある意味財団の収容活動を圧迫する金食い虫にしかなっていないという見方もできてしまう。それでも維持し続け、万が一に備えなければならないというのが財団世界の厳しさとも言えるが。

総合すると、6種のThaumielの中では最も強力だが、同時に最も使われるべきではないタイプである。評価する際は主に「対処できるK-クラスシナリオの規模や種類」「使用前後における人類社会の変化の程度」「実際に使用されて効果を発揮した実績数」の3点に注目して考える。


その他
Thaumielは6つの分類に分けられると最初に説明したが、実際は上記の6タイプのどれにも該当しない特殊なオブジェクトもある程度存在する。他と比較することができない用途を持つもの、そのオブジェクトが存在する財団世界が極めて特異な状況にあるもの、そもそもThaumiel指定が明らかに不適切か、あるいは報告書のギミックとして機能しているものなど、様々な理由で分類することができなかったオブジェクトがここにまとめられている。これらの評価については、最初に説明した総合的優秀レベルの基準をもとに、各オブジェクトごとに独自の基準を設定した上で考察するものとする。


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