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異常性が発現する前のSCP-XXXX-JP-1。持ち主によって日常的に使われていた。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは収容スペシャリストによって定められた特殊防音加工の施された人型生物収容室に収容されます。1日3度の食事に加え、週1回のメンタルセラピーを行ってください。実験はセキュリティクリアランスレベル3の職員2人以上の許可が得られた場合に限られます。加えてSCP-XXXX-JPに直接かかわる人員はすべて身長175センチメートル以上の成人男性に限られます。
SCP-XXXX-JP-1の内部の点検はSCP-XXXX-JPの実験、メンタルセラピーの前後に行います。SCP-XXXX-JP-2の破壊はセキュリティクリアランスレベル4以上の職員1人の許可のもと行われ、破壊が許可されなかったSCP-XXXX-JP-2は低危険物収容倉庫に保管されます。
説明: SCP-XXXX-JPは██████として生活し、その後殺人の容疑で逮捕された27歳の日本人男性です。SCP-XXXX-JPは2021年6月30日から7月4日にかけて起きた一家連続失踪事件をきっかけに発見されました。
SCP-XXXX-JPは「自分より劣っている」と認識した人間(以下対象)をSCP-XXXX-JP-1へと転移させます。対象はSCP-XXXX-JPが音の聞こえる範囲に存在を察知した人間に限られます。
SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPの居住地であった███邸に存在する窯で、SCP-XXXX-JPの異常性が発生するまでは███氏夫婦1 が陶芸用として使用していました。対象はSCP-XXXX-JP-1の内部へと、SCP-XXXX-JP-2に変化して転移します。SCP-XXXX-JP-1は常に開かれた状態ですが転移は瞬時に発生し、その瞬間をとらえることはできません。
SCP-XXXX-JP-2は陶器でできた人形です。対象の外見をディフォルメした姿をしており、その後頭部には横長の穴が開いています。対象がSCP-XXXX-JPの異常性によって変質されたものとされています。SCP-XXXX-JPの穴に入れた物質は消失し、SCP-XXXX-JP-2を破壊しても存在を確認することはできません。
説明:SCP-XXXX-JP-2の穴に対する実験実験内容 | 結果 | 有田博士のコメント |
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100mlの水を投入後スポイトで水を回収する。 | 水を回収することはできなかった。 | SCP-XXXX-JP-2を動かしても水音は記録されなかった。防音、ではないようだが。 |
100mlの水を投入した後に吸水効果のある紙を差し込む。 | 紙は濡れていなかった。 | これは水が喪失したということだろうか? |
ステンレスの薄型定規を挿入する。 | 5cm時点で突き当たった。 | 外見から想定される容量の内部通りだ。内部をもっと調査する必要がある。 |
小型カメラを棒に取りつけて内部に入れる。 | 内部の素焼き部分2が確認された | 中の材質も一般的な陶芸品と同じようだ。 |
1円玉を投入する。 | カランという音が発生したが、重量は変化しなかった。 | 今回初めて音が発生した。たしかに1円玉の音が。 |
500円玉を投入する。 | カランという音が発生したが、重量は変化しなかった。 | 大きさ、重さで異常性は変化しないのだろうか? |
10円玉を続けて10枚投入する。 | カランという音が10回発生したが、重量は変化しなかった。 | 条件に数や数量に関係はないと判断していいだろう。 |
ガラス製のおはじきを投入する。 | 音は発生せず、重量も変化しなかった。 | 複数回試行したが、どうやら金属製のものでなければ異常性は発生しないようだ。 |
穴をドリルを使って拡張し、1円玉を投入する。 | カランという音が発生したが、重量は変化しなかった。 | 穴の大きさに関係はないと思われる。カメラで観測できない異常空間が存在するのだろうか? |
千円札紙幣を投入する。 | カサッという音が発生したが、重量は変化しなかった。 | 金属以外で音が発生した最初の例だ。 |
A4コピー用紙を折りたたんで投入する。 | 音は発生せず、重量も変化しなかった。 | 穴を広げたのは異常性に関係ないのかもしれない。 |
50円玉にGPSチップを付け、投入する。 | 直後にGPS信号は喪失した。 | やはり異常空間が発生しているのだろうか。内部に見えないポータルがあるのかもしれない。 |
SCP-XXXX-JP-2を金づちで破壊する。 | 非異常性の陶器と同様に破壊される。陶器の破片以外には何も発見されなかった。 | 戻ってくるかと少し期待した…それはともかく、破片も通常と変わりはない。 |
破片をつなぎ合わせて復元し、これまでの実験を順に行う。 | 破壊される前と同様の異常性が見られた。 | 一度破壊されたことで変化はなかった。 |
破片を半分のみつなぎ合わせ、撮影下で割れ目の隙間から1円玉を投入する。 | カランという音が発生したが、重量は変化しなかった。消失の瞬間を撮影することはできなかった。 | 見えなくなったのは音がした後だった。GPSでもわからないなら、GPSでは特定できないところに転送されたのだろうか? |
1000円札を1枚投入する。 | SCP-XXXX-JP関係者と実験関係者全員の銀行口座に振り込まれた記録はなかった。 | もしやと思ったのだが。 |
補遺:1 以下は現在の完全な異常性が発見され収容プロトコルが決定される前に行われた実験です。
補遺:2付与予定タグ
scp jp Euclid 人間型 自我 知性 生命
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8070539 (10 Jun 2022 11:56)
改行は行わないのが一般的です。段落分けなどで改行を行いたい際は、空行を挟むようにしましょう。
半角コロンの後にスペースがありません。
基本的にはアイテム番号などと同様、フォーマットを揃えた方がよいでしょう。記事標準テンプレートガイドを参考に修正してください。
内容ですが、面白く感じませんでした。特定の感情を抱いた相手を窯に転送して人形にしてしまうという流れには新規性があると思いましたが、人形になる要素が全く生かせていない部分や、続く実験記録やインタビューがから新たな情報が得られない部分が大きいと思いました。現状の内容では、オブジェクトが何を見下しやすい性格というのが分かりはするものの、それが直接的な面白さに繋がっていません。
また、発見されたメモも、オブジェクトの性格の悪さなどが分かるものの、やはりそれが何かの理解や面白さにつながっているかというとそうではありません。オブジェクトの精神性を記述するのであれば、それ相応の作りこみが欲しいです。
改稿の方向性には二つあると思います(もしくは二つとも採用できます。)1つは、異常性の方を掘り下げて、一文目から読者の心を掴めるようにし、異常性をメインに展開していく方法。もう一つはオブジェクトの精神性について掘り下げて読者に何らかの心の動きを持たせる方法です。後者についてはSCP-1869-JPが参考になると思います。
フォーマットと内容の批評ありがとうございます。フォーマットはすぐ訂正します。
内容に関しても、改稿したいと思います。
SCP-XXXX-JP-2は陶器製の貯金箱のつもりで書きました。
貯金箱である理由、必要性とSCP-XXXX-JPの内面についての掘り下げてみようと思います。
拝読しました。初の批評であるため至らぬ点が多々有ると思いますが、宜しくお願いいたします。
ありがとうございます。
█の部分に関しては勉強不足だったので改良したいと思います。
語りすぎるのはよくないと勝手に思っていたのですが、情報がたりなすぎて面白くないのでは本末転倒でした。
オブジェクトの背景や、異常性に対する財団の研究について書き加えたいと思います。
実験記録とインタビューを加筆し、画像の追加など調整を行いました。大体これで完了したと思ったので、これ以上改善点がないのであれば投稿したいと思います。
最終調整として、タイトルについてご意見をいただければと思います。
異常性で貯金箱を作り出せても金銭を得られず、人を見下すために心も貧しいという意味ですが、記事を読んで「なるほど、そういう意味だったのか!」とはなりにくい気がしました。
投稿以前の改善点が他にあれば、それも今まで通りに批評していただけるとありがたいです。