SCP下書き「のどかに牧草を食べる1頭の牛」(バックアップ済)
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回収されたSCP-XXX-JPの写真

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8102の標準生物収容ユニットに収容されています。自動機構によって、毎朝07:00に収容ユニット内部に牧草3kgが設置されます。機構内部には、常に10kg以上の牧草が用意されていなければなりません。SCP-XXX-JPに直接牧草を与える必要はありません。

イベントXXX-JPの影響を予防するため、担当職員にはクラスX記憶補強剤の服用が義務付けられています。担当職員は毎日SCP-XXX-JPの状態を確認してください。また、自身と担当職員以外の人物との間に「のどかに牧草を食べる1頭の牛」に含まれる概念についての認識の食い違いが確認された場合、即座に担当博士へ報告してください。

イベントXXX-JP自体の発生を未然に防ぐために、禁止行為リストが作成されています。以下はその抜粋です。

  • SCP-XXX-JPの収容ユニットに別の牛を投入する。
  • SCP-XXX-JPが移動できる範囲から牧草を取り除く。
  • SCP-XXX-JPに何らかの危害を加える。
  • SCP-XXX-JPに武装した状態で接近する。

説明: SCP-XXX-JPは「のどかに牧草を食べる1頭の牛」である、身体的な異常性を有していないホルスタイン種のウシ(学名: Bos taurus)です。SCP-XXX-JPは常に「のどかに牧草を食べる1頭の牛」であるために、「のどかに牧草を食べる1頭の牛」でなくなった瞬間特定の2つの事物の概念を入れ替えます(この事象をイベントXXX-JPに指定)。

イベントXXX-JPにおいて、対象となる概念についてのあらゆる情報は改変されます。この結果、対象となる概念に関する記述や記憶は全て入れ替わります。例えば、SCP-XXX-JPが牧草ではなくニンジンを食べた場合、牧草は「ニンジン」、ニンジンは「牧草」として扱われるようになります。副次的な作用として、イベントXXX-JPの影響を受けた人物は、改変された概念の用法に発生した矛盾などについて疑念を抱くことがなくなります。イベントXXX-JPは世界規模で発生しますが、記憶影響や精神影響の強さ自体はクラスA記憶処理で対処可能なレベルです。また、クラスX記憶補強剤によってこれらの影響を予防することが可能ですが、既に影響を受けている場合効果はありません。

補遺: SCP-XXX-JPは、2018/11/02に実施された日本生類創研関連団体(以下、GoI-9721-α)の地下研究施設襲撃の際に発見されました。SCP-XXX-JPはGoI-9721-α所属の研究員によって管理されていたと思われますが、襲撃直前には放棄されていました。以下は、当該研究員が記述したと思われる文書(資料XXX-JPに指定)からの抜粋です。

資料XXX-JP

2002/08/28

兼ねてよりサンプル譲渡の交渉を進めていた、異常芸術家(アナーティスト)の██氏と2日間連絡が取れなくなった。これを受けて職員が氏の邸宅を訪問したところ、氏は居間で脳出血で亡くなっていた。既に譲渡の約束がされていたサンプルは回収され、その1つであるホルスタインの研究を私が担当することになった。「のどかに牧草を食べる1頭の牛」という内容のプラカードが打ち付けられていたらしい牛舎内には十分量の牧草が存在したそうだが、ホルスタインは軽い栄養失調状態だった。口内及び胃に少量の牧草は確認されたものの、何故牧草を口にしなくなったのかは不明である。

2002/08/30

ホルスタインが牧草に触れる素振りを見せない。飼育セル内に牧草を設置するだけではなく、ホルスタインの口に牧草を近づけてもみたのだが、一向にホルスタインは拒否している。仕方がないのでニンジンを設置したところ、そちらは問題なく摂取した。好みの問題だろうか。とにかく、点滴用具等を生類創研にお願いしておくべきか。

2002/09/01

ホルスタインの性質が判明した。あれは、プラカードにあった「のどかに牧草を食べる1頭の牛」という自身の定義を忠実に守ろうとする牛なのだ。記憶改変に関するイネの治験がたまたま行われていたのは幸運だった。これからは、あちらの研究チームからイネのサンプルを拝借して研究を行う必要があるだろう。早速交渉してみることにする。

2002/09/03

同僚がホルスタインに「花子」という名前を付けた。ふざけた行動だとは思ったが、この行動によって命名自体は概念改変現象を引き起こさないことが判明した1。これで安心して識別ナンバーを与えられる。

2002/09/07

ホルスタイン(や-0443)が倒れた。何事かと思ったが、突然

<2018/11/17追記> 現在世界各地で報告されている現象について、イベントXXX-JPの関与が疑われています。以下は、イベントXXX-JPと関連している可能性が高いと思われる現象です。

イベントXXX-JP関連記録

#08

概要: 先進国・発展途上国問わず発生している栄養失調現象。点滴を打たれる、液体の栄養剤を経口摂取する等した場合回復するが、退院後再発する。「食べる」という概念が他の概念と入れ替わった可能性があるが、担当職員とその他の人物で記憶の食い違いは存在しない。

#34

概要: 牧場等で報告される「牛幽霊」「牛の化け物」等の目撃。対象となる実体を攻撃した場合、通常の牛に戻ったという証言も確認されている。「牛」という概念が入れ替わった可能性があるが、#08と同様、担当職員とその他の人物で記憶の食い違いは存在しない。

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