下書き SCP-XXXX-JP(彼らに見つかったが最後……)用報告書「SCP-1412-FR-Archived」
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注意
この報告書は現在SCP財団日本語支部で管理されているSCP-XXXX-JPに関する参考資料として扱われています。
旧SCP-1412-FRは現在SCP-XXXX-JPに再指定され、収容プロコトル全体の見直しが行われています。
旧SCP-1412-FRの報告書はSCP-1412-FR-Archivedと再指定され記録・情報保安管理局(RAISA)にて文書の保管がされています。
現在表示されている報告書はSCP-1412-FR-Archived収容担当者による日本支部向けの翻訳文です。

アイテム番号: SCP-1412-FR-Archived

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1412-FR-Archivedは現在自己収容に協力的であるため標準人型収容室にて標準収容プロコトルに基き収容されます。収容室外壁はTi-Pt対現実改変合金で覆い、内部にクラスⅦ対応型の4基のスクラントン現実錨を設置しカント計数機が3Hm以上を示した時に自動起動するようにします。
SCP-1412-FR-Archivedが活性期に入ったとき、直ちに疑似冬眠導入剤Somnus-7を吸入させ、脳波を計測し脳機能の休眠を確認します。Somnus-7は第一級指定内服薬であるため取り扱いは財団内で許可を受けた専門の薬剤師により行われます。

説明: SCP-1412-FR-Archivedは身長157cmの18歳フランス人の女性です。特筆するべき外見的特徴は有していません。
SCP-1412-FR-ArchivedはクラスⅦ現実改変能力者であり、その能力を自身の保護に使用しています。財団による収容から20年経過しているにもかかわらず体組織分析では人間18歳から変化がありません。
SCP-1412-FR-Archivedは6月 夏季 不定期に活性期を迎えます。活性期を迎える前後を比較すると活性期前はHm値が2.1以上3.9以下で安定しますが活性期には最大43 89 上限不明な値まで上昇し以降3Hmに漸近するように低下します。SCP-1412-FR-Archived研究室のシミュレート結果によれば、仮に現実改変能力の行使をしない場合でも短時間で███Hmに達した段階で現実性に局所的な揺らぎが発生し、現実性が崩壊しCK-クラス現実不全シナリオが発生します。SCP-1412-FR-Archivedは現在までの間、現実改変能力を外部へ向けて行使したという記録は存在しません。しかしその能力を行使した場合即時のCK-クラスシナリオの発生が危惧されています。現在この現実改編の能力の制限やHm値変動の由来については調査中です。

発見経緯: SCP-1412-FR-Archivedは2000年5月11日に行われた現実改変能力者の探索作戦により発見され、財団に収容されました。おおむね財団職員に対しては好意的であり、仮収容はスムーズに行われました。
その後トゥール市のサイト-█████に速やかに護送され暫定的にオブジェクトクラスEuclidの現実改変型の人型オブジェクトと同等の処置を施し本収容措置がとられました。当時のSCP-1412-FR-ArchivedのHm値は1.8〜3.1の間で変動していたため暫定オブジェクトクラスEuclidは取り下げられクラス-Ⅰ現実改変性Anomaly人型オブジェクトとして研究の対象となっていました。

もしSCP-1412-FRが敵対的であったのからば既にCK-クラス再構築シナリオが発生していたとしても不思議ではない。可能な限り敵対を避けなければならない。幸い彼女は財団に対して一定の理解を示し、自身の異常性を朧げに理解している。自身がどれだけ危険かきちんと理解していた。オブジェクトの言葉を鵜呑みには出来ないが█████ █'███を名乗る彼女はとても理知的だ。K-クラスシナリオを回避した初期収容チームとSCP-1412-FRには敬意を示さなければならないな。 ー2010-11-21 SCP-1412-FR研究チーム主任研究員 Valentin教授

事案記録2000-06-12-SCP-1412-FR 当時クラスⅠ現実改変能力者として収容されていたSCP-1412-FR-Archivedが2000年6月12日に活性化し、局地的な現実性歪曲空間を発生させました。収容室、警備員および複数のアノマリーが歪曲空間により破壊されました。この事案を受けSCP-1412-FR-Archived収容担当チームを発足しSCP-1412-FRのSCPナンバーを割り当て、暫定的な特別収容プロコトルが制定されました。オブジェクトクラスはKeterに指定されました。
ERROR : PAGE ENCRYPTED
事案記録2000-06-12-SCP-1412-FRインタビュー記録 は現在暗号化され閲覧できません。
Comment : 異常性の活性化の原因となる可能性があるためインタビュー記録をロック。研究室の許可なくデコードを禁ずる。2010-11-21 Valentin教授

翌年6月20日、同様に活性化状態になったためSCP-1412-FR-Archived収容担当研究室が精密カント計数機を測定しました。同研究室はSCP-1412-FR-Archivedの前頭葉に現実改変能力があることが判明し、活性化状態中に脳機能を停止・休眠させることで現実性歪曲空間の発生を抑止できると提言しました。提言は受理され、SCP-1412-FR-Archivedの同意の元翌年の活性化状態時にSomnus-7の投与を行った結果提言の有効性が認められ、正式な特別収容プロコトルが制定されました。

今まで一度たりとも現実改変を行使しようとーもちろんSRAによる強固なプロテクトによりそれは阻止されるのだがーした痕跡がないのだが、非常に危険な異常性が確認された。SCP-1412-FRを中心に非常に高い現実性を持つ現実歪曲場が形成された。1週間かけて不安定に上下する最大3桁後半のHm値が確認されたのだ。ここまで高い現実性を持つ領域は私の知る限り存在せず、空間に対し過飽和となった現実性が現実性空間自体を破壊する。ちょうど恒星が自重に耐えきれずに自壊するようにだ。これを今後局所的現実性崩壊現象と呼称する。幸いこの現実性を無意識のうちに統御しているSCP-1412-FRの前頭葉の活動を停止させれば自壊が発生する前に散逸し、CKは阻止できる。本人も恐れていた「力」とはこのことだろう。ー2000-07-02 SCP-1412-FR研究チーム主任研究員 Valentin教授

補遺2004-12-11: SCP財団傘下の材料工学研究所により対現実改変存在に対し使用可能な拡張された周期表内の元素を一部用いた合金が開発されました。Ti-Pt対現実改変合金の現実改変耐性能が要求値を満たしたためSCP-1412-FRに対しての収容措置としてTi-Pt対現実改変合金を用いた収容コンテナ内で収容を維持する提言がなされました。提言は承認され、2005年の活性期に実験を行うことを財団本部のAクラス職員に通達、承認を得ました。結果並びに考察は実験記録を参照してください。

実験記録2005-06-08-SCP-1412-FR
実験手順 2005-06に発生が予想されている励起イベント発生前、Ti-Pt対現実改変合金を使用し作成したコンテナ内部にSCP-1412-FRを配置し、SRAの有効範囲から除外する。周辺にSRAを配置し現実性の揺らぎに対するプロテクトを設ける。Somnus-7の投与を中止しカント計数機による経過観察を行う。
実験結果 Ti-Pt対現実改変合金は現実性の揺らぎによる局所的現実崩壊現象に対する損耗が1%未満0.1%以上だった。実験終了後、SCP-1412-FRは精神的苦痛を訴えた。
考察 Ti-Pt対現実改変合金の有効性は認められる。今後の収容プロコトルでは周辺を対現実改変合金で覆うことで一定の効力を上げられるだろう。SCP-1412-FRの精神的苦痛は恐らく閉所恐怖症の一種を発症しただけだ。考えてみれば当然のことである。誰だって半年にわたる長期間1人何もない空間にで閉じ込められることは恐怖だろう。SCP-1412-FRは実質的に食事、睡眠は不要で生きることが可能だがそれは生存に不要ということで我々が娯楽を必要とするように彼女にそれは必要なのだ。
今後の収容プロコトルではSomnus-7の投与と対現実改変合金を主に用いたプロコトルに改善すべきである。SRAをセーフティ使用に限定し、主要プロコトルから外すことでコスト面、安全面の改善が見込める。
Valentin教授

補遺2007-01-09:実験記録から収容プロコトルの変更の提言が受理され、特別収容プロコトルが改定されました。収容室の改造のための臨時予算が承認され、収容室の改造が実施されました。
2月1日に改造が完了し、収容室の試験が行われました。2月9日付けで収容室工事を完了し、SCP-1412-FRは収容室に再配置されました。
この間SCP-1412-FRはSCP財団に興味を示し、自身の置かれている状況の説明とSCP財団そのものの存在意義の説明を求めました。SCP-1412-FR収容担当研究室の監視及びSRAによる現実改変に対するプロテクト、カント計数機による観測の元SCP財団の理念、クラスC権限で許可されるSCP-1412-FRに関する既知の情報を開示しました。その後、SCP-1412-FRの自己収容に対する協力的態度がより改善されました。
Valentin教授による覚書:現実改変能力者は基本的に傲慢で、不遜だ。今までSCP-1412-FR以外に例外はSCP-239のみしか私は聞いたことがない。これほどのHm値でありながら現実改変能力行使しようとしないのは却って不気味だ。SCP-1412-FRの名乗った名前、そしてその末路を考えると自分自身の異常性で自分自身を改変した結果、現実改変能力を封じ込め、その根源のみが残った。そう考えればこの不自然な状況にも納得が行く。

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