20の運命

このページの批評は終了しました。

評価: 0+x
blank.png

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81KAにある低脅威物品収容ロッカーに収容してください。実験はレベル1以上のクリアランスを持つ職員の許可を得てください。 実験をする場合はレベル3/XXXXクリアランスを持つ職員の許可を得て行ってください(事案XXXX-1を参照)。

説明: SCP-XXXX-JPは正20面体のサイコロです。SCP-XXXX-JPには41から60の数字が割り振られています。
サイコロを人が振った場合、出た数字の秒数だけサイコロを振った人物(以下SCP-XXXX-JP-A)の嫌悪物が出現し(以下SCP-XXXX-JP-B)、それに追いかけ回されます。SCP-XXXX-JP-Aはサイコロで出た秒数が経つと消滅します。また60が出た場合は被験者の好物が出てきます(以下SCP-XXXX-JP-C)1。また、サイコロをふった人物にはまたサイコロをふりたいという願望が発現します。この願望はクラスC以上の記憶処理を施す事によって排除させることが出来ます。

以下は実験の記録です。

[ 実験:]

実験記録SCP-XXXX-JP-1 - 日付20██/██/██
対象: D-15872

実施方法: サイコロを振らせる。

結果: サイコロの目は50だった。D-15872のSCP-XXXX-JP-Bである野球ボールが出現した。野球ボールはD-15872に接近していたが、50秒が経過し、野球ボールは消滅した。

分析: どうやら、このオブジェクトはどのようなものでも出現させる事が可能なようだ。

実験後、D-15872にはクラスCの記憶処理措置が施されました。

実験記録SCP-XXXX-JP-2 - 日付20██/██/██

対象: D-15873

実施方法: 60が出るまでサイコロを振らせる。

結果: 1回目に出たサイコロの目は60だった。D-15873のSCP-XXXX-JP-Cであるハウカットルが出現した。████研究員は匂いにより気絶した。

分析: どのような食べ物でも出現させる事が出来るみたいだな。

実験後、D-15873にはクラスCの記憶処理が施されました。

以下は20██/██/██に起きた事案です。

事案XXXX-1 -日付20██/██/██

この事案は当該オブジェクトの実験中に起きました。

以下はその映像記録です。

{記録開始}

████研究員 D-15874、サイコロを振ってください。

D-15874 分かりました。

(D-15874がSCP-XXXX-JPを投げる。)

(炎が出現する。炎がD-15874を追いかける。 )

D-15874 やめ やめろー

(炎が実験施設中に広がる。)

(スプリンクラーが作動する。火は完全に消火された。)

{記録終了}

この事案により、D-15874は全治3日の火傷を負いました。またこの事案の影響で特別収容プロトコルが改修されました。

収容経緯: 当該オブジェクトは19██/10/██にエージェント・佐藤が、公園にいたホームレスがサイコロを振る事によって食べ物を出現させていた所を発見し、収容に至りました。以下はそのインタビュー記録です。

対象: 鈴木██ (ホームレスの本名)

インタビュアー: エージェント・佐藤

<録音開始, 日時 19██/10/██>

エージェント・佐藤: これからインタビューを開始します。

鈴木██: はい。

エージェント・佐藤: 最初の質問です。このサイコロはどこで手に入れましたか?

鈴木██: 公園にいた時に怪しい人がいて…その人から譲り受けました。

エージェント・佐藤: その人からサイコロについての説明を聞きましたか?

鈴木██: はい。振ったらあなたの好きな食べ物か、嫌いな物が出てくると聞きました。

エージェント・佐藤: はい。しかし嫌いな物が出てくるかも知れないのにどうしてサイコロをもらったのですか?

鈴木██: 実は…私の家族は全員死んでしまって…この望みに賭けなければいけなかったんです…[泣きながら喋る。]

鈴木██: というかサイコロを没収されたら私はどうやって生活をすれば良いんですか![怒りながら喋る。]

[鈴木██がサイコロをエージェント・佐藤から奪い取ろうとする。エージェント・佐藤が抵抗する。]

鈴木██: あっ

[サイコロが振られる。]

[60の目が出る。シュールストレミングが出現する。]

[エージェント・佐藤が匂いに耐えきれず気絶する。]

[近くにいた職員が部屋に入る。]

近くにいた職員: これでインタビューを終了します。

<録音終了>

終了報告書: [インタビュー後、鈴木██はクラスFの記憶処理を施されました。]

当インタビューにて鈴木██氏が発言した当オブジェクトを所持していたと考えられる人物について、何らかの要注意団体の構成員である可能性が高いとして調査が行われています。


ページコンソール

批評ステータス

カテゴリ

SCP-JP

本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

GoIF-JP

本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

Tale-JP

本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

翻訳

翻訳作品の下書きが該当します。

その他

他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。

コンテンツマーカー

ジョーク

本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。

アダルト

本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。

既存記事改稿

本投稿済みの下書きが該当します。

イベント

イベント参加予定の下書きが該当します。

フィーチャー

短編

構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。

中編

短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。

長編

構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。

事前知識不要

特定の事前知識を求めない下書きが該当します。

フォーマットスクリュー

SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。


シリーズ-JP所属

JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。

シリーズ-Other所属

JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。

世界観用語-JP登場

JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

世界観用語-Other登場

JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

ジャンル

アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史

任意

任意A任意B任意C
    • _


    コメント投稿フォームへ

    注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The kaika's portal does not exist.


エラー: kaikaのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:7920867 (06 Mar 2022 06:56)
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License