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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPはそのノックボタンが何者にも接触しないように固定ができるケースに入れて、サイト-8149の免震構造の小型オブジェクト収容ロッカーにケースを固定するように保管しています。事案xxx-1-Aで判明した本オブジェクトの危険性より、SCP-XXX-JPの使用およびそれに対する実験を禁止します。
説明:
SCP-XXX-JPは2010年███月██日に███████社から販売されたノック式シャープペンシルです。SCP-XXX-JPは2010年███月██日に東京都███区の中学校でテスト中に、生徒がシャープペンシルから伸びた芯が腕を貫通し怪我をしたと救急隊に通報があり、不審に思ったエージェントにより発見されました。SCP-XXX-JPから伸びた芯はノックボタンを押すと瞬時に消滅した。生徒によれば、近所の書店から購入したもので、事件時初めて使用したという。財団では、生徒が購入した書店にあったすべてのシャープペンシル、また、███████社から発売されたすべての同型のシャープペンシルについて調査を行っているが、同様の事象の発生は確認できていない。
SCP-XXX-JPのノックボタンを押すと、ペン先より芯が1mm~15m、50m、300m、2km、測定不能(事案XXX-JP-Aを参照)の長さで出現する。芯の出現の速さは芯の長さに寄らず一定で、出現速度は速すぎるため測定不能である。出現した芯はその構成要素は一般的なシャープペンシルと同一ながら、一切の物理的、科学的手段による破壊が不可能である。ペン先の延長線上に芯を遮る物体がある場合、芯は物体を貫通もしくは物体に刺さった状態で出現する。
実験記録XXX - 1日付2010/██/██
対象:
SCP-XXX-JP実施方法:
100m四方の実験室でDクラス職員にSCP-XXX-JPのノックボタンを押すよう指示。SCP-XXX-JPの中には芯は入れず、ペン先の延長線上には壁しかない状態で実験は行われた。結果:
ペン先から芯が1m出現。分析:
芯が入っていなくても、芯は出現する。また、発見時の事件から予想された長さに満たない。出現する芯の長さはランダムのようだ。
実験記録XXX - 15日付2010/██/██
対象:
SCP-XXX-JP実施方法:
100m四方の実験室でDクラス職員にSCP-XXX-JPのノックボタンを押すよう指示。SCP-XXX-JPの中には芯は入れず、ペン先の延長線上に1m四方の鉄ブロック体を配置し実験は行われた。結果:
ペン先から芯が300m出現、金属体を貫通し、その向こうの壁も貫通。廊下を歩いていた職員1名の太ももに刺さった。芯が刺さった職員は精密検査を受けたが、結果は太ももにシャープペンシルの芯が刺さったことによる刺し傷のみで、傷や被害者に異常は見られなかった。分析:
芯は金属体はおろか、実験室の壁も貫通してしまうようだ。芯自体は一般的なシャープペンシルの芯であるようだ。
実験記録XXX - 59日付2011/██/██
対象:
SCP-XXX-JP実施方法:
1km四方の大規模実験室でDクラス職員にSCP-XXX-JPのノックボタンを押すよう指示。SCP-XXX-JPの中には芯は入れず、ペン先の延長線上にダイヤモンドを設置し実験は行われた。結果:
ペン先から芯が1.7km出現、ダイヤモンドを貫通し、その向こうの壁も貫通。隣接するAnomarousオブジェクト保管室の壁を貫通し、保管庫の扉に刺さった。この事象でのAnomarousアイテムの収容違反は発生しなかった。
分析:
芯の長さは想像以上に伸びるようだ。次回からより広い何もない場所を確保して行いたい。
2012年██月██日、以下のインシデントXXX-JP-Aが発生。これにより、担当の炭木博士はSCP-XXX-JPの特異性を発生させる可能性のある実験の無期限停止を申請、即日受理された。
インシデントXXX-JP-A
SCP-XXX-JPの実験を野外で行っていた際、Dクラスがノックボタンを押した瞬間、測定不能の長さの芯が出現、芯の出現位置を通過した大型旅客機が芯と接触しエンジンを破損、収容サイト付近の空港に緊急着陸した。芯ははるか上空まで延び、高度███████kmで衛星軌道にいる衛星も貫通。衛星の機能の一部が破損した。
本インシデントを受け、担当の炭木博士は本SCPの安全な実験は不可能と判断し、本SCPの異常性を発生させるような一切の実験を禁止した。
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- portal:6836730 (17 Sep 2020 10:24)
まず第一印象としてですが、全体的にやや読みづらいように思えます。これは、全文章が1パラグラフのみで構成されているために詰まって見えることもありますが、オブジェクト自体の性質及びその表現も関係しているでしょうか。例えばですが、現状ですと「SCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JPについて書かれた電子文章です」という形の言い回しになっており、入れ子構造になってしまっていて分かりづらくなってしまっている気がします。
どちらかといえば、まず最初は「SCP-XXX-JPは、財団データベース上に存在する異常な電子文書です」「SCP-XXX-JPが削除・改変された場合、内容が変化した状態で再出現します」「その再出現に際して、文書内に記載されていたオブジェクト(別途、SCP-XXX-JP-αと指定)が実際に発生・生成されます」などのように、子分類や表現を変えることでより分かりやすい形にすることが必要となるかもしれません。
加えてですが、現状の「SCP-XXX-JPは財団データベースに存在するSCP-XXX-JPに関するオブジェクト報告書の形式で書かれた電子文書です」というのが、メタ的にこの報告書自体のことであるのか、あるいは「SCP-YYY-JPについて書かれた報告書をSCP-XXX-JPとして別番号指定している」のか判断できませんので、そのあたりも明確にした方が良さそうでしょうか。
そして異常性自体についてですが、現状ですと坦々とどのような異常性を持っているかが描かれているだけで、更に発展することなく終わってしまっているように思えます。例えばですが、これまでにどのような内容の報告書として再出現して、それに伴ってどのようなオブジェクトを生成してきたのか、そのあたりを表現することで単なるオブジェクトを産むオブジェクト、という印象からも脱することが出来るかもしれません。
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