SCP-XXX-JP ホンソメワケベラ

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アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは財団職員に対しとても有効的であり、施設内であれば自由に移動が可能です。財団職員に対して体の掃除を提案、交渉する事があります。承諾し掃除を受けた場合は感謝の気持ちとして数粒の餌を与えて下さい。

説明:SCP-XXX-JPは学習能力を所持した浮遊型の魚介類で、財団職員や収容されている他SCPを「掃除」することに絶対的な幸福感を感じます。 

SCP-XXX-JPはその見た目、特徴からもスズキ目・ベラ科・カンムリベラ亜科に属する魚の一種であるホンソメワケベラに酷使しており、全長や重量からも同種と一致しています。

SCP-XXX-JPは██県██島付近での漁業を生業としている漁師達の皮膚などに付着した汚れ(垢)をSCP-XXX-JPの体に取り込むことで掃除し、爽快感を付与する対価として漁用の餌を分けて貰うことで生計を立てており、その際には人語を流暢に話している姿が確認されています。
※話していた言語は日本語であり、対話能力を会得したのは現地民同士の会話からであると保護された後確認されています。

SCP-XXX-JPの現実離れした特徴に対しては、島民を含めた周囲もその事象に対してなんのを持ち合わせておらず、現地付近に勤務していた財団職員がSCP-XXX-JPが空を飛びながら人語を話し、島民とも交流があり、彼らの中でそれが当然であるという認識であることからも、██島周辺地域で広範囲にミーム汚染が起きている事が確認されました。

これを受け財団は数名のエージェントを██島に派遣、その際エージェントに対し垢掃除の交渉を持ちかけ近づいて来たところを職員によって保護されました。

またSCP-XXX-JPを除く類似のホンソメワケベラに対して島民は海に生息する生き物であると認識していた事から、財団は散布方式でAクラス記憶処理を行い、島民達のSCP-XXX-JPに対する認知は集団的体験の夢であったと、噂を流布するなどして位置づけています。

以下は収容後にSCP-XXX-JPに対してインタービューを行った際の職員とSCP-XXX-JPの音声記録です。 

--in.

音声記録XXX-JP

インタビュアー :水本博士

対象:SCP-XXX-JP

<録音開始>

水本博士 :今日はよろしくお願いします。

SCP-XXX-JP :はい!よろしくお願いします!

水本博士:まずはじめに質問なのですが…

SCP-XXX-JP:なんでしょうか?

水本博士:どうしてあなたは日本語を話すことができるのですか?
 
SCP-XXX-JP:…?ホンソメワケベラは人とお話ができる魚ですよ!

水本博士:あなたが人語を理解できるということは周知の事実です。しかしなぜ日本語をここまで流暢に話すことが出来るのかが私にはよくわかりません。

SCP-XXX-JP:それはつまりどういう意味でしょうか…?

水本博士:あなたは██県の██島付近のそこに住んでいる方々と交流を深めていく中で対話能力を会得したと職員の質問に答えていました。であれば、あなたは多少のズレはあっても、現地の方々の様な喋り方の癖が出るはずです。しかしあなたにはそのような癖がまったく見られません。それは何故ですか。

SCP-XXX-JP:わんねーうんじゅが言とーんくとぅがやっとぅかっとぅ理解ないびたん。つまりわんがぬーんちうんじゅがぐとーる言葉づかいがないんのが分からんというくとぅやいびーさぁ?

水本博士:…は?

SCP-XXX-JP:わたしは目の前に対面した人間の言語学的な知識を一方的に共有することができるので、相手をする人間に対して一番にあった話し方をすることが出来るんです。

水本博士:そんな事ができるんですか。それは素晴らしいですね。

SCP-XXX-JP:えへへ…ありがとうございます!

水本博士:それは人間以外の動物に対しても有効ですか?

SCP-XXX-JP:はい、できます!相手にもよりますが。

水本博士:どういった相手なら不可能なんですか?

SCP-XXX-JP:私を殺したり食べてしまいそうな相手にはお掃除をしてあげられません!直感でビビビッとくるので、直ぐにわかります!

水本博士:わかりました、ありがとうございます。最後に我々はあなたを保護することになりました。この施設外に出ることは不可能となりますがそこに問題はありますか?

SCP-XXX-JP:そうですね…。あ、あの!提案をしてもよろしいですか?

水本博士:構いませんよ、どうぞ。

SCP-XXX-JP:私はお掃除がとても大好きなので、ここでお掃除のお手伝いをさせて頂きたいんです!絶対にご迷惑はおかけしないとお約束します!あ、でもここの怖い動物さんとは関わりたくないです…。

水本博士:わかりました。私にはそれを決める権限はありませんので、上にそういう交渉があったと報告しておきます。本日はありがとうございました。

SCP-XXX-JP:いえいえ!こちらこそありがとうございました!

<録音終了>

終了報告書: [インタービュー終了後、水本博士の提案により、SCP-XXX-JPを施設内で掃除要員として雇用する事が決まりました。

概要:職員は胸ポケットに少量の餌を保有し、掃除を行ってくれたSCP-XXX-JPに対して何時でもお礼ができる状態を保持し、SCP-XXX-JPとの友好関係を持続させることを努力することが重要となります。精神的ストレス等を受ける可能性があることからも、SCP-XXX-JPと他SCPを引き合わせることは極力避けるべきであると考えられます。

--out.

Footnotes

  1. 基本的には海に生息するホンソメワケベラと類似。しかし言語学習能力と対面した相手との知識の共有を一方的に行うことができる。
  2. 宙に浮きながら移動を行なうが、回遊方法等もホンソメワケベラと酷似している。
  3. 呼吸法や会話の方法等、どうやって行っているのかは不明
  4. 他のSCPと関わることに対して消極的である。

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