絶対感電(しないはずだった)ドライヤー
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト███のロッカーに真空包装した状態で収容されます。SCP-XXX-JPの周囲5mに液体を配置することは禁止します。

説明: SCP-XXX-JPは19██年、███電機の元職員・柿沼███氏によって試作製造されたドライヤーです。SCP-XXX-JPは非破壊性を持ちます。電源の有無に関わらず、送風面を液体に浸すと、液体の成分・性質・体積を問わず、その液体中に存在する生物を死亡させます。生物の死因は一様に感電による心停止です。ドライヤーを浴槽で使用し、感電するという家電事故が話題になっていた折、SCP-XXX-JPは感電防止の仕組みを備えた製品としてPRを兼ね、ワイドショーで水槽と魚を使った実験が行われました。この際電源が入っていなかったにも関わらず、水槽内の魚は全て死亡しました。カバーストーリー"電撃婚報道"によってコーナーを打ち切り、SCP-XXX-JPを回収し、製造計画を中止しましたが、███電機の株価暴落・柿沼氏の更迭を招きました。以下は直後のインタビューです。

対象: 柿沼███氏

インタビュアー: エージェント・日立

付記: エージェント・日立は███電機の監査員という名目でインタビューを行っています。

<録音開始>

エージェント・日立: まず、あのドライヤーを作った動機についてお聞きしたいのですが。

柿沼氏: 二十三年前に姉が、ドライヤーの家電事故で亡くなりました。他にも事故に遭われた多くの被害者や、その遺族が傷つかぬよう、新たな犠牲を防ぐために、防止センサを搭載したドライヤーを開発しました。

エージェント・日立: 防止センサの詳細な内容をご説明ください。

[防止センサについて確認、ドライヤーの着水を検知し電源を自動で落とす仕組みと解説]

エージェント・日立: 専門外ではありますが、電源無しで感電を引き起こすようには聞こえません。

柿沼氏: その通りです。技術者として不本意ではありますが、まるで理論が捻じ曲げられたような気味の悪さを感じています。

エージェント・日立: 今後開発を続けられる場合、同じくドライヤーの開発を継続されるつもりですか。

柿沼氏: [数秒間を置いて]ええ、それが姉の弔いになると信じていますから。

<録音終了>

終了報告書: [インタビュー後、再度柿沼氏の発明内容についてチェックを行ったが、既知の理論に基づいて考えると、現在のオブジェクトの異常性には結びつかないものであった。柿沼氏の姉・SCP-XXX-JPに関する記憶について記憶処理を行った後、監視と保護のため財団のフロント企業で雇用した。]

理論の齟齬・ヒューム値測定から、センサの機構・理論に対して製造段階で現実改変が行われたと考えられます。センサを再現する試みは第二のSCP-XXX-JPを生み出す可能性があるため、中止されました。柿沼氏の当時の同僚など、オブジェクトに関与した現実改変者を捜索しています。

(20██/██/███追記)
記憶処理の影響によって、柿沼氏にはアイデンティティの喪失、精神耗弱の傾向が見受けられます。連絡員による氏の動向調査・メンタルチェックが行われています。

実験記録一覧:

補遺: SCP-XXX-JPの担当である松下博士によって国外移送とクロステストの申請が行われました。申請は取り下げられました。

タグ: scp-jp safe ベンチャーコンテスト 現実改変 物理法則


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  1. portal:j3ffc4n3g13 ( 20 Jun 2018 10:18 )
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