山形（ボツ。） - SCP-JPサンドボックスⅢ

山形（ボツ。）

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あいでむばんごう: えすすーぴー-ぜろにーさん-じぇーぴー-じぇー

あぶじぇぐどぅくるぅず: んだ

たぁぐべづすうようぷろとこる:
えすすーぴー-ぜろにーさん-じぇーぴー-じぇーは、さいときゅーきゅーれーさあるとだなさいれてな。えすすーぴー-ぜろにーさん-じぇーぴー-じぇーは、おらだのとこうまれのしょくいんさやらせでな。ほがのけんのやつさは、ちょさせねでけろな。こいづばつかったずっけんは、んまぐねぇがらすねでな。

せづめ:えすすーぴー-ぜろにーさん-じぇーぴー-じぇーは、三丁目の宮本さんとこででぎたさぐらんぼな。みだめとかは、いづものとだいたいかわんにぇ。んだけど、くさんねんだ。なしてかわがんねけど、えすすーぴーぜろにーさんじぇーぴーじぇ(あど、さぐらんぼでええべ)のはなすばすっとき、まるっとやまがだのはなすかたさなるんだと。しゃべるときだけでなぐ、かみさかくときと、ぱそこんさかくときもこだなことになるんだと。

えすすーぴー-ぜろにーさん-じぇーぴー-じぇーがどだなほどきくのが、ずっけんばすたんだと。

**ずっけんきるく-1 - **

だれさ:
でーくらすそくいんの██さんとこの三男坊のゆう君(あど、ゆう君)
やっかた:
さぐらんぼば、しゃすんで見せてせづめさすた。
わがたこと:
しゃすんでも、やまがだのはなすかたさなった
かんがえ:
ほっだらつぐはなんも見せねで、せづめさせっぺ。—天童さん

**ずっけんきるく-2 - **

だれさ:
ゆう君
やっかた:
さぐらんぼば見せねでせづめさすた。
わがたこと:
みでねくても、やまがだのはなすかたさなった。
かんがえ:
ぬんすくすてれば、ええんだべな。

おまけ: さぐらんぼのずっけんばすてた、ゆう君が、やまがだのはなすかたすか、でぎねぐなったんだと。
ゆう君さ、はなすきいてみっぺ。

はなすひと: ゆう君

きいてだひと: 天童

<おととっでだ>

天童: どうもっし、天童でした。

ゆう君: 天童さんどうもっし、山本でした。

天童: ほっだら聞くな。

ゆう君: ん。

天童: こいづ読んで
紙さ｢かわいい｣｢(1)｣てある

ゆう君: めんごい、いちかっこ。

天童:ええべ。

ゆう君: んだべ。

天童さん:ほっだら次な。
紙さ｢冷たい｣｢冷たくて気持ち悪い｣てある

ゆう君: つってぇ、やばつぇ。

天童さん:んだな。ほっだらしまいな。
紙さ｢ご飯を炊いたよ。さあ食べなさい。｣｢わかった、食べるよ。｣｢茶碗は水につけておいて、ごはん粒を柔らかくしておいてね。｣｢わかった。｣｢ありがとう。｣てある。

ゆう君: ｢ままたいた。さ、け。｣｢く。｣｢茶碗はうるかすてな。｣｢ん。｣｢どうもなっす。｣

天童さん:じょんだな。んだけど、｢おしょうしな｣ばつかわねのなすてだ？

ゆう君: おしょうしなは、おいたまのことばだべ。おれはないちのんまれ。んだからつがわねんだ。

<おととりしまい>

ついき ゆう君はないちのうまれでねどごろが、やまがだのんまれでんに。んだから、さっきのはなすはおがすい。すらべるすつようがあるべな。—天童

おまけ: ゆう君が「やまがださけえりてぇ、やまがださいきて」とすこだまいっでだ。なんぼごしゃいでもかすがましいんだ。んだから、さぐらんぼは「やまがだけんみんさなってえ」つぅおもいにさすつからがあるんでかと思われった。

おまけ:　さぐらんぼばいれったところさ、てがみがおいたった。

お前ら散々山形を田舎だ、田舎だと言ってくれたな。
田舎ならまだしも、変な人種、相容れないとか言いやがって！なんだあの｢秘密の███████｣とかいう番組は。俺たち山形県民をばかにしているのか！さすがに水かけご飯は定番じゃねーよ！

あの悔しさをもう味わいたくない。
だから、俺は｢山形帝国｣を作ることを決めた。
山形を全く評価をしてくれない日本から独立をするのだ！
そのためには、今以上に山形を愛する者を作らなければならない。
だからこのサクランボを作った。これで全ての日本人を山形好きにするんだ。
最後には日本を、いや世界全てを山形にするのだ。

んだから、さぐらんぼのずっけんばすねくなったんだ。

+ 【参考】翻訳版

- 本編には載せません

【翻訳版】
アイテム番号: SCP-023-JP-J

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-023-JP-Jは、サイト-990にある低脅威オブジェクト用のロッカーに収納してください。SCP-023-JP-Jは山形県出身の職員が管理をしてください。山形県民以外の職員がSCP-023-JP-Jと接触することを禁止します。SCP-023-JP-Jは使った実験は、全て凍結されています。

説明: SCP-023-JP-Jは、山形県██市██町三丁目に住む宮本██氏のさくらんぼ農園から収穫されたさくらんぼです。見た目は通常のさくらんぼと変わりがありませんが、腐食を起こしません。SCP-023-JP-Jについて説明を行う際、説明の全てが山形弁(村山地方の言葉に近いです。)に変換されます。口述のみならず、筆記やパソコンで打ち込んだ文章もこのように山形弁へと変換されます。この異常性を引き起こすメカニズムは判明しておりません。

SCP-023-JP-Jの効果範囲を調べるための実験を行いました。

**実験記録01 **

対象: D-0236
実験内容: SCP-023-JP-Jを写真で確認し、説明をさせる

結果: 写真でもSCP-023-JP-Jの効果が確認された。

分析: 次は何も見せないで、SCP-023-JP-Jの説明をさせよう。　-天童博士

**実験記録02 **

対象: D-0236
実験内容: SCP-023-JP-Jを何も見ずに説明をさせる

結果: 目視していなくとも、SCP-023-JP-Jの効果が確認された。

分析: 認識・理解していれば効果が出るのだろう。　-天童博士

補遺: SCP-023-JP-Jの実験に参加していたD-0236が、山形弁でしか会話ができなくなりました。以下、その時のインタビューです。

対象: D-0236

インタビュアー: 天童博士
[再生開始]

天童博士 — こんにちは、担当の天童です。

D-0236 — 天童先生、こんにちは。山本です。

天童博士 — それでは、インタビューを始めます。

D-0236 — はい。

天童博士 — これを読んでください。

D-0236 — かわいい。（１）

天童博士 — そうですね。

D-0236 — 大丈夫だろ。

天童博士— それでは、次です。

D-0236— 冷たい。冷たくて気持ち悪い。

天童博士— そうですね。それでは、最後です。

D-0236— （省略）

天童博士— うまいもんだ。ところで、「おしょうしな」を使わないのはなぜですか。

D-0236 「おしょうしな」は置賜地方で使われている言葉です。私は内陸の村山地方出身なので、つかうことはありません。

[再生終了]

付記: D-0236は村山地方の生まれどころか、山形県出身ではありません。なので、先程の話はおかしい点があります。調査をする必要があります。　-天童博士