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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、サイト-8104内の4m×4m×2mの密閉収容セル内にて収容してください。収容セル内の気温は0度以下を保ち、湿度は1%以下であることを、職員2名以上で2時間周期に確認してください。
SCP-XXXX-JP-Aなどの生物実体は、サイト-8103,またはサイト-81021内の20m×20m×5mの収容庫に1個体を収容してください。原則、SCP-XXXX-JPから発生した生物実体同士の接触は認められません。
発生した生物実体の終了許可は緊急時以外認められません。発生直後からすでに人命を脅かす危険性を保持している場合を除いて、速やかにAMGカプセル2に収容し、成長過程の観察を行ってください。
万が一、緊急時以外でのSCP-XXXX-JP-Aなどの生物実体の終了を行ったとみなされた場合は、降格処分が適応されます。
SCP-XXXX-JPとの接触、SCP-XXX-JPを用いた実験、あるいはSCP-XXXX-JP-Aなどの生物実体との接触は、クリアランスレベル3以上の職員による許可が必要です。
実験では、耐酸性金属でできた長さ5mのロボットアームを使用してください。また、実験で用いることのできる液体の量は、0.5mlまでとします。
新たなSCP-XXXX-JPの地球への飛来は、900nm波長の赤外線望遠鏡を用いて予測します。
万が一、新たなSCP-XXXX-JPが飛来した際には、落下地点の半径2Km以内にいる財団関係者以外の人間全員にAランク記憶処理を行い、密閉したコンテナで回収してください。この際、生物実体が発生した痕跡がある場合、半径5Km以内を封鎖し、最低1週間のSCP-XXXX-JP-Aなどの生物実体の捜索を行ってください。
今現在、SCP-XXXX-JPの回収、生物実体の捜索活動、および回収活動の全ては、特設機動部隊“UCACC”3の指揮下にて行われます。
説明: SCP-XXXX-JPは、地球上に存在しない鉱物で構成された天体です。平均的な大きさは、観測されているもので直径約67cmほどで、最大でどれほどの大きさに達するかはまだ解明されていません。
また、SCP-XXXX-JPを構成する鉱物は、860nm~990nmの波長領域の赤外線を浴びせることで青紫色に光る性質があるとわかっています。この現象は赤外線カメラを通しても発現します。
SCP-XXXX-JPは、水分子4に触れると濡れた部分の約30%程が液化し、生物実体を出現させます。現時点で最も有力な仮説によると、SCP-XXXX-JPは氷河の氷の様に、はじめから内部に生物実体を含んでいるとされていますが、同じ液体を接触させると同じ種類の生物実体が出現することについてなどの正確なメカニズムは未だ判明していません。出現する生物実体の大半は細胞単位の姿で出現するため、発生後速やかにAMGカプセルへ移植しない場合、多くの生物実体は死亡することが明らかになっています。詳細は“実験記録: 1”に記述されています。
出現後の生物実体の成長速度、突然変異の周期には個体差が生じます。
また、ガソリンや油類などの水分子を含まない液体などは、それらを加えることで初めて異常性を発現させることが可能です。詳しくは実験記録を参照ください。
SCP-XXXX-JPが初めて観測されたのは、日本の██県████市の山中での隕石衝突でした。この時落下してきたSCP-XXXX-JPは直径74cmで、生物実体の自然発生は現在まで確認されていません。
19██年/██月/██日に、同じ市内で活動していた日本生類創研のメンバー数人がSCP-XXXX-JPを秘密裏に研究していたところを、財団エージェントが発見し、SCP-XXXX-JPと、そこから発生したと思われる菌類のサンプル数個5が財団に回収されました。この時、押収した研究レポートから、SCP-XXXX-JPの異常性が判明しました。
現段階では、SCP-XXXX-JPの起源や発生源などは明らかになっていません。
実験記録: 1 1997年/10月/24日 午後10時30分 気温-7℃/湿度0.03%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: 純水 0.5ml
実行人: D-4796
実験結果: 液体をSCP-XXXX-JP-1にかけてから約5.8秒後、SCP-XXXX-JP-1の表面が液化を開始した。その後は発生した細胞の捜索が行われたが、液化開始から20分後にすでに生命活動を停止した数体の単細胞生物が発見されたため、プロトコルの見直しが検討された。
メモ: いきなりの失敗だったが、発生した生物実体は不死でないことが分かったのだし、悪いことばかりではないだろう。それにしても、奴らのレポートには単細胞の状態で発生するなんて一言も載っていなかったじゃないか。やむを得ないので、次回からは熱探知機を使おう。ー秋條███博士
実験記録: 2 1997年/11月/7日 午後10時05分 気温-8℃/湿度0.06%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: 純水 0.3ml
実行人: 秋條███博士
実験結果: 細胞の発生が確認されたため、AMGカプセルに保管された。その結果、計4体の生物実体(以下SCP-XXXX-JP-A)が成熟した。SCP-XXXX-JP-Aの細胞分裂速度は、少なくともヒトの約16倍であることが生きた細胞の観察過程で判明し、2ヶ月後には最終的に巨大な█████のような生物実体へと変貌した。SCP-XXXX-JP-Aは食肉性であり人間に対しては中立的である。
メモ: 前回死んでしまった哀れな単細胞と出現した直後のSCP-XXXX-JP-Aが非常に似ているということは、同種ってことでいいのかな?にしても出てくるのが敵対生物だけじゃ無いことが分かって安心したよ。見た目は少々グロテスクだが、フライドチキンを与えるだけでなついてくる可愛い奴だ。今後出てくるであろう奴らもこうであってほしいものだが…ー秋條███博士
実験記録: 3 1998年/4月/19日 午前9時15分 気温-5℃/湿度0.08%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: 塩酸(濃度3.9%) 0.5ml
実行人: D-2688
実験結果: 複数の生物実体の発生が確認されたため、AMGカプセルにて保管した。発生した細胞から2週間ほどで全長4cmほどの生物実体SCP-XXXX-JP-Bに成長した。生物実体には無数の眼と思われる器官が体表に存在しており、時折触腕を伸ばす動作を繰り返している。また、SCP-XXXX-JP-Bには電気ウナギに似た発電器官を触手内部に有していることが明らかになった。
メモ: 今回も特に危険なことは無くてよかったよ。まぁ、奴らの触手に触れちまったせいで火傷した喜一には悪いが、この石は安全面だけで言えばSafeクラスって言ってもいいぐらいには取り扱いも簡単で安全なんじゃないか?ー秋條███博士
[実験データの多くはSCP-XXXX-JPの捜索、および回収管理権が“UCACC”に移行されたことに伴い、“UCACC”管理下に転送されました。閲覧には、“UCACC”管理局によるクリアランスが必要です。]
実験記録: █ ████年/██月/█日 午後██時██分 気温-██℃/湿度█%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: ███0.5ml
実行人: D-7024
実験結果: SCP-XXXX-JP-1から細胞の出現が確認されたためAMGカプセルへ移送した。結果、SCP-███と類似する生物実体SCP-XXXX-JP-█が成熟した。6SCP-XXXX-JP-█はAMGカプセルを突き破り、収容違反した。発生した4体のSCP-XXXX-JP-█のうち、3体は同様にして割れたAMGカプセルから収容違反したSCP-XXXX-JP-Bにより感電死させられたが、残りの1体により、D-7024を含め██人が死亡、█人が重傷を負った。SCP-XXXX-JP-█は、収容違反から62分後に殺処分された。
メモ: うん。前言撤回だ。この危険なスロットとも言える石には誰も触れないほうがいい。私も手を引こう。まぁ、悪いが責任は後継者に譲るよ。ー秋條███博士
報告: SCP-XXXX-JP-1についての実験は、全てO5-█の命令により停止されました。この命令は、無期限のものとされ、違反した職員は、"ポストマン・クラブ"による罰則が下されます。
事件: 1
1999年12月8日、ロシア国内のバイカル湖に、第2天体となるSCP-XXXX-JPが衝突した。財団は新たに飛来した天体をSCP-XXXX-JP-2とした。この時、SCP-XXXX-JP-2の約3割が損失しており7、財団は、あたりを閉鎖したのち、3週間にわたる生物実体の捜索を行った。捜索の結果、SCP-XXXX-JP-█~SCP-XXXX-JP-█の確保に成功した。
新規決定: 1 事件:1を受け、SCP-XXXX-JP-1と、新たにSCP-XXXX-JP-2に対しての実験がプロトコル改正と同時に許可されました。SCP-XXXX-JPの新たな担当研究員には三島博士が採用されました。
新規決定: 2 SCP-XXXX-JPへの対策、回収の困難さから、オブジェクトクラスがEuclidからKeterクラスへと格上げされました。
新規決定: 3 SCP-XXXX-JPの回収、捜索の専門機動部隊“UCACC”が設立されました。これに伴い、SCP-XXXX-JP-3以降の飛来したSCP-XXXX-JPの回収と、出現した生物実体の回収、目撃者への措置についての主導権は、全て“UCACC”にゆだねられます。
実験記録: N1 1999年/5月/19日 午前10時10分 気温-4℃/湿度0.09%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: 水酸化ナトリウム水溶液(濃度3.9%) 0.3ml
実行人: D-2688
実験結果: 水酸化ナトリウム水溶液をかけてから2秒後、SCP-XXXX-JP-1からゲル状の物体が急速にあふれ出た。ゲル状の物体は自立して動きだしたため、SCP-XXXX-JP-αとしてナンバリングされた。SCP-XXXX-JP-αは発生から4時間後、急速に膨張し始め、破裂した。この破裂により、収容セルの破損、ロボットアームの紛失、D-2688含む3名の軽傷を引き起こした。
メモ: いきなりゼル伝のチュチュみたいなのが出てきて爆発するなんて何の冗談なんだ?前のクソッたれな担当者が俺を指名してきてからロクな目に合っていない。これ以上の実験は御免だが、俺の権限じゃ担当を外れることもできやしない。とにかく今は収容セルの補強を急ごう。あんなのが自然発生したらたまったもんじゃない。ー三島博士
実験記録: N2 2000年/3月/6日 午前7時20分 気温-4℃/湿度0.1%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: 人工海水(濃度3.5%) 0.5ml
実行人: D-2688
実験結果: SCP-XXXX-JP-1からシダ植物の胞子と類似した特徴を持つSCP-XXXX-JP-βが出現した。SCP-XXXX-JP-βは発現当初、未知の植物とされていたが、同年3月にエルフードで発見された新種のシダ類と特徴が酷似していることが判明し、調査の結果エルフードにて発見された種と完全な同種であることが明らかとなった。SCP-XXXX-JP-βは追加調査の結果異常性を有していないことが確認されているが、収容対象外としない方針が取られた。
メモ: もしかすると、今地球上にいる生き物のいくつかはこの石から発生したものなのかもしれない。でもだとしたら、あのマッドサイエンティスト共が薄暗い部屋でこの石について調べ始める以前…つまり地球上に生物が誕生したときもこの石が降ってきたということか?ー三島博士
実験記録: N3 2000年/3月/14日 午前6時40分 気温-3℃/湿度0.2%
対象: SCP-XXXX-JP-1
使用した液体: ガソリン/サラダ油 0.2ml
実行人: D-2688
実験結果: どちらをかけてもSCP-XXXX-JP-1は液化せず、生物実体は出現しなかった。
メモ: 液体であっても、どうやら何でもいいわけではないらしい。マッドサイエンティスト共や前の担当者のレポートを見る限り、水分子がトリガーなのか?まぁ、何よりガソリンに引火するなんてことが無くて良かったよー三島博士
[実験データの多くはSCP-XXXX-JPの捜索、および回収管理権が“UCACC”に移行されたことに伴い、“UCACC”管理下に転送されました。閲覧には、“UCACC”管理局によるクリアランスが必要です。]
実験記録: ████ 20██年/█月/█日 午後██時█分 気温-█℃/湿度█%
対象: SCP-XXXX-JP-2
使用した液体: ███████0.4ml
実行人: 三島██博士
実験結果: SCP-XXXX-JP-2から、人間の受精卵と類似する生物実体SCP-XXXX-JP-██-AdánとSCP-XXXX-JP-██-Evaが確認された。SCP-XXXX-JP-██-Adánはヒトの男児と酷似した身体的特徴を、SCP-XXXX-JP-██-Evaはヒトの女児と酷似した身体的特徴を有しており、どちらも成長速度は一般的なヒトの胎児と同程度である。20██現在では外見含む身体的、知能的にもヒトの9歳児と遜色ないほど一致している。三島博士は、SCP-XXXX-JP-██-AdánおよびSCP-XXXX-JP-██-Evaの担当権限と意思疎通の権限、育成担当の権限を申請した。これらのうち、担当権限と意思疎通の権限が承認された。
メモ: 私は多分、恐ろしい事実を目の当たりにしたのだろう。ー三島██博士
SCP-XXXX-JP-██-AdánとSCP-XXXX-JP-██-Evaに関する実験記録
[データ消去済み]
事件: 2
インド洋沿岸部に第3天体となるSCP-XXXX-JP-3が墜落した。“UCACC”により衝突から約2時間後に回収されたが、SCP-XXXX-JP-3はすでに海水により全体の約8割が液状化したとみられ、“UCACC”は財団に、最低3か月の生物実体の捜索願を出した。財団はこれを承認し、結果SCP-XXXX-JP-█~SCP-XXXX-JP-██までの、計██体の生物実体を捕獲した。
その他のSCP-XXXX-JP墜落に関する情報
[SCP-XXXX-JPの捜索、および回収管理権がUCACCに移行されたことに伴い、データはすべて“UCACC”管理下に転送されました。閲覧には、UCACC管理局によるクリアランスが必要です。]
補遺: 1
20██年/6月/8日、メキシコのユカタン半島付近にて、考古学者の研究グループが未知の鉱物を発見した情報を財団エージェントが入手しました。調査の結果、研究グループの発見した鉱物はSCP-XXXX-JPが液化した後残す石片と酷似していました。研究グループにはCクラス記憶処理が適応され、現在も周辺の調査が続いています。
補遺: 2
現在、SCP-XXXX-JPは第16天体8まで衝突が確認されています。財団は、“UCACC”と共同でSCP-XXXX-JPの発生源や軌道の調査、封じ込めに必要なプロトコル制作への方針を定めました。
対SCP-XXXX-JPに関するプロトコル
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- portal:6571526 (02 Jul 2020 11:32)
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