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出典: SCP-𝕐
著者: CityToast
リビジョン: 第 15 版
SCP-𝕐 - Cannibalistic Mathematics
SCP-𝕐 - 共食い算
concept euclid infohazard mathematical meta scp
概念 euclid 情報災害 数学 メタ scp
著者コメントより: RGU-𝕐 システムの様式は Croquembouche の Turbo Vision theme から直接引き出したものです。フォントに関しては、原文の欧文フォント PxPlus IBM VGA8 に加えて和文フォント k8x12 (のサブセット)を使っています。
内容に矛盾しないよう、漢数字を含めた数字を使わないように訳す必要がありました。確認はしましたが、見落としがあればご報告ください。
⚠ SCP-𝕐 is registered as a Class F Infohazard. Proceed with Caution.
⚠ SCP-𝕐 はクラス F 情報災害として記録されています。注意して続行してください。
Attempts to access this file from any system not compatible with Numsafe RGU-𝕐 protocol will be automatically rejected and logged.
Numsafe RGU-𝕐 protocol と互換性の無い任意のシステムから当ファイルにアクセスする試みは自動的に棄却され、ログに記録されます。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3669169 (31 May 2018 15:08)
目に付いた点を幾つか。
本質的に基底現実に紐づけられています
▷基底現実と不可分に結びついています
「的に」は実際良く使ってしまうものですが、噛み砕くに越したことは無いと思います。
実用し得ないような
▷実用されないであろう
得ない(可能)のニュアンスが原文には無いように思いました。
真に部分的な構成要素
▷構成要素となる数字
"真に部分的な"の出所が分かりませんでした。
g の終端に "th" を加えて序詞とした。
▷g に接尾辞 "th" を加えて序数とした。
ordinal numberは「序数詞」もしくは「序数」。「序詞」だと古文用語を指すのではないかと。
[10:32修正]
序詞ではなく数値そのものに影響するようだ。
▷基数性とは無関係に数値そのものに作用するようだ。
cardinalityは「『基数なのか序数なのか』という性質」を指していると判断しました。「基数性・序数性とは無関係に~」といった処理も意訳の範疇に入ると思います。
もっと驚異的に複雑だが、踏み込んで他の数を SCP-𝕐 に曝すリスクを負うのは躊躇われる。
▷実際はそれよりも遥かに複雑だが、詳細に言及して他の数を SCP-𝕐 に曝すリスクを負うのは躊躇われる。
「驚異的に」を副詞として使うのは不自然に感じました。
details(詳細)が抜けているように見えました。
返事が遅れました.ご査読ありがとうございます.
原文への忠実さを欠いていました.「構成要素」と直しました.
後に「数字」よりも「桁」とした方が分かりやすいかと考え,「構成要素となる桁」にしてあります.
それ以外の点はご指摘通り修正しました.今度とも精進してまいります.
こう書いたほうが自然だったり、原文のニュアンスが読み手に伝わりやすくなったりしそうだと思うものを載せます。合っているかどうかは全然わかりません。
++ Numsafe RGU-𝕐 protocol と互換性の無い任意のシステムから当ファイルにアクセスする試みは自動的に棄却され、ログに記録されます。
++ Numsafe RGU-𝕐 プロトコルと互換性の無い任意のシステムから当ファイルにアクセスする試みは自動的に棄却され、ログに記録されます。
<p>当異常に関連するドキュメント中では、数、序数、または特定の有限値を表す言葉を使ってはいけません。SCP-𝕐 には、攪乱クラスやリスククラスなどの記録を目的したものを含め、あらゆる数表示による指標を割り当てません。これには標準のナンバリングも含まれ、それについては「黒板太字の大文字 Y」(𝕐) と表される Unicode 文字に置換されました。</p>
<p>当異常に関連するドキュメント中では、数、序数、または特定の有限値を表す言葉を使用してはなりません。SCP-𝕐 には、攪乱クラスやリスククラスなどの分類を目的とする場合を含む、いかなる数値指標も割り当てられません。これには標準のナンバリングも含まれ、「黒板太字の大文字 Y」(𝕐) と表される Unicode 文字に置換されています。</p>
<p>当異常に関する情報は、RGU-𝕐 システムと呼ばれる特別に構築された非数値符号化システムおよびレンダリングエンジンを利用するための仮想ソフトウェア匣内に保存する必要があります。このシステムは、代替テキストないし非テキストの方法による収容を専門とする情報災害収容サイト-♃ に設置されます。</p>
<p>当異常に関する情報は、RGU-𝕐 システムと呼ばれる特別に構築された非数値コーディングシステムおよびレンダリングエンジンを利用するための仮想ソフトウェアボックス内に保存する必要があります。このシステムは、代替テキスト方式ないし非テキスト方式による収容を専門とする情報災害収容サイト-♃ に設置されます。</p>
<p>SCP-𝕐-A が存在しないことについての知識は社会において監視されます。SCP-𝕐-A が存在しないことを発見した人物には記憶処理を行ってください。露見した食い違いを隠蔽するため、ミーム的文章阻害 ("<a href="http://scp-jp.wikidot.com/numbers-lie">ミプサム</a>") の使用が許されます。</p>
<p>SCP-𝕐-A の不存在に関する知識は一般社会で監視の下にあります。SCP-𝕐-A の不存在を発見した人物には記憶処理を行ってください。露見した矛盾を隠蔽するため、ミーム的文章阻害 ("<a href="http://scp-jp.wikidot.com/numbers-lie">ミプサム</a>") の使用が許されます。</p>
<p>SCP-𝕐 は数を要素に持つ有限集合です。SCP-𝕐 の最も的確な定義は概ね「存在しない数全体の集合」というものです。</p>
<p>SCP-𝕐 は数を要素に持つ有限集合です。SCP-𝕐 の最も正確な定義は概ね「存在しない数全体の集合」というものです。</p>
<p>SCP-𝕐 の存在は基底現実と不可分に結びついています。RGU-𝕐 の異常な効果は、それに任意の数が関連付けられた際に顕在化します。数が SCP-𝕐 に曝された場合、その数は当該の集合に追加され、存在しなくなります。存在しなくなった数は、計算や表記だけでなく概念化することも不可能になります。人間の意識がしばしば不随意に<a href="http://scp-jp.wikidot.com/scp-3930">欠けたデータを埋める</a>ことから、この失われた数は容易に見落とされます。ただし、欠落した数の発見は何らかの精神的緊張を誘発するため、可能であれば回避するべきです。</p>
<p>SCP-𝕐 の存在は基底現実と不可分に結びついています。RGU-𝕐 の異常な効果は、任意の数が RGU-𝕐 に関連付けられた際に顕在化します。数が SCP-𝕐 に曝された場合、その数は当該の集合に追加され、存在しなくなります。存在しなくなった数は、計算、表記、そして概念化までもが不可能になります。人間の意識がしばしば不随意に<a href="http://scp-jp.wikidot.com/scp-3930">欠けたデータを埋める</a>ことから、この失われた数は容易に見落とされます。ただし、欠落した数の発見は何らかの精神的緊張を誘発するため、可能であれば回避するべきです。</p>
<p>非公式および公式の実験を通じて発見されたように、SCP-𝕐 の曝露の影響にはある程度の制限があるものと思われます:</p>
<p>SCP-𝕐 の曝露の影響には一定の制限があると見られることが、非公式および公式の実験を通じて明らかになっています。</p>
<ul><li>ある数が <span class="mathletter">g</span> のように数字によらない記号を与えられていた場合、SCP-𝕐 は元々の数値には影響を及ぼしますが、記号そのものはその影響を受けません。</li>
<ul><li>ある数が <span class="mathletter">g</span> のように数字以外の記号を与えられていた場合、SCP-𝕐 は元々の数値には影響を及ぼしますが、記号そのものは影響を受けません。</li>
ジョージア州アトランタで夏季オリンピックが開催された年に、SCP-𝕐 は有名な数学者███████・███によって初めに理論付けられました。カルガリー大学数学科で配布された数学の小論文において、███博士は以下のように説明しています: </p>
SCP-𝕐 は、ジョージア州アトランタで夏季オリンピックが開催された年に、著名な数学者である███████・███によって初めに理論付けられました。カルガリー大学数学科で配布された数学の小論文において、███博士は以下のように説明しています。</p>
宇宙は、物理法則によって表されて数学によって計算される、ルールに従う。有限なもの全ての集合が存在する…エンパイア・ステート・ビルディングが持つ原子の総数に、海岸での波が衝突する間隔。存在するものの可算集合が無数にあるのなら、存在しないものの可算集合もあるということだろう。</div>
宇宙は、物理法則によって表されて数学によって計算される、ルールに従う。エンパイア・ステート・ビルディングが持つ原子の総数に、海岸での波が衝突する間隔。ありとあらゆる可算集合が存在している。もし、存在するものの可算集合が無限にあるならば、それは存在しないものを含む可算集合が存在するという理由にもなる。</div>
<p>実験は次の手順からなります: </p>
<p>実験は次の手順からなります。 </p>
<p>入力: ある数 <span class="mathletter">gg</span> の全ての桁を並べたすぐ後に別の数 <span class="mathletter">hh</span> の全ての桁を並べてつなげ、数 <span class="mathletter">gghh</span> を得る。<span class="mathletter">gghh</span> を SCP-𝕐 に給餌し、他の数は給餌しなかった。</p>
<p>入力: ある数の全ての桁 <span class="mathletter">gg</span> を並べたすぐ後に別の数の全ての桁 <span class="mathletter">hh</span> を並べてつなげ、数 <span class="mathletter">gghh</span> を得る。<span class="mathletter">gghh</span> を SCP-𝕐 に給餌し、他の数は給餌しなかった。</p>
<p>入力: <span class="mathletter">g</span> の終端に "th" を加えて序数詞とした。 <span class="mathletter">g<sup>o</sup></span> が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>入力: <span class="mathletter">g</span> に接尾辞 "th" を付記して序数詞とした。 <span class="mathletter">g<sup>o</sup></span> が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>入力: 数や数詞を用いない説明を <span class="mathletter">g</span> に与えた。非常に長いその説明が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>入力: 数や数詞を用いない説明を <span class="mathletter">g</span> に与えた。非常に長大な説明が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>入力: ある D クラス職員に巨大な数 <span class="mathletter">g</span> を割り当てた。録音音声を数時間流すことで、D-<span class="mathletter">g</span> にこれが新しい番号であることを意識させた。<span class="mathletter">g</span> が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>入力: ある D クラス職員に巨大な数 <span class="mathletter">g</span> を割り当てた。数時間にわたる録音を通じて、D-<span class="mathletter">g</span> にこれが新しい番号であることを把握させた。<span class="mathletter">g</span> が SCP-𝕐 に給餌された。</p>
<p>SCP-𝕐 の初期収容にあたって、財団の職員は標準のナンバリング、を割り当てた。収容ファイルにこの数が追加されていないから安全だと考えてだ。間違いだった。</p>
<p>SCP-𝕐 の初期収容にあたって、財団の職員は標準のナンバリング、を割り当てた。収容ファイルに番号が追加されない限りは安全だと考えてだ。その職員は間違っていた。</p>
<p>この数が存在しなくなって、短時間に世界中で大規模なインフラが停止した。財団の情報技術対応チームはその数の不在をコンピュータに気付かれないよう、要は…全部上か下に丸めるようなアルゴリズムを作って、早期に多くのシステムの機能を回復させた。実際ははそれよりも遥かに複雑だが、詳細に言及して他の数を SCP-𝕐 に曝すリスクを負うのは躊躇われる。</p>
<p>この数が存在しなくなって、短時間に世界中で大規模なインフラの停止が発生した。財団の情報技術対応チームはその数の不在をコンピュータに気付かれないよう、要は…全部上か下に丸めるようなアルゴリズムを作って、早期に多くのシステムの機能を回復させた。実際はそれよりも遥かに複雑だが、詳細に言及して他の数を SCP-𝕐 に曝すリスクを負うのは躊躇われる。</p>
<p>これは上手くやっているが、完璧な解決策ではない。は失われて、毎日そのアルゴリズムが穴にパッチを当てている所為でシステムエラーや丸めの問題が世界中のコンピュータシステムで起きている。電卓や携帯電話から核兵器の格納庫まで、あらゆるもののクラッシュと誤作動。この数の欠落を片づけるには数学者と技術者の終日の作業が求められる。</p>
<p>これは上手くやっているが、完璧な解決策ではない。は失われて、アルゴリズムが毎日穴にパッチを当てている所為でシステムエラーや丸めの問題が世界中のコンピュータシステムで発生している。電卓や携帯電話から核兵器貯蔵庫に至るまで、あらゆるものがクラッシュしたり誤作動したりする。数の欠落を一掃するには数学者と技術者のチームによる不眠不休の作業が必要だ。</p>
(おわり)
サンドボックス3オペレーターです。
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