
収容直後のSCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、ケイディ・フィリップス社製汎用ガイノイド「KDF-510-NE」以上の処理能力を持った電算機器内に記憶し、サイト内の収容区画に収容してください。クリアランスレベル4以上の職員またはその許可を得た職員は、実験または機器のメンテナンスにおいてのみ、SCP-XXX-JPを記憶している機器とその他のインターネットに接続していない機器との接続が許されます。SCP-XXX-JPは現在、インターネットに接続する機能を取り除いたケイディ・フィリップス社製小型ガイノイド「KDF-1103-LE」内に収容されています。
説明: SCP-XXX-JPは一般的な8~12歳程度の女性に近い思考能力を持つプログラムです。当時GOCの構成員であった██氏が所有していたケイディ・フィリップス社製汎用ガイノイド「KDF-510-NE」内に存在していました。██氏が財団にSCP-XXX-JPの収容を求めたため、対象の収容に至りました。
SCP-XXX-JPは自己を電気的及び電波的に接続された外部機器に転送できます。これはSCP-XXX-JPが自ら転送を望んだ場合のみ可能であり、ストレージ内のデータをハッキングして外部から転送処理をすることはできません。転送後、以前SCP-XXX-JPが記憶されていた機器にデータは残りませんが、接続が保たれていれば再びその機器に転送を行うことは可能です。SCP-XXX-JPは財団に協力的ですが、当初対象が記憶されていたケイディ・フィリップス社製汎用ガイノイド「KDF-510-NE」より処理能力が劣る電算機器及び人型以外の機器への転送は拒みます。
補遺1:
インタビューログ:
補遺2:
インタビューログ: 以下の記録におけるオブジェクトと対象の接触は新山研究員たっての希望および、オブジェクト自体にさほど危険性がなく、その収容の安全性に大きな影響がないとして了承されました。
私は本当に信じていたのです。結局、私だけが熱くなって、空回りしてしまった。眩しすぎる真実の愛に目が眩んで、私たちがしているのが"こんな仕事"であるということをいつのまにか忘れていました。私への一番の罰はDクラスへの降格などではなく、信じていた彼らに裏切られたことです。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3417675 (02 Jun 2018 09:52)
出典はこちらです。
出典: https://pixabay.com/photo-972730/
ライセンス表記: CC0 Creative Commons
ポイントは「組織の理念と心情に挟まれるGOC職員」というところでしょうか。それ自体はいいのですがオブジェクトがあからさまに可愛くつくられたものというのが引っ掛かりました。もっと「こんなのでも俺は愛してるんだ!」感と言いますか、可愛いから可愛がる感を弱めるとそれがより色濃く出せると思います。
またオチのような文言を報告書に記すのは違和感があります。インタビュー記録内で言及するようにするといいと思います。
ありがとうございます。
オブジェクトの精神年齢を少し上げ、多少反抗的にしました。
オチの文言を削除し、別の文章に書き替えました。
また、以前の画像が権利的にグレーな感じのものだったので別のものに変更しました。
出典: https://pixabay.com/photo-1981992/
CC0 Creative Commons
度々申し訳ございません。このひとつ前の画像もなんらかのキャラクターの版権フィギュアである可能性を考え、また、自分のイメージ上こちらの画像の方がよりふさわしいと考え画像を変更させていただきました。
出典: https://pixabay.com/photo-2676698/
CC0 Creative Commons
記事の時間軸ではわかりませんが、現実世界ではアンドロイドがそこまで普及していないので、何をもってして標準的とするかが(現在の我々からは)わかりにくいですね。ペッパー君でも良いのでしょうか? 標準的というのは時間によって移り変わるので、処理能力にこだわるならば、電算処理に関わる具体的な数値を出せば良いのではないでしょうか。
内蔵だと思います。
内容としてはややありきたりに思えました。自我のあるAIという異常性は新奇性に乏しく、またストーリーラインも発見経緯から容易に予測できてしまいました。また、AIにまた会えると嘘をついたり、最後に██氏に端末を手渡したりする意図が読めません。██氏に至っては記憶処理をすれば良いだけであり、AIについても特に悪さをしないのであれば何も教えなければ良いだけでしょう。(AIが少女的であるというのも既視感を加速させます)
ストーリーで魅せるのならば、もっと練られたものが必要ですね。
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誤字・矛盾点の指摘などありがとうございます。
について、当初は「現代の」と付けていましたが、前回の修正時に「書いている研究員や財団職員から見ると現代とは書かなくてもわかるのでは?」と消してしまいました。確かに今のままでは「どのくらいの?」となるので、具体的な基準を検討いたします。
次に異常性に関しては、これはストーリーありきのもので最初から考えていたのでオブジェクト自体に新規性・奇抜さなどは想定しておりません。
ストーリーラインについて、自分が書きたかったのは「新人職員が財団らしくないことをしたせいで痛い目を見る」というものです。
██氏に偽の端末を渡したシーンに関しては、自分がこの記事を考えた際、一番に思い浮かんだシーンであるため不自然さは感じましたが入れてしまいました。シーンを残すか、矛盾をなくすか検討してみます。
また、AIに嘘はついていません。新山研究員が試したことが失敗だったため、AIは鬱になり、新山研究員は謹慎処分となりましたが、新山研究員の試みが成功していれば██氏をEクラス職員として迎えるつもりでした。とはいえ、確かに現状の文章では非常に読み取り辛いため、ここを読み取りやすくなるよう工夫を検討します。
長々と申し訳ございませんでしたが以上です。ありがとうございました。
メタタイトルの変更を行いました。
これは、オブジェクトが██氏に色々なことを教わったこと、また、新山研究員が財団職員という立場がどういうものなのかこのオブジェクトに関わったことから教えられた。という意味を込めての変更です。
また、オブジェクトのことをより「かわいい」と思っていただき、後のラストの絶望感を上げるため、オブジェクトの精神年齢を初稿と同程度まで低下させました。
GOCが「らしくない」のがテーマなのと舞台が近未来であることは興味深いですが、財団の対応が気になりました。
まずオブジェクトクラスは意志を持った存在という時点でSafeではなくEuclidにしたほうがいいと思います。
収容プロトコルには黒塗りを使うべきではありません。黒塗りでは担当者が収容できないからです。近未来なら架空の社名でもいいと思うので、何か入れるか、または黒塗りがすべて説明欄に来るようにすべきかと思います。
最後の研究員の行動ですが、理由がわかりませんでした。なぜわざわざ収容対象の精神を不安定にさせるような試みをしたのでしょうか? 記憶処理装置を渡さなければならない動機付けの表現が足りてないように思えます。「書きたいことだけ書いた」ような記事になっていないかを見直してみてはどうでしょうか。
またオブジェクトと発見者のクロスインタビューなどというリスキーな試みを、研究員が上司の監視もなしに、しかも記憶処理装置を独自の判断で持ち込めるような管理体制で財団が行うのはらしくないと感じました。
まず、コメントしていただきありがとうございます。
オブジェクトクラスに関しては本来であれば意思を持つ存在はEuclidとなることが多いというのは存じ上げておりますが、SCP-650-JPのように財団に協力的であったり、SCP-1370のように危険性の無いオブジェクトであれば本来付与されるべきものより低いオブジェクトクラスが与えられる前例があります。このオブジェクトは財団に協力的且つ、危険性もほぼないと言えるため、Safeクラスとしました。
収容プロトコルの黒塗りの件は検討いたします。
研究員の行動や財団の対応について、確かに自分が書きたいものを優先しすぎた面があると思います。自分が書きたかったのは「自らの良心に従って暴走した愚かな新人職員が結局全て台無しにしてしまう」ストーリーだったのですが、財団が職員の暴走を許す理由が「オブジェクトに危険性がないから」程度の曖昧なものしか思い浮かばず、財団の対応がおかしなものになってしまったように感じます。書きたいものと財団らしさの折り合いをどうにかしてつけることを検討します。
以上、ありがとうございました。
この下書きでのエントリーを断念し、別の下書きで再エントリーすることにいたしました。ありがとうございました。